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OM-D E-M1 MarkIII・LUMIX G9 Proどっちを選ぶ?外観〜基本性能の比較編

フォト造りTools

マイクロフォーサーズのフラッグシップモデルOLYMPUS(オリンパス) OM-D E-M1 MarkIIIとPanasonic(パナソニック) LUMIX DC-G9(G9 Pro)、魅力的な両機種、どちらを選ぶか迷ってしまいますよね。
今回はこれら2機種の外観〜基本性能の違いについてチェックしていきたいと思います。

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基本スペック比較

G9 Proよりも一回りコンパクトなE-M1 MarkIII


E-M1 MarkIIIDC-G9
サイズ134.1×90.9×68.9 mm136.9×97.3×91.6 mm
重 量504 g586 g

両機を並べてみるとE-M1 MarkIIIG9と比べて一回り小さいですね。

しかしながらG9は無駄に大きい訳ではなく使い勝手に配慮したサイズなのです。

DC-G9の素晴らしいグリップ感

左;E-M1 MarkIII 右;DC-G9
E-M1 MarkIII
DCーG9

筆者は身長166cmの小柄で手が小さめ。正直E-M1 MarkIIIでも十分握り易いのですが、G9はさらに余裕のあるグリップ感で手にしっくりと馴染む感じ。
この辺は個人差があるところなので実機に触れて判断することを強くオススメします。

E-M1 MarkIII
DCーG9

写真では分かりづらいですがサムレスト(親指レスト)の部分もDC-G9の方が余裕があります。

DC-G9 軍艦部のステータスLCDの安心感

左;E-M1 MarkIII 右;DC-G9

G9は軍幹部に「ステータスLCD」が搭載されておりカメラの設定状態が一目で判るようになっています。
最近の一眼カメラでは小型化優先軍幹部の表示パネルは省略される傾向があるのですが、やはり有るのと無いのとでは大違い。
「ああ、君ここに居てくれたのか」的な安心感を感じさせてくれる佇まいです。

ステータスLCD

上位機種には軍艦部に表示パネルが思ってしまうのは古い考えでしょうか・・・
まあ実際は無くても問題なく撮影は出来てしまうのですが。

それとG9では電源スイッチがシャッターボタン部に配置されています。
『電源ON』→『各種補正』→『レリーズ』→『電源OFF』の一連の撮影手順が右手だけで完結できるボタン配置になっています。

E-M1 MarⅢではモードダイヤルに「B」が追加

左;E-M1 MarkIII 右;DC-G9

E-M1 MarⅢではモードダイヤルに新たにBの表示が追加。ライブコンポジット・ライブバルブ・ライブタイムにアクセスしやすくなり星撮り派には便利。

DC-G9のファインダーは実に巨大

左;E-M1 MarkIII 右;DC-G9
E-M1 MarkIIIDC-G9
ファインダー形式液晶約236万ドット有機EL(OLED)約368万ドット
ファインダー視野率100100
ファインダー倍率1.48倍1.66倍

G9にはシアター最前列宜しく的な巨大アイカップがそびえています。
この巨大アイカップ越しに覗く有機ELファインダーも実に巨大で、映画のスクリーンに例えればIMAXクラスかも(言い過ぎか)!
巨大アイカップ故に誇りが付着しやすいのがたまにキズですが、ファインダーを重視する方にはG9がイチオシ。

一方でファインダースペック的には劣ってしまうE-M1 MarkIII。初代E-M1からの進化が無いのも若干残念な見方もあるかもしれません。
フォローする訳では無いのですが、筆者にとってはE-M1 MarkIIIのファインダーも十分なスペック、G9は大きすぎて見渡すのが大変で宝の持ち腐れ感も。
(※但しG9ではファインダー倍率0.83/0.77/0.7倍の3段階での切替が可能)
ファインダーの大型化や高スペック化はバッテリーライフにも影響してきますしね。

液晶モニター

E-M1 MarkIIIDC-G9
液晶モニター3インチ104万ドット3インチ104万ドット
モニター角度バリアングルフリーアングル

両機種と液晶モニターの性能は最近のミラーレス一眼のスペックよりも大人し目の印象。ただし104万ドットでも実際の撮影で困ることは無いというのが個人的な感想です。

E-M1 MarkIIIにマルチセレクターが搭載

E-M1 MarkIII

フォーカスポイントを手動で変えながらの撮影が多い筆者には非常に重要なマルチセレクターE-M1 MarkIIIに搭載されたのは嬉しい限り。フラッグシップクラスには絶対欲しい機能なのに今まで搭載されていなかったのが不思議なくらい。

DC-G9
サムレストの親指位置から簡単にセレクターにアクセス可能

マルチセレクターの位置はG9の方がアクセスし易いです。
親指を左にシフト、そこには待ってましたとばかりにマルチセレクターが鎮座しています。

しかしここでちょっと問題が、G9のマルチセレクターは斜め入力が出来ないのです!!!
慣れれば問題無いのですが正直初めはびっくりでした。

両機ともダブルSDカードスロットで◎

E-M1 MarkIII

G9は両方のスロット共にUHS-II対応。
一方のE-M1 MarkIIIはスロット1のみUHS-II対応になっています。

4K動画をガンガン撮る方はG9の方が快適ですね。

DC-G9

両機ともスロットカバーには防水シーリングがしっかりと施されています。
ちなみにSDカードスロットのカバーはG9の方がジェントルで開きやすく感じました。

防塵防滴・耐低温性能

E-M1 markⅢDC-G9
防滴◯ 保護等級IPX1
耐低温◯ -10°◯ -10°

両機種ともフィールド撮影用途も想定しているので防塵防滴設計になっています。他メーカーでの「防塵・防滴に配慮した構造」というやんわりとした文句ではなく、しっかりと防塵防滴が謳われているのは心強い限り。

もちろん過信と過大な期待は禁物ですが、E-M1 markⅢでは保護等級IPX1(※1)であることを公表されており一眼カメラでは結構珍しいですよね。

筆者はオリンパス歴が長いのですが、上位機種を降雨の中使用し機材がショートした経験は幸いありませんでした。IPX1は大まかには水滴レベルでの保護性能なのですが、実際は少し上のランクの防滴性能に感じます。

電源周り

E-M1 markⅢDC-G9
最大撮影枚数
(静止画)
標準;420枚
低消費電力撮影モード:900枚
モニター時:約380枚
ファインダー時:約360枚
省電力ファインダー撮影設定時
約890枚
充電器付属付属
USB充電
USB給電

バッテリー

G9付属充電器DMW-BTC13
USB typeBケーブルを使用するタイプ

E-M1 MarkⅢ付属充電器BCH-1
付属の電源メガネケーブルを使用するタイプ

筆者の場合カメラを買う際に以外と重視するポイントがバッテリーライフや電源周り。両機種とものに大型のバッテリーを使用していてレフ機と比較してしまうと酷ですが、まあなんとか許容範囲と言う感じです。
ソニーのα7Ⅲ(液晶モニター使用時:約710枚)位まで撮れれば最高なのですが。

USB給電には要注意

動画やタイムラプス撮影で重要なUSB給電ですが、両機種とも全てのモバイルバッテリーが使用可能な訳ではありません。

DC-G9の場合

メーカーの資料を確認すると

付属のUSB接続ケーブルを使って、本機をACアダプター(付属)やパソコンに繋ぐと、バッテリーの消費を抑えて電源コンセントやパソコンから電力を供給(給電)しながら撮影/再生が可能です

Panasonic

基本的には電源コンセントやパソコンからの給電が前提になっている模様。

試しに筆者がSONY α7Ⅲの給電用に使用しているモバイルバッテリーAnker PowerCore Speed 20000 PD を付属のUSB TypeBケーブルで接続してみました。

「接続先の電力供給能力の不足によりUSB給電できません」

結果はNG。「接続先の電力供給能力の不足によりUSB給電できません」と液晶に表示されてしまいました。
この辺はモバイルバッテリーの種類によって給電出来たり出来なかったりみたいなので、現場での使用に際しては事前の動作チェックは欠かせません。

上:HDMI端子 Type A
下:USB端子 USB3.0 Micro-B
Type-Cだと良かったのですが・・・

付属のUSBケーブル

カメラのこの形状のケーブルは初めてです。

E-M1 MarkⅢの場合

E-M1 MarkⅢの場合、給電可能な条件が以下の様に明確化されていて分かり易いです。

  • USB Power Delivery(PD)規格での給電
  • 給電の場合、9V 3A、15V 2A、15V 3Aの出力に対応した機器である必要がある

ちなみに前出のモバイルバッテリーAnker PowerCore Speed 20000 PD(出力5V 3A、9V 2.6A、15V 1.6A)を接続してみましたが給電されませんでした
メーカー推奨のモバイルバッテリーはAnker PowerCore+ 26800 PDとなっていましてこちらでの給電は可能でした。

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メーカー推奨のモバイルバッテリーがはっきりと謳われていると選ぶ際に楽で良いですね。

ちなみにUSB充電器もAnker PowerPort III mini が推奨品とされています。またその際のUSBケーブルはAnker PowerLine II USB-C & USB-C 3.1(Gen2)が推奨の模様。

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まとめ

以上両機種の外観や基本性能を中心にチェックしていきました。
プロ機並の造りでどちらを選んでも満足出来るのはず。

これは主観ですが、カメラ本体の操作しやすさはG9が上に感じます。これだけ凝った造りのマイクロフォーサーズ機が今後出るのかなと思わせてくれる出来で本当に感心させられます。
実売価格でもG9ボディ単体は15万円を切っている状態(2020年6月時点)でお買い得感も高いです。
それでも自分がどちらか一つを選ぶとすればE-M1 MarkⅢになります。やはりフィールドでの堅牢性は唯一無二の存在だからです。それと星空AF機能が決め手ですかね。

撮影機能は両機共にギミック的な機能がてんこも盛り。実際に必要な撮影機能によってどちらを選ぶか必然的に変わってくると思います。
また同じマイクロフォーサーズでもカメラ本体とレンズが同一メーカーでないと使用出来ない機能(オリンパスの星空AFや深度合成など)も有るので、機種選択の際には本体能力・撮影機能・使いたいレンズと多角的に検討して選択することを強くオススメします

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