今回は2大アクセサシューアダプターである、HAKUBA(ハクバ)アクセサリーシューアダプター HDBP-SAとETSUMI(エツミ) アクセサリーシューII E-6617を簡単に比較していきます。
なんと地味な題材!
読む方は居ないと思うけど一応・・・。
すごく地味なトピックですが、ストロボユーザーにとって取付足部分はとても重要な部分ですよね。
結論としては、「それぞれ一丁一旦で、機材や用途により最適なものが異なる」ということになりますが、簡単にですが特徴をGodox スピードライト TT600も使いチェックしていきたいと思います。
またこの手のパーツは当たり外れもあるので、合わない場合は深く考えず、他を試すのもお勧めです。
スペック
ハクバ HDBP-SA | エツミ E-6617 | |
---|---|---|
ネジ径 | 1/4インチ | 1/4インチ |
サイズ | 13mm×径30mm | 12mm×径30mm |
重量 | 19g | 13g |
備考 | 絶縁体付 | E-6117 アクセサリーシューの後継品 |
参考価格 | 691円 | 762円 |
簡単レビュー
見た感じで直ぐにわかるアイテムにつき、余計な説明は必要無いと思いますが念の為。
HAKUBA(ハクバ)アクセサリーシューアダプター HDBP-SA
- 板バネが無いシンプル構造(ストロボ側ロックリングの締め付けが重要)
- 質感は高め、重量感あり
- 背面は平滑で取り付けし易い
- ストロボ取付足と接する部分にシートが貼られている
- 本体外周が平滑で回し辛い場合も
- 絶縁体付き
私が使用しているGodox(ゴドックス)TT600にはピッタリ収まり丁度良い塩梅。
ただシンプルな構造につき、相手機材によっては、取り付けが緩く脱落する可能性が。この辺は注意が必要です。
ロックリングでしっかり締め付けだね
またTT600はピッタリなので、接点ピンの擦れ跡がアクセサリーシュー側部分に残ってしまいました。
ETSUMI (エツミ) アクセサリーシューII E-6617
- 板バネ付きでガッチリ取り付け可能(逆に困ることも有り)
- ネジ部は真鍮
- 質感(見た目)は普通
- ストロボ取付足と接する部分にシート(スペーサー)が貼られている
- 外周はローレット(平目)加工で回し易い
こちらもGodox TT600での装着感になりますが、板バネが結構キツく、逆に言い換えればしっかり固定されます。固定力に関してはハクバ製より上に感じました。
マルチインターフェースシュー(MIシュー)には不向き
平バネが有る分、機材によってはキツくて入らない場合も。
特にソニー マルチインターフェースシュー(MIシュー)はセットするのは怖かったです。
何か良い対象方法はと考えていたところ、この板バネ、よく見ると外れそうなので取り除いてみました。
板バネを外してみる
自己責任になりますが、外し方は意外と簡単。
細めのマイナスドライバーを板バネの下に挿入し、持ち上げるように(手で抑えながら)引き出すと外れます。
板バネが無い状態でTT600をセットするとスカスカで、ストロボのロックリングを強く締めないと怖いです。
ロックリングを締付け過ぎは、取外しが大変・・・
板バネを外した状態だと、間にスペーサーを噛ますなどの工夫も必要かもしれません。
まとめ
取り付ける機材によりけり
どちらのシューアダプターも一長一短で、取付する機材により使いやすさは変わります。
今回使用したスピードライトTT600に関しては、HAKUBA(ハクバ)アクセサリーシューアダプター HDBP-SAの方が快適でした。
現場で振り回す場合など、強固な接続が必要な場合はバネ式のETSUMI (エツミ) アクセサリーシューII E-6617の方が安心感があります。
今回の比較対象からは外れますが、ストロボの取付足を挟んで固定するタイプも有ります。スピードライト以外の機材もしっかり固定可能です。
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