コストコで購入したAnker 735 chargerのレビューです。
実はM2 MacBook Air(2022)に付属の純正充電器(デュアルUSB-Cポート搭載 35Wコンパクト電源アダプタ)がビミョーに使い辛く、良さげなチャージャーを探していたのです。
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コストコは本体とType-Cケーブルのバンドル品
店内で陳列されていたのはAnker 735 charger本体にUSB Type-Cケーブル(Anker PowerLine III Flow USB-C & USB-C ケーブル 1.8m)のバンドル品。
無駄に大きいパッケージですが、『商品を掴む→カートに放り込む』のコストコ独特の大味な買い物体験が楽しめるので良しとしましょう。
アマゾンなどでは通常単体で販売されています。
価格 〜 値引きでさらにお得な時も
嬉しいことにこの日はラッキーな値引クーポンが!
通常価格・・・・¥6,280-
ストアクーポン・▲¥600-
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金額・・・・・・¥5,680-(税込)
通常は735本体¥7,990、ケーブル¥1,890の合計¥9,880-なのでかなりお得なプライスでした。
スペック
このサイズで65W対応はやはりすごいぞ
Anker 735 Charger (GaNPrime 65W) | |
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価格 | ¥7,990〜 |
サイズ | 約66 x 38 x 29mm |
重さ | 約132g*1 |
入力 | 100-240V ~ 1.8A 50-60Hz |
出力 | (単独ポート利用時) |
(TYPE-C) | 5V=3A / 9V=3A / 15V=3A / 20V=3.25A (最大65W) |
(TYPE-A) | 4.5V=5A / 5V=4.5A / 5V=3A / 9V=2A / 12V=1.5A (最大22.5W) |
一番のポイントは小型軽量でありながら、65W出力に対応(但しType-Cポートを単独使用時)していること。
今までメインで使用していたPowerPort Atom III 65W Slim(Type-C最大45W・電源ケーブルが別途必要)との比較でも小型軽量の約132gで収納しやすいですし、何よりこの大きさで65Wが使えるのは凄いとしか言いようがありません。
以下にAppleデバイス標準の充電仕様・付属のアダプタを記載しました。16インチ MacBook Pro以外であれば65W対応のAnker 735で通常充電が可能です。
・iPhone14 最大15WのMagSafeワイヤレス充電
・M2 MacBook Air 30W USB-Cアダプタ
・MacBook Pro 14 67W /96W USB-Cアダプタ
・MacBook Pro 16 140W USB-Cアダプタ
また付属の充電器より大容量アダプタで高速充電が可能な場合もあるので、別項で確認してみましょう。
*1自宅のキッチンスケール上での重さは126gでした。メーカ値より気持ち軽い程度。
ちなみにApple純正「デュアルUSB-Cポート搭載35Wコンパクト電源アダプタ」の重さは実測104gです。
付属のUSBケーブルは余裕の100W対応
Anker PowerLine III Flow USB-C & USB-C 1.8m | |
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価格 | ¥7,990〜 |
サイズ | 約180 x 1.2 x 0.6cm |
重さ | 約64g |
長さ | 1.8M |
出力 | PD対応で最大100W |
データ転送速度 | 最大480Mbps |
素材自体柔らかく、取り回しがとても楽なケーブルです。そして出力100W対応で、ハイスペックノートPC以外であれば大体このケーブルで事足りるはず。
廉価版の60Wタイプも販売されており、スマホやタブレットの充電ではこちらでも十分ですが、ノートPCで高速充電もする方は100W対応の方が何かとメリットは大きいでしょう。
充電器・ケーブルは種類が多いので、必要出力をしっかり把握して選ぼう!
コストコではブラックのみですが、単体購入では各カラーが選択可能。
バッテリー残量5%から急速充電
充電30分で 5% → 50% まで回復
今回はM2 MacBook AirでApple純正『USB-C – MagSafe 3ケーブル(2 m)』を使用します。
PC付属電源アダプターは30Wですが、67W電源アダプターによる高速充電が可能。実際どうなるか試してみます。
なお充電環境は以下の通り。
- 充電方法:電池残量5%の状態から充電開始
- PC:Apple M2 MacBook Air 2022
- 充電器:Anker 735 Charger
- 充電ケーブル:Apple純正 USB-C – MagSafe 3ケーブル(2 m)
- 充電環境:室内 室温15度
左がOSのバッテリーモニター、右のタイマーアプリで時間を計測。バッテリー残5%から充電開始。
⬇︎ ⬇︎ ⬇︎
約2時間弱で100%充電。
充電時間 | 残量 | 充電時間 | 残量 |
0 | 5% | ||
10 | 20% | 1:10 | 85% |
20 | 36% | 1:20 | 89% |
30 | 52% | 1:30 | 92% |
40 | 65% | 1:40 | 96% |
50 | 76% | 1:50 | 98% |
1:00 | 82% | 1:59 | 100% |
充電時間30分で52%まで回復
バッテリー残 5%から30分で 52% まで回復!バッテリーモニターとタイマーアプリ以外、何も起動していない状態ですが、とても早いですね。
30分以降は充電スピードはなだらかになり2時間弱で100%フル充電に達しました。
USBテスター上の数値は十分。
※簡易測定なので参考としてみてください。
充電中熱くならずにビックリ
熱問題は充電器(特に急速チャージ)に付きものですよね。ある程度の熱は発生するだろうと思いきや、触ってびっくり。ほんのり温かい程度で優秀!
デメリットはある?
ここまでべた褒め状態の735ですが、敢えてデメリットを挙げると細長の形状ですかね。
某コーヒーチェーンのコンセントに試しに刺しただけですが(充電せず)、2人掛けの狭いテーブルだと出っ張り邪魔になったり。
更にこの状態でケーブルを刺すとコンセントから抜け落ちしやすいことでしょうか。
またコストコでの購入では、カラーはブラックしか選択できないことですかね。とても些細なことですが。
まとめ〜純正チャージャーに不便を感じていれば使う価値あり
- 純正充電器に不満を感じている。
- スマホ・タブレット・モバイルPCを高速充電したい。
- USB TypeーCがメインになっている。
繰り返しになりますが、小型軽量の735は外出時の強い味方です。大きく重い純正充電器に不満があれば購入する価値は十分あります。
一方、移動が少ない場合や、純正で特に不便を感じていなければ無理に購入する必要は全くなし。PCメーカーによっては、非純正品使用による故障で、製品保証が受けられない場合もあるので注意が必要です。Apple純正充電器には電源制御がしっかりとしているので、やはり安心です。
実際65Wの本製品は高出力ですが、14インチハイスペック・16インチクラスのラップトップPCや 96W クラスの充電器を使用している場合、パワー不足に感じることも。その際は120Wタイプ(単ポート最大出力は100W)も検討しても良いでしょう。
当然USBケーブルも100W対応の高出力タイプを選んでね。
スマホ・タブレット・モバイルPC用途であれば、高速充電も対応出来る735は最適です。ピカチュウモデルもあるんですね!