MacBook Airを購入する際、メモリとストレージ容量をどうするか悩みますよね。
わたしはM2 MacBook Airの購入にあたり、ストレージ容量は512Bを選択しました。
以前ば必ず1TBを選んでいましたが、今回思うところがあり敢えて512GBにダウングレード。今回はその理由と合わせてストレージ容量の選び方について書いていきたいと思います。
増設費が高かったから・・・
今回ストレージ容量を512GBにした理由、ズバリ価格です。
- 256GB
- 512GB・・・・・ +28,000円
- 1TB ・・・・・・ +56,000円
- 2TB・・・・・・ +112,000円
MacBook AirのSSD、価格は容量によって大きく異なります。
吊るしモデルの256GBから512GBに増設するだけで+28,000円。これは何とか予算組み出来そうですが、1TBの+56,000円は結構高く感じますよね。
勿論内臓1T・2Tを選ぶ確たる理由があれば選択するのですが、最近はコスパに優れた外付けSSDも多く、そちらに目移りしてしまったのも理由。
絶対的な速さを求めたらCTOモデルだけどね。
かなり求めやすい価格が嬉しいCrucial SSD X6。1TBで¥9,900、2TBで18,900(2023.1.20現在)なので、保管庫として良さそうです。Crucialはメーカーとしての信頼性もありますし。
高速(USB3.2 Gen2 最大読込速度 1050MB/秒)タイプのX8も有ります。大容量ファイルの扱いが多い方はこちらの方がベター。
容量は他に2T・4Tが有り(以下2023年1月の参考価格)。
- 1T¥13,380
- 2T¥25,680
- 4T¥47,780
内臓と外付けSSDの価格を直接比較することはできませんが、やはりこの価格差はとても大きく感じてしまいます。
但しMacを使う度に取り外すのは億劫だけどね。
見た目的にもスマートではないしね。
容量256GBは心許ないかな・・・?
『吊るしモデルのSSD容量256GBで十分か?』・・・迷いますよね。ヨドバシなどの家電量販店で購入可能で更にポイントも付いてお得ですし。
今回容量512GBを選択した理由は以下の3点です。
- 外付けSSDが邪魔になる場合もある
- OS・アプリ容量の大きさを考えると、一時的なデータ保管に256GBでは不足になる恐れ
- クラウドに依存出来ない場合がある
絶対に512GBが必要かと言うとそうではなく、実際256GBで十分間に合う方も多いと思います。
自分の場合、画像の選定・編集用に一時的なデータ保管場所が必要で、256GBのSDカード1枚分のデータ保管場所があれば取り敢えず何とかなるんですよね。勿論画像・動画編集に1TB〜2TB有って困ることは無いのですが。
OS以外で使用するアプリは以下の通り最低限です。OSを含めた使用ディスク量は130GB弱なので、表計算などの事務的作業やネット検索・動画鑑賞用途で有れば256GBでも間に合うと思います。
- フォトショップ
- イラストレーター
- ライトルームクラシック
- Final Cut Pro
- Blackmagic Media Express
- Steam(ゲームアプリ)
また電車や飛行機など狭いスペースで作業時、外部ストレージを取り付けるのが面倒な場合や、3G回線しか掴まない場所など、クラウドに依存できないケースも未だ有ったりします。
M2 MacBook Air 256GB モデルは M1MacBook Airより遅い?
M2 MacBook Airの256GBモデルだけが、同M1との比較で、読み込み・書き込み速度が遅い!?と言う説も有りますよね。M2ではNAND型フラッシュメモリが256GB単位(M1では128GB)になったのがその理由。
512GBモデルをDisk Speed TestとAmorphousDiskMarkで計測してみました。下の画像がその結果です。
参考としてM1 MacBook Air 1TBでの測定結果が以下の画像です。
M2 512GBでは速度の低下はみられず、こちらを選んだ方が何かと安心して使えそうです。
256GBモデルは選択すべきではない?
『いやいやストレージ容量は256GBで十分だよ。』と言う方は多いと思います。私も写真や動画を扱わなければ256GBで十分事足ります。
ここでメモリスワップについて少々。
LightroomやPhotoshopなどのAdobe系ソフトやFinal Cut Proを同時に立ち上げていると結構なRAM消費量になります。私はCTOで16GB RAMにしましたが、8GB ではメモリスワップの影響により全体的に作業がもたつく可能性がありそうです。
M2 MacBook Airでのメモリ消費量については以下の記事も参考ください。
まとめ 〜 出来れば512GBがベター
ストレージ容量256GBの吊るしモデル、多くの方はこちらを検討するのが普通ですよね。出先での業務やネット検索・動画鑑賞であればコスト重視で256GBの選択は理に適っていると思います。
但し今後写真や動画編集も挑戦したい場合、512GBを選択しておいた方が後から後悔しないでしょう。
- 表計算など軽めの業務やネット閲覧・動画視聴など、用途が明確。
- たまに負荷のかかる処理をした場合、処理速度の低下・もたつきを受け入れられる。
- あくまでもコスト重視
- Adobe系アプリや動画アプリなどを使いたい。
- 多少のコストアップでも後悔しない選択をしたい。
ベースモデルのM2 MacBook Air 256GBでもモバイルノートPCとしての基本的能力と速度は備えているというのがAppleのスタンスなのでしょうが・・・
M1 MacBook Air吊るしモデルで皆に与えていたスピードを取り上げる・・・その非業さに涙する筆者でした。
一度与えられた性能を取り上げられるのは悲しい・・・
用途に合わせて選択だね。
でも自分で選ぶなら安全を取って512GB以上かな。
コメント