M4 Mac mini のおすすめモデルは?(写真メイン)

Mac mini(2024)が発売になりましたが、先代よりも著しい性能向上を果たし、果たしてどのモデルを選ぶべきか迷いますよね。

コスパ最強のM4(吊るし94,800円)が大人気の様ですが、私は写真編集メイン(たまに動画)としてM4 Pro(吊るし 218,800円を選択しましましたが、現在のところかなり満足しています。

今回は本機種を選んだ理由写真メインで使用するのにおすすめのモデルについて、まだ購入したばかりですが簡単にまとめみます。

にっこりブヒ

Mac mini M4(吊るし)の94,800円は衝撃的!

にっこりねこ

でもM4 Proに決めました。

※本記事はアフィリエイトプログラムを利用しています。EC事業者等から購入実績などにより手数料を受領しています。

にっこりねこ

今回はCTO無しで店頭購入しました

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モデルによる主な違い

まずはM4とM4Proの違いを簡単に整理しておきます。太字が基本モデル(吊るし)のスペックになっています。

システムオンチップ
(SoC)
M4
(2024) 
M4 Pro
(2024) 
(参考)M2 Pro
 (2023) 
コア数10コアCPU
10コアGPU
12コアCPU / 14コアGPU
16コアGPU / 20コアGPU
10コアCPU / 12コアCPU
16コアGPU / 19コアGPU
Neural Engine16コア16コア16コア
メモリ容量16GB / 24GB / 32GB24GB /48GB / 64GB16GB / 32GB
メモリ帯域幅120GB/s273GB/s200GB/s
太字はベースモデルのスペック、細字はオプションで選択可能なスペック
メモリ容量 16GBで十分だけど、高負荷の処理には不安も。メモリ帯域幅も異なる。
にっこりねこ

写真メインでも高画素データを大量に扱う場合、メモリ16GBでは重い場合もあったのです

今まで主に使用していたのが「MacBook Pro M2 Pro(14インチ, 2023,CTO)」で、「Mac mini M2 Pro,2022,CTO」とおおよそ似た様なスペック(下記を参照)。ここでは仮想Mac mini M2 Proとして話を進めます。あくまでも仮想と言うことでお読みください・・・

(参考)MacBook Pro M2 Proチップ(14インチ, 2023,CTO)の主な仕様
  • コア数:12コアCPU(パフォーマンス8・効率性4) 19コアGPU
  • Neural Engine:16コア
  • メモリ容量:16GB
  • メモリ帯域幅:200GB/s

M2 Proでもブラウザでタブを大量表示しながらブログ書いたり、日常の使用には何ら問題なし。もちろん「Final Cut Pro」などの動画アプリや「LightroomやPhotoshop」などのAdobe系アプリも快適。

でもLightroomで高画素かつ大量の画像を選別・編集したり、Photoshopで多めの画像をスタックする場合など、16GBではもたつきを感じることも。

そんな訳でメモリ容量は16GBよりも24GBの方に魅力を感じたのです。

メモリ帯域幅がM4(120GB/s)に対しM4 Pro(273GB/s)で高速なのもポイント。ただ高い処理能力を要するゲームはしないので、写真メインでどれほど恩恵に預かれるかは微妙なとこではありますが・・・。

価格面ではM4でメモリ24GBにUPした場合で124,800円(メモリ16GBより+30,000円)に。一括経費計上が出来なくなり、M4吊るしモデルのメリットの一つが無くなりますが、重めの作業が多いなら選択肢に入れても良いでしょう。

ストレージ容量 M4(吊るし)のSSD容量256GBは心許ないかも

次はストレージ容量の観点から考察します。

ストレージ容量M4
(2024) 
M4 Pro
(2024) 
256GB基本モデル——————-
512GB+30,000円基本モデル
1TB+60,000円+30,000円
2TB+120,000+90,000円
4TB——————-+180,000円
8TB——————-+360,000円
太字はベースモデルのスペック、細字はオプションで選択可能なスペック

M4(吊るし)のストレージ容量は256GB、最低限レベルと言えます。

にっこりブヒ

RAWデータを格納するには厳しい容量かと。

でもポートはThunderbolt 4(最大40Gb/s)搭載なので、Thunderbolt 3〜対応エンクロージャとSSDの組み合わせなら4K動画編集でも十分対応可能です。

しかしながらMac本体のみで作業を完結させるメリットはありますし、やはり最低でも512GB(欲を言えば1TB以上)は欲しいところ。写真だけなら1Tあると安心ですかね。

そしてM4 24GBメモリ・512GB SSDモデルは154,800円。M4 Pro(吊るし)218,800円との差額は64,000円に。さてこの差をどう考えるのかですが・・・

にっこりブヒ

この差額ならM4 Proの方に魅力を感じたな。
処理能力的にも余裕がありそうだし。

にっこりねこ

でもM4 24GBメモリ・512GBを選択し、外部ストレージに予算を振り分けるのもありかと。

M4とM4 Pro どっちを選べば幸せか?

そもそもM4とM4Proのどちらを選ぶべきか?写真メインで一般的な2000〜3000万画クラスのRAWデータならM4モデルで十分かと。一方6000万〜1億画素の高画素で、フォトショで深度合成など重めの処理をするならM4 Proの方がストレスは少なくて済むでしょう。

M4を選んだ方が良いのは?
  • 画像アプリ(LightroomやPhotoshopなど)で軽めの作業がメイン
  • 動画制作(PremierやFINAL CUTなど)で複雑な作業が少ない
M4 Proを選んだ方が良いのは?
  • 画像アプリ(LightroomやPhotoshopなど)で高い負荷の作業が多い
    • 大量のレイヤーを使用した比較明合成・深度合成処理など
  • 動画アプリで(PremierやFINAL CUTなど)で高い負荷の作業が多い
    • エフェクトやキャプション挿入が多くレンダリングを短縮したい

M4 ProのポートはThunderbolt 5。最大120Gbpsの転送速度は魅力的ですが、対応する周辺機器は少ない現状ですし、個人的にはまだ必要性を感じていないのも事実。冷静に考えるとM4で十分に思えます。

個人的にはM4のレンダリング能力はM2 Proに近い印象があり、生産性に追われず趣味として楽しむならM4で十分。一方効率性を重視ならM4 Proを選ぶメリットは十分ありです。

参考

MacBook Pro M2 Pro(仮想M4)とMac mini M4 Pro
Photoshopでのタイムラプス動画作成の場合(HDTV1090×1080 900枚 30fp/s 30秒)
(M4 Mac miniではないので、参考程度にご覧ください)

  • MacBook Pro M2 Pro(仮想M4)・・・18分12秒
  • Mac mini M4 Pro・・・・・・・・・・・10分27秒(42.6%短縮!)

動画アプリではないのであまり参考にならないかもしれませんが、Photoshopでのレンダリング時間もM4 Proは驚異的に早い結果でした。

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まとめ〜個人的にはM4 10コアCPU 10コアGPU 16GBメモリ 512GB SSDがおすすめ!

こんな訳で、我が家は処理能力の安心感をとってM4 Proを選びましたが、写真(趣味レベル)メインで使用する場合のおすすめモデルをピックアップしておきます。

今回はストレージ容量の安心感をとってM4,16GBメモリ,512GB SSDをNo.1に挙げました。そしてNo.2は価格は高くなりますが、クリエーター用途としても耐えられるM4 Proに。最後にM4(吊るし)はNo.3になってしまいましたが、スペックに折り合いがつけられるのなら一番の買いであることは言うまでもありません。

▲ クリエイターレベルまで要求しなけれな、M4で十分な性能と言えるでしょう。メモリも16GBが標準ですし、敢えて言えばストレー容量が512GBなら尚安心ということでこちをイチオシにあげました。

No.2 〜処理のスピードアップを望むのならM4 Pro

M4 Pro(吊るし
12コアCPU / 16コアGPU / 24GBメモリ / 512GB SSD

Apple直販価格 218,800円

▲ 処理能力重視ならこちらのM4 Pro(吊るし)がベスト。M4(吊るし)と比較すると倍以上の価格ですが、M3 Maxレベルのパワーと捉えるなら、この差も十分許容できるかも。14コアCPU、20コアGPUのCTOモデルも存在します。予算が有るなら勿論検討しても良いですが、私は吊るしモデルで満足しています。

No.3

M4(吊るし)
10コアCPU / 10コアGPU / 16GBメモリ
256GB SSD

Apple直販価格 94,800円

256GBのストレージ容量が気になら

▲ ストレージ容量の少なさがネックにならなければM4(吊るし)モデルがおすすめ。日常用途や趣味で使用がメインなら迷うことなく入手ですね。10万円以下というのも経費処理的に絶妙な価格ですよね。

2024年秋冬に発表されたプロダクトの中でMac miniはピカイチに感じます。どのモデルも間違いはなさそうなので、ご予算に合わせて良い選択をして頂ければと思います。