【タイムラプス】モーションタイムラプスに必要なコントローラー

タイムラプス撮影に慣れてくると、次はモーションタイムラプスに挑戦したくなると思います。
今回はモーションタイムラプスとは何か、また使用する機材についてご紹介していきます。

ミラーレス一眼での使用をメインにした記事ですが、コンデジやGo Proでも共通するポイントもありますので少しでも参考になれば幸いです。

記事のポイント
  • モーションタイムラプスとは?
  • 制作に必要な各種モーションコントローラーについて

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モーションタイムラプスとは?

こちらの写真の様に、通常のタイムラプスはカメラを三脚などに固定して撮影します。

一方、モーションタイムラプスは水平や縦方向など、カメラを動かしながら撮影する方法です。

単にカメラを移動するなら「三脚手動でパン・ティルト移動でもいいんじゃない?」と素人ながら思ったことが有るのですが、やはりそれだと上手く撮影出来ないんですよね。
職人的な方は神業パンニングで手動での微動撮影も可能なのかもしれませんが・・・ここは機械の制御パワーを借りて撮影します。

そこで必要になるのがモーションコントローラーです。

下の動画はDJIのカメラスタビライザー RS2のタイムラプス機能を使用して撮影。
パン方向の動きで撮影したモーションタイムラプスです。

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モーションコントローラーとは?

モーションコントローラーとは、その名の通り機材の動きを制御してくれる装置。

動画・タイムラプス用として販売されている製品と、ポータブル赤道儀などにタイムラプス機能が搭載されているものがります。

まずは専用タイプからご紹介します。

動画・タイムラプス用モーションコントローラー

水平方向(パン)への動作

まずは水平(パン)方向への動きを加えてくれるデバイスから。
要は、雲台のパン方向の動きをコントローラーが自動制御してくれます。
モーションタイムラプスが初めての方は、パン方向の動きから入ってみると良いでしょう。

よく見かけるコントローラーはこんな感じだと思います。
機械上部プレートにカメラを載せ、一定速で回転する仕組みです。
こちらは本体の液晶パネルで各種設定が可能なタイプです。

一方、ジーニーミニⅡ(Genie mini)の様にスマホアプリでの操作を前提にした機種も。

縦方向(ティルト)への動作

次は縦方向(ティルト)のモーションを加えたい場合です。

こちらは前出のジーニーミニⅡを『パン・ティルトブラケット』に取り付けティルト方向の動きにも対応させたもの。

ジンバルの様な形状ですね。

スライダーで更に横軸の動きをプラス

カメラスライダーを使用すれば横軸方向の動きを加えることが可能です。
私はまだ導入していないのですが、最近では求めやすい価格帯の製品も販売されているので現在検討中です。

屋内で物撮りや建物の使用にも重宝しそうですね。

ポータブル赤道儀やジンバルのタイムラプス機能を使う場合

次は動画専用タイプ以外のコントローラーについてです。

ポタ赤を使う

ポータブル赤道儀(ポタ赤)やジンバル(スタビライザー)にはタイムラプス機能が搭載されている製品が有るので、これらを活用してインターバル撮影も可能です。

星景写真がメインで、時にタイムラプスを撮影する場合にはこちらを検討しても良いでしょう。

シャッター制御ケーブルでカメラと接続し、スマホのアプリで設定すればSMS(シュート・ムーブ・シュート)✳︎撮影が可能です。

✳︎SMS シャッター時に自動的にコントローラーの動きを停止する機能

ジンバル(スタビライザー)を使う

三脚にスタビライザーを取り付けてインターバル撮影行うことも可能です。
こちらのRS2のメリットはパン・ティルト方向の制御を行うことが可能です。

下の動画では夕日を縦(ティルト)方向の動きで追って、その後水平(パン)方向で撮影しています。
ウェイポイントでの角度の付け方が急になってしまい、スムースさに欠ける動画ですが参考まで。

動画専用コントローラーとポタ赤・スタビライザーどちらが良いか?

本格的にタイムラプス動画作成を行うなら、専用コントローラーがおすすめ。

ポラリエUではインターバル撮影時の始点〜終点の動作確認が出来ないですし、スタビライザーでは三脚に取り付けると重心が高くなってしまい、安定性がイマイチなんですよね。
またシャッターを切った時の振動がジンバルに伝わる感じもあったりと、専用コントローラーと比較すると構造上致し方ない違いがあります。

但しジンバルを持ちながらのハイパーラプス動画は、ジンバル特有の撮影方法なので撮影したい対象をイメージしながら機材の検討をした方が良いでしょう。

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まとめ

以上モーションタイムラプスについて、モーションコントローラーの紹介も交えががら解説してきました。

繰り返しになりますが、被写体や撮り方によって機材選びはかなり異なってくるので、じっくりと検討することをおすすめします。

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