タイムラプス撮影時、筆者の場合一回の撮影枚数は最低900枚以上に。画像ファイル数が膨大になり過ぎSDカードも直ぐに満杯・・・現場での撮影データの保管場所には毎度の事ながら困っております。
今回はそんな時の救世主、ポータブルHDDではなくSanDisk(サンディスク)のポータブルSSD Extream Pro(エクストリームプロ)1TBの登場です。
実際使用してみて転送速度も早くかなり満足でしたのでレビューしていきたいと思います。
※本記事はアフィリエイトプログラムを利用しています。EC事業者等から購入実績などにより手数料を受領しています。
SanDisk SSD エクストリーム プロ SDSSDE80-1T00-J25のスペック
- 容量・・・・・・・・・・1000GB(1TB)
- 転送速度・・・・・・・・最大1050MB/秒(シーケンシャル読み取りパフォーマンス)
- 重量・・・・・・・・・・77.1g
- サイズ・・・・・・・・・W57.34mm xH110.26mm x D10.22mm
- インターフェース・・・・USB3.1 ( Gen2 )
- 防塵防滴性能・・・・・・保護等級 IP55 相当
文句のつけようの無い万全のスペック。
その中で、本体5年間保証なのに対し、データ復旧ソフトの使用期限が1年間のみ。データレスキューソフトは5年間使わせてくれないのですね・・・
とにかく優れたポータブル性
少し以前のモデルのポータブルHDDですがLaCie(ラシー)2TB Porsche Design P‘9227 USB-Cと並べてみました。
とにかく小さい!
スペック上の耐衝撃性は最大 1500Gと謳われているので通常の生活で落下させる位では問題なさそう。過信は禁物ですが、HDDだと持ち歩きに気を使うのでこの気軽さは嬉しいですね。
USB Type-C
やはりUSB Type-Cは差込が簡単で使い勝手が良いですね。最近は筆者の周辺機器もType-Cが多くなっており、もうType-Aには戻りたくない自分です。
ケーブルは”Type-C to C”と”Type-C to A”の2本が標準で本体に付属していますのでType-Aでの使用する場合も問題ありません。
速度を検証してみる
ベンチマーク
それでは一番肝心な転送スピードをチェックしましょう!
定番のMac版CrystalDiskMarkの AmorphousDiskMarkで測定。 USBケーブルは本体に付属の”Type-C to C”を使用。
数値的には良好でと言えます。
ただ前モデルSDSSDE60-1T00-J25(読み取りパフォーマンス最大550MB/秒タイプ)との差が気になるところ。ランダム4K読み込みで大きな差がなければ、実用上は前モデルでも使用上の問題はない場合も考えられます。
追加で2台目が必要な場合は安価な前モデルSDSSDE60-1T00-J25を購入するつもり。
実データの転送
次は実際のデータ転送がどの様な感じかSSDとHDD以下の条件でテストしてみました。
もちろん結果はSanDisk SSDの圧勝なのですが、HDDで外れを引いた可能性も否定出来ない結果に。
SanDisk SSD エクストリーム プロ SDSSDE80-1T00-J25の場合
<テスト条件>
- MacBookPro 13inchi(2018)→SanDisk Extream SSD Proへデータコピー
- デジタル一眼カメラ SONY α7ⅢRAWデータ 1000枚
- 転送データ量合計;49.22GB
タイムラプス撮影で貯まった1000枚のRAWデータ(約50GB/枚)をMacBookProからSanDisk SSDに移動させます。これポータブルHDDだと結構時間がかかるんですよね。
さて結果は↓↓↓
結果
50.08秒!
これだけ早いと全くストレスを感じません。
常用の外付けHDDとしての使用決定です。
LaCie 2TB Porsche Design P‘9227 USB-Cの場合
上記と同じ1000枚のデータをLaCieのポータブルHDDに転送してみたところ、
さて結果は?
結果
08分03秒!
残念、約10倍弱の大差をつけられ完敗。永遠を感じるコピー時間でした・・・
因みにこちらのHDDのベンチマークは↓↓↓
(参考)MacBookPro 13インチ(2018)のSSDベンチマーク
参考までにMacBook Proの内蔵SSDの速度がどれくらいかテストしました。
これはやっぱり早いですね。
まとめ
今回テストしたSanDisk SSD エクストリーム プロ SDSSDE80-1T00-J25はめっちゃ使える印象!
残る心配は耐久性。国内正規品は5年の製品保証とは言えデータの安全が第一、こまめなバックアップが必要なのは言うまでもありません。
SanDiskのSDカードで今までトラブった経験はないのでその辺は信頼しています。まあこれで何かあったら諦める気持ちですかね。
現場でのデータ保護に手放せない一品になりそうです。
コメント