Godox ワイヤレスフラッシュトリガー XProとX2Tの比較

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XProGodoxコマンダーのフラッグシップに位置するモデル。一方のX2Tは前モデルX1Tから大幅アップグレードが施されています。X1Tからの改善点が非常に大きく、XproとX2Tのどちらを選択するか迷ってしまうかもしれませんね。今回はこれら両機種の違いについてチェックしていきたいと思います。

(注意)筆者はXProはSONY Eマウント・X2Tはマイクロフォーサーズ用を使用しており、異なるフォーマット間での比較になっていることをご了承ください。フォーマットは異なりますが使用方法はほぼ同じなので比較検討する場合の参考になれば幸いです。

それぞれの使用方法及びレビューは以下の記事をご覧下さい。

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スペック比較

まずは主なスペックの違いを比較しましょう。

XProX2T
TTL/マニュアル発光
マルチ発光
ハイスピードシンクロ
後幕シンクロ
フォーカスアシスト
ファームウェアアップUSB Type-C経由USB Type-C経由
周波数2.4G2.4G
チャンネル数3232
ワイヤレスID01-9901-99
グループ165
サイズ90×58×5072×70×58
重量80g90g
参考価格(2020年1月)8,500円7,300円

XProはソニー用・X2Tはオリンパス・パナソニック用のスペックになっています。

表にしても両者に大きな違いは見受けられませn。実際はX1TからX2Tへのアップデートの幅が非常に大きく、XProとの差が縮まったというのが現状です。販売価格面でも大きな差は無くなりました。

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X1TからX2Tへの正常進化

物理ボタン・ダイヤルで操作性向上

X2Tの本体上部にはグループボタンが!大きめのボタンなので押しやすいです。

参考までにX2Tの主な改善ポイントは以下の通りです。

  1. グループボタン
  2. セレクトダイヤル
  3. ロック式コネクト

上記1・2の搭載で操作性が飛躍的に高まった感じです。

X2Tの本体下部に設けられた大型セレクトダイヤルはXProよりも操作しやすく感じることも。

XProのセレクトダイヤルはちょっと回し辛い時も有るんですよね。

液晶LCD情報量の増加

:X2T右:XPro

X2Tでは3グループの表示のみですがX1Tよりもかなり見やすく設定の把握が楽になりました。状況によってはX2Tで十分と思えることも。

XProでは5グループの表示で情報量も多くなっています。写真はグループA〜Eの光量を一括変更してりる状態。

見やすに関してはXProの方が格段上です。

取り付けはX2Tがカンタン!

コネクト部分の比較
左:X2Tロック式  右:XProネジ式

X2Tのホットシューのコネクト部分はようやくロック式になりました。一方のXProはネジ式で、強く締めすぎると外すのが大変なことも。

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X2Tならではのホットシューを活かした使い方も

X2Tでの最大の特徴はホットシューがついていること。

XProにはホットシューが搭載されていないのでこちらが必要な場合はX2Tの一択になります。

こんな使い方するのは稀かもしれませんが、X2Tのホットシューにストロボ(写真はGODOX Thinklite TT600 )を取り付け可能です。

拡張フラッシュヘッドEC200とポケットフラッシュAD200を使用する場合でもX2Tがマストになります。

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まとめ

XProとX2Tどちらを選ぶか?

実際に両機使を使い比べてみて、直感的な操作が可能で扱いやすいのはやはりXProです。例えばハイスピードシンクロ設定時にX2Tは一旦メニューに入らなくてはならないのに対してXProではボタンのみで設定が可能です。両機の価格差も少ないですし、自分自身XProの方が使用頻度が高くなりそうです。

但しホットシューを使った拡張性を重視するなら自ずとX2Tです。3グループまでは液晶で一括で把握できますし、グループダイヤルと大型セレクトダイヤルでストレスなく操作することが可能です。

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これらの2機種は上位下位機というよりは使用目的によって選択すべきものと言えるでしょう。

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