一眼カメラデビューはフルサイズで!
そして悩むのが、合わせて取り付けるレンズなんですよね。
初めてのフルサイズ一眼にワクワク
でもどんなレンズを選んだら良いのか分からないよね!
了解!
ソニーαEマウントだとFE 24-105mm F4 G OSSがおすすめだよ!
レンズ選び・・・長年カメラを使用していても永遠の悩みです(笑)
カメラもレンズも相性の様なものがあり、基本的には気に入ったものを選ぶのが一番。
撮影機材の相性は大事だよね。
私の運命のカメラはニコン!
う、うん。
でも今回はソニー・アルファで使えるレンズがメインだからね。
初めてのフルサイズ一眼カメラ、レンズ選びでは迷いが尽きないと思います。
今回は初めての方でも使いやすいおすすめレンズとして、FE 24-105mm F4 G OSS SEL24105Gをご紹介していきます。
ちょっとでも参考になれば嬉しいです。
- 最初に揃えた方が良いレンズとは?
- SONY FE 24-105mm F4 G OSS SEL24105G
- 他に検討したい標準ズームレンズは?
- 28-75mm F/2.8 Di III VXD G2 (Model A063)という選択も
- Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS〜ZEISSの色に染まるならコチラ
- FE 24-70mm F2.8 GM II SEL2470GM2 〜 許しが有れば是非
- FE 24-240 F3.5-6.3mm OSS 〜 標準ズームとは言えませんが・・・
- FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS SEL2870
最初に揃えた方が良いレンズとは?
まずは標準ズームをメインに据えるのがおすすめ
私が撮影に出かける際、持ち出すレンズは大体3本程度です。
その内訳は、標準ズームレンズを中心に、撮影対象に応じて組みわせを変えています。
撮影対象には、風景・花・家族・スナップ・ポートレートetc.様々なジャンルし、厳密には、それぞれの用途に適した焦点距離とレンズが存在します。
はじめから被写体との距離感を掴むのは大変なことです。
そんな時に幅広い焦点距離に対応してくれる標準ズームは強い味方になってくれるはずです。
そしてお勧めしたいのが、24〜105㎜の使いやすい焦点距離を、絞り解放値F4でカバーしてくれるこちらのレンズなのです。
SONY FE 24-105mm F4 G OSS SEL24105G
Gレンズと呼ばれ、ソニーでは高性能レンズ群に属します。
初めから高性能レンズを推すのには抵抗を感じてしまいますが、一番使用頻度が高くなる可能性を秘めたレンズです。
私のニコ機ではAF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VRを常用しているよ。
同様の焦点距離のレンズは各社取り揃えるほどの、まさに鉄板レンズと言えます。
24-105mm(ニコンはテレ側120mm)レンズは各社定番レンズの一つ。
それ故しっかりと造り込まれた製品が多いんですよね。
そして、とても使い易い焦点距離をカバーしているので、風景・スナップ・記念撮影など様々な用途で使用可能です。
特に風景写真をメインにする方にとっては必携のレンズになるはずです。
日中の屋外撮影では絞り解放値F4でも問題ないことが多いよね。
逆に屋内ではもっと明るいレンズが欲しい場合も確かに有るんだよね。
勿論万能なレンズは存在しないので、屋内やポートレイト撮影などFE 24-105mm F4 G OSSが不得意とするシチュエーションは必ず存在します。
それでも、まず手元に置いておきたいレンズなんだよね。
他に検討したい標準ズームレンズは?
全部ではありませんが、ソニーαEマウントで使える標準ズームのまとめです。
FE 24-105 F4 G OSS | 28-75 F2.8 Di III VX DG2 | Vario-Tessar T* FE 24-70 F4 ZA OSS | FE 24-70 F2.8 GM II | FE 24-240 F3.5-6.3 OSS | FE 28-70 F3.5-5.6 OSS | |
---|---|---|---|---|---|---|
メーカー | SONY | TAMRON | SONY | SONY | SONY | SONY |
レンズ構成 | 14群17枚 | 15群17枚 | 10群12枚 | 15群20枚 | 12群17枚 | 8群9枚 |
羽根数 | 9 枚 | 9 枚 | 7 枚 | 11 枚 | 7 枚 | 7 枚 |
焦点距離 | 24~105 | 28~75 | 24~70 | 24~70 | 24~240 | 28~70 |
F値 | 4 | 2.8 | 4 | 2.8 | 3.5 | 3.5 |
最短撮影距離 | 0.38 | 0.18〜0.38 | 0.4 | 0.21〜0.3 | 0.5 | 0.3 |
最大撮影倍率 | 0.31 | 1:2.7〜1:4.1 | 0.2 | 0.32 | 0.27 | 0.19 |
手振補正 | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
防塵 | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
防滴 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
最大径x長さ | 83.4×113.3 | 75.8×117.6 | 73×94.5 | 87.8×119.9 | 80.5×118.5 | 72.5×83 |
重量g | 663 | 540 | 426 | 695 | 780 | 295 |
フィルター径 | 77mm | 67mm | 67mm | 82mm | 72mm | 55mm |
以下にFE24-105mmと比べながらチェックしていきます。
28-75mm F/2.8 Di III VXD G2 (Model A063)という選択も
私は仕事でイベントの撮影を命じられる事が多かったのですが、室内でストロボ発光NGの場合、F2.8の明るさは役に立ちます。
またお子さんの撮影でボケが欲しい場合や、公園で1本だけとなると、やはり明るく軽量なレンズの必要性の方が高くなります。
本記事はFE 24-105mm F4 G OSS押しになっていますが、状況によっては無理をせずこちらを選んだ方が良いでしょう。
28-75mm F/2.8 Di III VXD G2は最短撮影距離も短く(特にワイド側)かなり守備範囲の広いレンズになっています。
風景を撮らないで有れば28-75mm F/2.8 Di III VXD G2はグッドチョイスだ!
ワイド側24㎜が必要かどうかも、選択の分かれ目になるよね。
簡単に他の選択肢をチェックしてみましょう。
Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS〜ZEISSの色に染まるならコチラ
重量426gと軽量で、普段使い用としても便利なレンズです。
FE 24-105mm F4 G OSSだけでなく、どちらかと言うと大三元標準ズームのFE 24-70
F2.8 GMと一緒に検討するケースの方が多いかもしれません。
ZEISS好きにはたまらんレンズだよね。
それと24mmの広角スナップも楽しめる。
ZEISSレンズが選べるのもソニーの魅力なのだ!それもAFが可能なZEISS!
でも最近はG・GMばかりで・・・ZEISSの新レンズが発売されないのは寂しい・・・
あんたはオールドレンズで頑張ルンバ!
FE 24-70mm F2.8 GM II SEL2470GM2 〜 許しが有れば是非
標準ズームレンズの最高峰、つまり大三元レンズの一つになります。
コチラは全モデルから大幅グレードアップを遂げた2型ですが、これが凄いんです!
大きく重いのが当たり前と思われていた、大三元標準ズームですが、本製品の重さはなんと695gの超軽症。今回イチオシのFE 24-105 F4 G OSSが663gなので、殆ど変わりがない従来では考えられない重さなのです。
最初は必要ないと思っていた大三元。
回り道をしながら、結局ニコンの2470F2.8を買ってしまったのです。
意外とそういうパターン多いんだよね。
確かに一歩踏み出すには勇気がいるレンズですが、もし許しが得られるなら是非手にして頂きたい1本です。詳しくは別記事もご覧ください。
FE 24-240 F3.5-6.3mm OSS 〜 標準ズームとは言えませんが・・・
こちらのFE 24-240 F3.5-6.3mm OSS、標準ズームとは言えないかもしれませんが紹介して見ました。
このレンズ、購入するかかなり迷いいました。
高倍率ズームながら広角24㎜から使えるのが魅力です。
投稿画像を見ていると若干甘めな感じがしますが、通常の使用には十分なレベルです。
ただ、最短撮影距離が0.5mとあまり寄れないのと、780gの重さは常用レンズとしては厳しい面があり購入していません。
いつか旅行で使用したい一本なんですよね。
FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS SEL2870
α7Ⅲのズームレンズキットに付属レンズで、勿論レンズ単体での購入も可能です。
小型軽量で普段持ちに最適なレンズです。
これは自分の性格上の問題なのですが、さらに良いものが欲しくなってしまい、結局使用しなくなってしまうんですよね・・・。
ただ写真の良し悪しはレンズだけで決まる訳ではないので、軽量な本レンズで機動力を活かした撮影をするというのも十分アリだと思います。
それと、ワイド側24mmが有るならばそちらを選びたくなるのが人の性。
そうするとFE 24-105mm F4 G OSSのスペックは、やはり魅力的に心に響きます。
SONY FE 24-105mm F4 G OSSのレビュー
テレ側では結構伸びます
Gマーク下のフォーカスホールドボタンを押している間、ピント位置を固定可能。
コンティニュアスAF時にも、フォーカスロック撮影が可能。
大三元レンズではありませんが、Gレンズでもあり、作品撮りにでも十分使用可能です。
電子補正が原則のレンズですが、その辺の好みは分かれるかもしれません。
ただ自分は電子補正はデジカメの利点だと思うので、これによる軽量化は非常に重要なポイントです。
それでは簡単なインプレッションを撮影例と一緒にご覧ください。
写真は基本的に RAW→ストレート現像若しくはJPEG撮って出しです。
日常の記録として活用
ちょっとした食事の記録でも使えます。屋内だとF2.8が欲しくなるのですが、ボケすぎて写真がなんだか分からなくなってしまうことも。
結局、開放F4で十分な場合は多いんですよね。
ズームレンズとしては綺麗なボケ
ズームレンズとしては柔らかくて自然なボケが楽しめます。
テレ側105㎜もあるので、十分な圧縮効果も得られます。
0.31倍の最大撮影倍率大〜簡易マクロとしても使える
4月というのに、朝起きたら外には雪が積もっていました。雪の上に落ちた梅の花を最短撮影距離で撮影。
最大撮影倍率が0.31倍なので、簡易マクロ的な使用も可能です。
固すぎず、クリアで程よい色のり
カリカリにシャープでは無く程よい解像感です。
色のりもクリアで自然な感じです。
24-105mm全域で安心して使用出来る機動力
常用できる守備範囲が広いので、とっさにニャンコが現れても対応可能です!
豪雪地帯で雪降る中の撮影・・・レンズは防塵防滴に配慮とはなっていますが、あくまでも配慮なので過信しない方が良いでしょう。
これでも今年はびっくりする位雪が少なかったです。
基本的に電子補正はマスト
基本的に電子補正前提のレンズなので、補正無しでとそれなりに歪みが発生します。十分補正されるので通常用途では気にする必要はないです。
意外と逆光に強く、ゴースト等も出づらい
真冬の漁に出る前、港で暖をとる姿を撮らせてもらいました。
この後日の出なのですが、ナノARコーティングのお陰で、フレア・ゴーストの発生は少なめです(出ない訳ではないです)。
絵的にフレアが欲しいケースも有るのですが、ベーシックなレンズではあまり出て欲しくない・・・ですよね。
あ、重要な事を書き忘れました。手振れ補正もいざという時には便利です。上の写真は手持ち撮影です。
まとめ
少々寒い写真が続いたので、最後に暖かめの一枚を。
実際に使用してみて、SONY FE 24-105mm F4 G OSS一本で様々な被写体に対応可能なんですよね。
風景や日常撮影の最初の一本としてスタートし、徐々に必要なレンズを探してみてはいかがでしょうか?
最後までご覧いただきありがとうございます。次回の投稿では、撮影がさらに楽しくなるプラスαレンズについてお話しする予定です。それでは!