マンフロット(Manfrotto)ビデオ雲台 MVH502AH でアルカスイス互換クランプを使用出来るようにしています。
何か特別なことをしている訳ではなく、単に変換クランプを取付しているだけ。望遠レンズ使用時などカメラ用雲台よりもアルカスイス化したビデオ雲台の方が便利なことがあるんですよね。
アルカスイスをビデオ雲台でも使いたい!
最近は国内メーカーでもアルカスイス互換タイプが増え、事実上の共通規格に。
アルカスイスとはなんぞや?という場合は以下の記事をご覧ください。
私のスチル写真用撮影機材はアルカスイス互換で統一しているのですが、たまに使用するマンフロットのビデオ雲台は当然ながら別規格。私もそうですが写真も動画も一眼カメラ使用する場合、クランプも同じ規格にまとめたいと思う方も多いと思います。
ビデオ雲台をアルカスイス化するのは簡単で、中国のメーカーさんを中心に便利なクランプが発売されておりそれをセットアップするだけ。コストパフォーマンスも優れていて有難いですね。
アルカスイス互換規格のビデオ雲台も存在
最初からアルカスイス互換規格のビデオ雲台も存在します。わざわざプレートを別途用意する必要がないので経済的ではあります。ただしこちらは使用したことが無いのでご紹介まで。
UTEBIT アルカスイス対応 クイックリリースクランプ を取り付け
一番簡単手軽な方法がこちら。
ビデオ雲台MVH502AHに付属の標準プレート上に『UTEBIT製クイックリリースクランプ』を取り付けるだけ。
このクランプの良い点は長さが120mmと長尺で、望遠レンズの三脚座にも安定して載せられることです。
上のビデオ雲台MVH502AH付属プレートに『UTEBIT製クイックリリースクランプ』を取り付けるだけ。
ネジ2箇所で固定出来るのでプレートがズレる心配もありません。
『UTIBET製クイックリリースクランプ』の変換アダプタを一つ外して取付しました。
このクランプの良いとことは取り外しのノブが長い所。雲台MVH502AHにセットしても干渉することがありません。専用パーツの様ですね。
望遠レンズをセットしてみる
『UTEBIT製クイックリリースクランプ』に望遠レンズをセットしてみます。
クランプの長があるこの組み合わせは望遠レンズの取り付けには持ってこい。野鳥撮影の方はビデオ雲台を使用する方が多いみたいですね。
レンズの三脚座にはアルカスイス互換プレートを常時取り付けています。
SONY FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSSの場合
FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS SEL100400GMを取り付けた場合です。
レンズの三脚座にはSUNWAYFOTOのクイックリリースプレート『DPG-80DR』を付けっ放しにしています。ソニーの場合であればFE 70-200mm F2.8 GM OSSもこのプレードで使用出来ています。
SONY FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSSの場合
こちらでもSUNWAYFOTO クイックリリースプレート『DPG-120DR』を使用しています。
私はこの手のプレートではSUNWAYFOTOを使用することが多いです。精度も安定していて今のところ互換性の問題は感じていません。
Haoge CP-MA90 アルカスイス互換 クイックリリースプレートを取り付け
前出の『UTEBIT製クイックリリースクランプ』では雲台に並行に取り付けるタイプ。望遠レンズ三脚座使用時に最適ですが、カメラを載せたい場合には都合が悪いですよね。
『Haoge CP-MA90 アルカスイス互換 クイックリリースプレート』を使用すればビデオ雲台にカメラを通常の雲台の様にセット可能です。
こちらはクランプの形状がマンフロットのビデオ雲台MVH502AHにそのまま取り付けることが出来る形状になっています。
脱落防止が効くので角度をつけた時に安心
こちらのプレートは脱落防止機能が効く様になっているので、角度を付けての撮影時に誤って脱落させるリスクを減らしてくれます。
その他にはこんな方法も。
『UTEBIT製クイックリリースクランプ』上にセットすればカメラのセッティングの幅が広がります。
こちらはパンニング可能なのも嬉しいですね。
まとめ
以上ビデオ雲台でアルカスイス互換クランプを使用する方法でした。
ビデオ雲台とスチル用雲台はそもそも用途が違うものですが、シチュエーションによってはビデオ雲台の使用もおすすめなのです。
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