本日2022年6月10日発売になりましたSONY(ソニー)の交換レンズFE 24-70 F2.8 GM Ⅱが届きました!
多くの方は既に店頭で目にされていると思いますが、私は今回初対面。
まずは大三元標準ズームとは思えないサイズに驚き!
開封から外観の様子をファーストインプレッション形式でざっくりとレビューしていきます。
実写レビューはこちらをご覧ください。
商品到着
土日に使える様、週末の金曜日、佐川さんが配達に来てくれました。
今回もいつも通り佐川さんの大井川営業所からの出荷でした。
余談ですが、静岡県焼津市を地図で見ると日本の真ん中辺の感じがしますね。
開封
おっ予想外に立派なケースが出現!
内容物はこんな感じです。
店印の押印はありません。
ソニーストアからの購入では他に納品書が同封されています。こちらは延長保証に必要なので紛失しないように。
せっかくなのでケースを簡単チェック
ソフトキャリングケースの『LCS-FEA1』が付属
ソニーのケースは個人的には使いやすくて好きなんですよね。
●ネームホルダー
ここは地味にステキポイントなのです。
機種名を入れておくとレンズを持ち出す時の間違いが減ります。
●ベルトホルダー
ベルトホルダーもついています。まだ使ったことはいのですが(汗)
●結構ゆったり収納可能
キツキツでは無いのでレンズの出し入れはスムーズに行えます。
余裕がありそうなので何か隙間に何か入れてみるか。
マルミ(MARUMI)の82mmフィルターケースは収納出来た!
少々無理やりではありますが、マルミのフィルターケースは収納出来ました。
ちょっとPLフィルターだけ持ち出したい時など良いかもしれませんね。
軽量タイム
驚きの696g(実測参考重量)
画質を損ねることなく小型軽量化されたのが今回の2型の売りとも言えるので、早速重さを測ってみましょう。重さは公表されていますが、違いを体感したく自身で計測してみます。(家庭用キッチンスケールなので大体の重さです)
●696g!〜何も装着しない状態
軽い!!!
今回のSEL2470GM2持った瞬間軽さを感じるのですが、測ってみてもその通りの軽さでした!
カタログ値の695gとほぼ同じですね。
●734g〜レンズフードあり
●771g〜レンズフード・レンズキャップ(前後)
持ち運び時の実際の重さは約771gでした。
いやー、軽いです。
以前はCANONのEF24-70mm F2.8L II USM(805g)だったのですが、全然持った感じが違います。
重さはたった110gの差なのですが、異次元に軽く感じます。
SEL2470GM2は普段持ちが十分可能な重さです。
FE 24-105mm F4 G OSS SEL24105Gと比較
私の常用レンズFE 24-105mm F4 G OSS と今回のFE 24-70 F2.8 GM Ⅱ のサイズを簡単に比較してみます。
重量差はたったの32g。
2台並べればFE 24-70 F2.8 GM Ⅱの方が若干大きく感じますが、逆に「大三元標準ズームでこの大きさ!?」と驚きの方が多いですよね。
レンズフードはレンズと別に保管していると、うっかり間違えて持ち出しそうな大きさです・・・
初期型(Ⅰ型)との比較では約20%もの軽量化に
ちなみに1型の重さは886g。2型は695gなので約191gも軽量化されたされたことに。
質量差191gは標準単焦点レンズ FE 50mm F1.8 (186g )に相当します。
この差は結構大きいですよね。
機能・操作性チェック
絞りリングには『アイリスロック』と『クリック切り換えスイッチ』が搭載
アイリスロック(IRIS LOCK)
絞りリングを使用後Aに戻し忘れ、カメラ側ダイヤルで絞り値を変更できないコトは良くあるんですよね。
これは使えそうです。
クリック切り換えスイッチ
絞りリングは重めですが、クリックOFFにするとスムースに絞り値を変更可能です。
フォーカスホールドボタンが2箇所
実はあまり使用していないボタン・・・
でも使えば便利なはずなので、今後は何か機能を割り当て使おうと思っています。
縦位置でも使えるので、ポートレイト時には威力を発揮しそうですね。
レンズフードフィルター窓
PLや可変NDフィルターを使用時に便利なフィルター窓
これは結構使用頻度が高くなりそう。
ワイドタイプのCPLを操作しているところ
実は望遠レンズとは異なり、フード自体の高さが低いので、窓を使わなくてもフィルター操作は可能でした。
でも窓から操作するとフィルターに指紋をつけるリスクが減るので、装備されているのはやはり助かります。
リアフィルターホルダーは無し
「あっ、リアフィルターホルダーが無い」と思ったのですが、そりゃそうですよね(汗)
フィルター径82mm、大きいが仕方がない
「これだけ小型化されたのだからフィルター径も77mmに」と思うのですが、やはり88mm。
残念・・・でも写りを考えれば仕方がないですね。
折角なので今回は奮発してケンコーの高性能保護フィルター『Kenko ZXⅡ』を取り付けてみました。
『Kenko ZXⅡ』フィルターを取り付けた様子
ネジ込みもスムーズで、なかなか良さそうです。
ただフィルターの文字はゴールドでなくても良いような気がするのですが・・・(個人的な見解)
ズーム・フォーカスリング
フォーカスリングは程よいトルク感で◎
フォーカスリングのスカスカでは無くトルク感が有る方。
FE 24-105 F4Gよりも若干重めで、動画撮影時のフォーカスもし易いです。
ズームリング〜ズーム操作感切り換えスイッチ有り
『ズーム操作感切り換えスイッチ』でズームリングの重さを変更出来ます。
『ズームリングの重さはソニーレンズに慣れていれば違和感は感じないと思います。
『 Smooth 』では50〜70mm付近で気持ち重くなる印象ですが、それほど気になりません。
『 Tight 』ではかなり重目の回転で、持ち運び時に銅鏡が伸びることがなく安心です。
カメラと取り付け〜大三元標準ズームとは思えないサイズ!
それではカメラと合体させましょう。
α7RⅣとの組み合わせ
α7RⅣと合体させたところ、従来の大三元レンズの巨大なイメージを全く感じさせない姿が凄い!
横から見ると銅鏡部が小さい分、82mmのフィルター部分が大きく見えます。
素手でグリップした状態では指に十分余裕が有るります。
冬季のグローブを装着してのグリップも問題なさそう。
2型がいくら小型軽量と言えども、小型ミラーレス用ストラップでは辛いものが。
写真は『PeakDesign ピークデザイン スライドライト ストラップ』ですが、これ位のタイプが丁度良さそうです。
α7Cとの組み合わせ
α7Cとの組み合わせです。
こちらもグリップとレンズのクリアランスは十分ですが、浅いグリップ故にホールド感はイマイチ。
全く使えないレベルではありませんが、やはりグリップが大きいカメラの方が使いやすいです。
まとめ
以上、取り急ぎの外観レビューでした。
これから徐々に使用して実写レビューもお伝えしたいと思います。