クリップオンストロボをカメラ三脚・ライトスタンドに取り付ける方法

フォト造りTools

カメラ用三脚やライトスタンドにクリップオンストロボ(クリップオンフラッシュ・スピードライト)を取り付ける方法についてまとめてみました。

ストロボをカメラのホットシュー(アクセサリーシュー)に装着するのではなく、カメラから離して発光させる(オフカメラライティング)場合、どの様に取付けるのか考えてしまうこと有りますよね。

にっこりブヒ

三脚やライトスタンドに取付けるとライティングの幅が広がるよ。

これから何通りかの取付方法をチェックしていきましょう。

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注意点

本題に入る前に注意点を。ソニーのストロボはコールドシューと相性が悪い場合が有ります。

コールドシュー使用時の注意点
  • ソニー・(コニカ)ミノルタのオートロック・アクセサリーシューは使用出来ない
  • ソニー・マルチインターフェースシューは注意(ストロボ側取付足を破損しそうで怖い)。

オートロック・アクセサリーシュー

ミノルタ・ソニーの一部機種に採用されていたシュー形状。
(参考)こちらはマルチインターフェースシュー搭載カメラでオートロック・アクセサリーシューを使用するための変換アダプター。

マルチインターフェースシュー

ご覧の通り複雑な形状につき、コールドシューにロックさせるのはちょっと怖いのです。

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カメラ用三脚に取付

オフカメラの際まず考えるのが、撮影で使用している三脚が使えないか?だと思います。

高いポジションでのセッティング等の問題が有りますが、付属のストロボスタンドアクセサリーシューを用いカメラ用三脚の使用が可能です。

ストロボスタンドを使う

ストロボに付属のスタンド

一番手軽なストロボスタンド(フラッシュスタンド)。

スタンド背面に1/4″(細ネジ)が切られていれば、こちらをライトスタンド先端のネジに装着します。

撮影用三脚では、三脚の1/4″ネジに取り付け、雲台に取付ける場合も同様です。

注意 3/8″(太ネジ)の三脚には取付出来ない。

アクセサリーシューの使用

雲台のクイックシューにアクセサリーシューを取り付けた状態

アクセサリーシューの使用も手っ取り早い方法です。

背面の1/4″(細ネジ)を使い、ライトスタンド・カメラ用三脚・雲台に取り付けるだけです。

注意3/8″(太ネジ)のカメラ三脚には取付不可。

ちょっとストロボを使用したい時に便利で、必ずバッグの中に忍ばせています。

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一般的な取り付け方法

前に紹介した製品は1/4″ネジに取付けるタイプですが、こちらはオスダボスピゴットに取付けるタイプです。

注意ライトスタンドにはメスタボとオスダボ仕様が有ります。国内メーカーはメスタボ製品が多く・海外製品はオスダボです。私には国産機材は高くて買えないのでオスダボで統一しています。

※写真はAmazonベーシック ライトスタンドのオスダボ。 

日常生活ではあまり耳にすることが無いワードですが、スピゴットはこんな金具。

両端は1/4″(細ネジ)と3/8″(太ネジ)。

フラッシュシュー・アンブレラホルダーの使用

最もスタンダードな取付方法です。

アンブレラホルダー付きなのでライティングの幅が広がります。クリップオンストロボをメインで使用するなら1個は持っておきたいアイテムですね。

様々なメーカーから販売されていますが、最近は安価でも普通に使えるNEEWER製を使用するこが多くなりました。

中にはストロボを2つセット可能なデュアルタイプもあったり。まだ試したことは無いのですが・・・。

フラッシュシュー・アンブレラホルダーの使用(1/4″ネジアダプター付き)

ストロボ付属のストロボスタンドを使用して取付けした方が安心安全な場合は1/4″ネジで取付するアンブレラホルダーも存在します。

下部には1/4″と3/8″アダプターが付属しているのでカメラ用の三脚にも取付可能です。

まとめ

モノブロックの様に高額な照明機材ではなくても、ストロボのオフカメラ使用でライティングの幅は広がります。何よりストロボは軽量で機動性が高いのも魅力ですよね。

最近はアダプターの種類とメーカーが多すぎて、訳がわからくなる程ですが、一旦使ってみるとそれほど難しくはありませんので是非試してみてください。

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