新潟県の山古志の「牛の角突き（2023年10月22日開催）」の撮影にカメラ携え行ってきたたので、そのレポートです。古志闘牛場へのアクセスや駐車場事情、どこから撮影したら良いか、初めてだとわからないことも有るので、その辺も合わせてご紹介します。
肝心の撮影ですが・・・惨敗です！しかし迫力ある牛の取り組みはさることながら、場内の露店の食べ物や山古志の景色も楽しめ大満足、行って良かったです。これから秋の北陸地方への旅行・紅葉狩りを検討している方にも合わせて訪れて欲しいおすすめのスポットです。
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山古志闘牛場へのアクセスと駐車場
▲ 約400台駐車可能なスペースは、結構広々。綺麗な仮設トイレも完備されており、会場前での待機もも安心です。もちろん闘牛場内にもトイレはあります。
▲ 越後交通の「山古志 闘牛大会シャトルバス」が長岡駅東口から運行されています。詳しい運行状況は越後交通のサイトでご確認願います。
駐車場から闘牛場までの道のり
闘牛場は小高い場所にあり、起伏に富んだ地形の山古志らしさを感じます。
▲ 10時からチケット販売開始で金額は大人１人2500円でした。駐車場から坂を上がったところに販売所があります。チケットは出入りの際に必要です。
私は結構早めに到着してしまったのですが、試合以外も楽しめるので以下に紹介します。
▲ チケット売場から闘牛場までの坂道。道中に山古志の歴史を感じるパネルが展示されています。坂道をテンポよく登ればは運動不足解消になるかもしれません。
▲ 当日は座面が雨に濡れていたせいか、親切にタイルマットを貸して下さいました。これはとても有り難かったです。帰る際に返却します。
ちなみに私がいつもバッグに入れているのがこちらの折りたたみマット。最近はホームセンターのアウトドアコーナーでも良く見かけます。座るだけでなく、上に機材を置いたりと意外と役に立ちます。
▲ 高齢で引退した牛さん。人間だと80歳くらいらしいですが、それでも立派な体格です。
▲ とても穏やかなので、一緒に記念撮影される方も多数。また勢子さんが近くにいらして、色々とお話を聞けたりします。なんだかんだで時間が経ち、そろそとお腹も空く頃に。
食事はどうする？〜闘牛場で現地調達がおすすめ
昼食どうする？
会場で食べるのも楽しみの一つかと。
場内に食堂はありませんが、露店で食べ物の販売がありました。私はキャンプ場の朝食でお昼分も食べてしまい非常なピンチ状態・・・でも食事の販売が充実していて助かりました。
▲ この日は露店で「牛串焼き」や「すじ煮込み」、「焼きそば」が、建物内では「おにぎり」や「おこわ」が販売されておりどれも美味しそうで迷います。その他地場産品の販売もありました。
▲ おにぎりと汁物の組み合わせは鉄板ですよね。「闘牛おにぎり」と「牛すじ煮込み」の選択は大正解。おにぎりは新米、煮込みの肉量大で満腹幸せモードに突入です。胃が満たされ過ぎ、試合開始前に睡魔に襲われました。
飲食物の持ち込みも禁止ではない様で、中にはクーラーボックス持参で本確定に飲みに入って楽しむ方も。シャトルバスの場合は大変なので、食べ物・飲み物は基本会場で調達した方が楽だと思います。
会場の様子と観戦（撮影しやすい）場所は？
円形劇場タイプで段差も有るのでのでどこからも十分観戦可能です。
▲ 一番早く席が埋まるのが矢印で示した部分のメイン観客席です。牛同士の迫力ある闘いを正面から見届けることが出来ます。最前列で砂、泥がかかることが有れば、それはご愛嬌。但し、柵スレスレまで牛が来ることが有るので、カメラがやられない様に注意が必要です。あくまでも自己責任で。
私はメイン観客席のちょうど反対側から観戦していたのですが、こちらからだと勢子の背中を見ながら観戦することが多くなります。
▲ 普通に観戦するなら後ろ側からでも十分楽しめます。但し、写真を撮る場合は、勢子の背をみながらのシーンも良いものですが、フレーム内で牛の姿が隠れてしまうことも多いです。牛の動きを中心に撮りたい方は正面か側面（牛の入場口付近）が良いでしょう。
▲ 闘牛場の様子。一部工事中でした。柱のアンカーベースらしきものが出来ていたので、屋根付きの立派な観覧席が出来るのでしょうか？尚ペット同伴可能の席もありました。
▲ 2階観客席の様子。やはり１階席の方から早く埋まっていました。全体の動きを見渡したいなら２階席ですね。
▲ 牛の入場はここから。
▲ 試合開始前の12時20分の様子。今までの曇り空が嘘のような晴天に！お客さんも結構入って賑やかです。重さ１トン近くの牛が暴れるので、車のガードレールの支柱の様なパイプです。
▲ お清め、そして試合開始。
▲ 序盤は若い牛の試合になりますが、それでも迫力十分。実況解説も逐次あり、初めての方でも十分楽しめます。
丁寧な解説で分かりやすかった。
▲ 午前中の雨でぬかるんだ土でしたが、それも逆に迫力がありました。
▲ 角同士がぶつかり合いは、音も迫力があり。
▲ 最後は必ず引き分けで終了。興奮状態の牛を諫める勢子の動きも一件の価値ありです。油断は許されない緊張の瞬間でもあります。
まとめ
▲ 観戦終了後、闘牛場の坂道から見えた景色。まだ紅葉手前ですが、山は白く季節の移り変わりを感じました。
本当は流し撮りで動きの有る写真を撮りたかったのですが、無難に静止画でまとめてしまいました。牛の動きは結構早く、動きを止めて撮るならそこそこのシャッタースピード（最低1/800程度）を要します。牛の動きを間近に見れるのも山古志闘牛の魅力なので、最前列から撮るなら長いレンズは必要なし。部分的なクローズアップを狙わなければ望遠側300㎜も有れば十分でしょう。
今年も残すところ千秋楽のみ。リベンジで再び行ってみようかとお出かけプランを作成中です。紅葉も綺麗な時期でしょうし、皆様も機会があったら是非観戦におでかけしてみてください。
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