レンズ保護フィルター(プロテクター)は必要なの?別に買わなくても大丈夫な気がするけど・・・
カメラを始めたての頃、プロテクターの必要性について結構疑問に思いますよね。
私もカミさんがカメラを始めた頃(遠い昔)にそんな質問をされたのを思い出しました。
この記事の方向性としては・・・
新しいカメラ(レンズ)を買ったら、とりあえず普通の保護フィルターでよいので買っておいた方が良いよ!
今回はこんな感じの少々緩めのスタンスで進めて行きたいと思います。
まずはベーシックな保護フィルターでOK
保護フィルターはメーカー・種類が多過ぎて迷ってしまいますよね。
価格もピンキリで、驚くほど高価な高性能タイプも存在します。
もちろん高いのには理由があり、予算が許せば手に入れてもらえればと思います。
でも初めての保護フィルター選びで迷った際におすすめしたいのが、ベーシックなこれらのフィルター。キットレンズに多いフィルター径55mmでチョイスしてみました。
撥水・撥油コーティングが施されたタイプも。
雨や水飛沫にも負けずに撮影する方にはこちらもおすすめです。
ベーシックと言いつつも結構良いお値段に感じてしまったり。
恥ずかしながら私の場合、もっと安いタイプを常用しています・・・
でも迷ったらケンコーやマルミ製フィルターを選んでおけば間違いは少ないですよね(経験上)。
カメラ専門店ではカメラと同時購入で保護フィルターを安く入手出来ることも有るのでチェックしてみてくださいね。
左:ケンコー
右:マルミ
余談ですが、フィルター選びに迷ったら収納ケースでの使いやすさで選ぶのもアリかと。
ちなみに私はマルミのケースが好きです。
海外の安い保護フィルターも魅力的ですが、ネジ山の精度等の問題が国内メーカー品よりも多い印象です。
勿論最近は返品交換も簡単ですし、良品であることの方が多いのですが、保護フィルターに関しては国内有名メーカーの方がまだ安心感と性能は上に感じます。
レンズ保護フィルターが必要な理由
レンズ保護フィルターの目的はその名の通り『レンズの前玉の保護』がメインです。
コーティング技術は各社のセールスポイントの一つ。
例えばNikonのナノクリスタルコート(通称ナノクリ)はフレア・ゴーストを抑えたコーティングとして有名で、耳にしたこともあるのではないでしょうか。
SONYは『ナノARコーティング』、富士フィルムでは『ナノGIコート』など、各社異なる名称が与えられています。
あくまでもレンズ保護が目的なので、UVカット機能※などは無い場合が一般的です。
※フィルムカメラ時代は紫外線の影響を避けるためにUVカット機能を備えたプロテクターが多く販売されていました。デジタルカメラはセンサーにUVカット層が含まれている場合がほとんどなので、保護性能に特化したプロテクターを選択すればOK。
汚れを気にせず撮影に集中できる
撮影中は雨で水滴がついたり、砂埃が付着したりと平穏に撮影できない時も度々有ります。
そんな時に保護フィルターを取り付けていれば、気軽にクリーニングが行え撮影に没頭出来ます。
特に撥水コートには有り難みを感じることが多いので、アウトドアでの撮影が多い方にはおすすめです。
レンズ前玉を傷付けると補修費は高額
撮影中は予期せぬトラブルが発生することが!
移動中レンズを岩場にぶつけた、海岸で三脚ごと倒れてレンズが海水浸してしまった・・・などいずれも経験が有ります(汗)。
でも保護フィルターのおかげで、フィルターの破損だけで済んだり、オーバーホール作業だけで無事生還出来たりと付けていて良かったと思うことは多々あります。
しかし運悪くレンズの修理になると、新品が買える程の金額になることも!!!
レンズの過度の拭き取りはコーティングの剥離につながる恐れが
レンズの前玉はとてもデリケートで、出来るだけ多くの光を通すためにコーティングが施されています。
このコーティング、長い期間レンズの拭き取りを続けるにつれ剥げてきて写りに悪影響を及ぼすことも。
例としては描写の解像感の低下やフレアやゴーストの発生を招くことになります。
レンズプロテクターを装着していれば直接レンズ前玉に触れる機会が減り、レンズ本来の性能を維持することが可能です。
高級レンズには、前玉にフッ素コーテイングが施されているものもあるよ。
クリーニングが楽に行える仕様ですが、やはり保護フィルターを装着していた方が精神衛生上楽に感じる場合が多いんだよね。
保護フィルターを装着することで防水性能が確保される場合も
これは稀な例なのですが、保護フィルターを装着することによりカメラ(レンズ)の防水性能が確保される場合もあります。
富士フィルムのデジカメX100Vがそうなのですが、この様な例もあるということで。
但し風雨での撮影の際、プロテクターが有ると防水性能は得られないとしても安心感は高いんですよね。
レンズ保護フィルターを着けない方が良い場合も
最高画質で記録を残したい
気合を入れての撮影、ここぞの一枚であれば出来る限り最高の画質で記録しておきたいのは最もなことです。
これはレンズ保護フィルターが画質に影響するか否かにも絡んでくる問題になってくるので悩ましいところ。
解像度に関して実際に比較すると、モニターで拡大して違いが分かる程度です。
A3ノビ用紙に作品プリントしたとても、「この作品解像感ないね、保護フィルター使ったでしょ」なんて指摘されることはまず無いですから〜。
但し太陽光や月光などの影響を受ける場合は保護フィルターによる影響が生じる場合があります。このことは次の項目で触れますね。
レンズプロテクターを装着により余計なガラスが増えることになるのは事実。
解像感の悪化や、ゴーストの増加など画質への影響は確かにあります。
但し解像感の悪化は正直気にならない・無視して良いレベルのことが殆どです。
ここは各人の許容範囲にもよるのですが、装着・非装着の場合で画質を比べてみてくださいね。(丸投げ〜)
逆光下や夜景など光源が含まれるショットの場合
極端な例ですが太陽に向かって撮影した場合、保護フィルターを装着しない状態でもフレアーやゴーストは発生します。
高度なコーティングが施されたレンズでも、やはり出る時は出ます(笑)
画像はコーティングされたレンズ(ノンフィルター)で撮影。ゴーストはかなり抑えらており優秀といえます。しかし拡大すると若干発生しているのが確認できます。
そのような状況下で保護フィルターを装着すれば、さらに状態を悪化させる可能性が。
但し最近の保護フィルターの能力は上がっており、撮影状況にもよりますがかなり目立たない状態で撮影可能な製品も。
これも各人の許容範囲と撮影環境にもよりますが、私は以下のように切り分けしています。
- 【非装着】太陽・月・星などを画の構成要素として取り入れる場合
- 【非装着】夜景の撮影
- 【装着】上記の状態でも悪天候・水飛沫がかかる海岸での撮影
オールドレンズなどのレンズ特性を最大限活かしたい場合
この程度であれば保護フィルターを装着していても違いは感じない
逆光でのフレアを積極的に作画に取り入れたいケースも勿論ありますよね。
またオールドレンズの特性をフルに活かしたい場合も、レンズの巣のままの状態が好ましい場合も。
古いレンズには経年劣化と拭き取りによるコーティング剥がれ、さらに表面の研磨感で逆に面白い描写になることも多いんですよね。
Voightlander フォクトレンダー NOKTON Classic 35mm F1.4 II シングルコーティング(SC)VMマウント
現役レンズでもマルチコーティングではなく敢えてシングルコーティングに拘った製品も!
撮影状況が許せばレンズそのままの味を楽しみたいですよね。
勿論保護フィルターは取り付けられるので、必要な場合に取り付ければOKです。
角形フィルターを使用する場合
ここは無視してもらって良いのですが、風景撮影の場合角形フィルターを多用しています。
最大3枚ほどのフィルターを重ねることもあり、出来るだけ余計なガラスの影響を抑えたいのと、広角ではケラレを生ずる場合があるんですよね。
高性能フィルターは必要なのか?
冒頭でも申しましたが、保護フィルターの種類は本当に多いんですよね。
その中で自分の撮影用途に適したフィルターを選ぶのは大変なことだと思います。
中には以下の様な高級プロテクターが店頭に並んでいると、更に悩みは深い深い沼へと・・・
スタンダードなPRO1D プロテクターとの3倍もの価格差!、それだけの費用対効果が有るのかな?
かなり凝った拘りの造りで面反射は脅威の0.1%!撥水加工も施されているので、極めるなら選択肢に入れて良いでしょう。
但し、並べられた写真の中から、どれが高性能保護フィルターを使用したか私にはまず当てられないです。
でも条件が悪い撮影時の安心感は確実に得られますので、この辺をどう捉えるかですね。
(実は興味があって購入したので追ってレポしたいと思います。)
有ると便利なフィルターケース
本題から脱線しますが、保護フィルターと一緒にフィルターケースが有ると便利ですよ。
もちろんプロテクターに付属のケースでも良いのですが、やはり複数枚収納出来るタイプは後々必要になってきます。
まとめ 〜 保護フィルターは必要
最後までご覧頂きありがとうございます。
結論としては、『液晶保護フィルーは必要』・『あったほうが何かと安心』ということで締めたいとお思います。
私の場合、基本的にはプロテクターは常時装着して、逆光時など必要に応じて取り外すスタイルです。
初めて購入するなら、どんな保護フィルターが良いかな?
ベーシックなグレードで、薄枠(ワイドタイプ)、はっ水加工タイプが使いやすいと思うよ!
またレンズ交換の他にも様々なフィルターを楽しめるのがスマホとは異なるカメラの楽しみとも言えます。
レンズ保護フィルターを入り口にフィルターを使用した多彩な表現にトライしていくのも面白いと思いますよ。
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