【新潟】栃尾の雁木の街並みを散策〜小腹が空いたら「あぶらげ」でゴール

おでかけphotrip

新潟県長岡市の栃尾と言えば「あぶらげ」、美味しい油揚の代名詞ですよね。いつもは「道の駅 R290とちお」であぶらげを食べて時間切れでしたが、今回ようやく雁木のある街中を散策出来たので、写真とともに振り返ってみたいと思います。

東北人の自分にとって雁木(がんぎ)はあまり馴染みが無く、青森県黒石市の「こみせ通り」を想像する程度。新潟は上越市高田地区や今回歩いた長岡市栃尾地域の雁木通りなど、古い街並みが多く残っており街歩きには楽しい地域ですよね。

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諏訪神社付近からウォーキングスタート

時間の制限もあるので、今回は諏訪神社を起点に北上することに。雁木通り歩きのモデルコースが有るか分からず行き当たりばったりでしたが、結果満足して歩き終えることが出来ました。

▲ 栃尾城跡三光口の看板が。実は朝方(栃尾城跡駐車場から)栃尾城跡に行ってきたのですが、こちらからも登れるとは全く知りませんでした。栃尾が城下町であったことを認識させられます。

▲ 栃尾城跡から見た栃尾地域。今回歩いた範囲は手前の森で隠れて見えていない箇所です。時間が許せば栃尾城跡も一緒に訪れることをオススメします(要、熊すずと歩きやすい服装)。

▲ 諏訪神社付近、既に漂う昭和感。昔は味気なく無機質に感じた公共の建物も、今見ると懐かしさを感じるから不思議。

▲ こちらは服地屋さんのようですが、栃尾は古くは養蚕が盛んで繊維産業で栄えた地域とのこと。確かに歩いていると服飾関連の会社が多い様に感じました。話はずれますが、「栃尾服地」の縦書きフォントが何気にツボでした。

▲ 道中に掲げられた案内板にも書かれていましたが、歩道は段差が有る場合が有り注意が必要です。各お店の実情に合わせて高さが設定されていたとのことです。

▲ 消防署の隣には酒蔵である越銘醸(こしめいじょう)。

▲ 越銘醸さんの建物を別角度から。雁木の有るバス停、良いですよね。冬は大変でしょうし、地域住民の方々の生活に不可欠なもので有ることを認識させられます。

▲ 丹甚呉服店、2階の窓枠と壁面の色合いが素晴らしい。更に字体が天才的で、PCにこのフォントが追加にならないかと真剣に思ってみたり。文章に使われたら日本語を超えた書の世界になりそうです。

▲ 鉢植えが美しすぎる理容室。雁木を100%使い切っていますね!これから新たに住宅を建てる場合に雁木は設けないでしょうから、現存する建物はとても貴重ですよね。

▲ こちらもかなり趣きのある建物。この建物の前の道路はカギの字になっているのですが、これは敵の侵入を防ぐための工夫だったとのこと。なるほどなるほど。流石に車社会の現在では通行の妨げになるため、区画変更の際に廃止になっているそうです。

▲ 豪雪地帯ならではの雪を降ろす際のシューターの様な感じですかね。更に多くの建物では、屋根に上がるための梯子が備わっていました。

▲ ここで見てはいけないものに遭遇!長岡近辺では「正油赤飯」が有名とは知っていたのですが、未食。食べたい、しかし今回は最終目的が「あぶらげ」なのだ!「六方焼」なるものにも気になりますが、後ろ髪を引かれる思いで勇気ある撤退をするのでした。

にっこりブヒ
にっこりブヒ

今晩宿で食べる夜食に六方焼買っておけば良かったと後悔。
東北では聞かない名前だ。

にっこりねこ
にっこりねこ

なかなか食べる機会がない正油赤飯

▲ 雁木通りも終わりに近づき、Yの字の道は運命を表すが如く。左は試練の坂道、右は目指すあぶらげ屋さん方面。左方向も趣がある感じで歩いてみたかったのですが、お腹が空いてきたので足は勝手に右方向へ向いていた。

▲ 程なく今回の最終目的地「豆撰」さんの看板が。

▲ バスターミナル、茶色い路面は豪雪地帯の証拠ですね。

▲ この写真は個人的な趣味です。変わったバス停だと思いきや、保管場所ですかね。

今回の最終目的地「豆撰」さんに到着。駐車場もしっかりあるので、殆どの方は車で訪れる様で、来客は絶えません。

▲ イートインコーナーがあり、こちらであぶらげを頂くことに。

▲ 今まで食べたあぶらげの中で一番上品な食べ方でした。左から南蛮味噌、山椒入り塩、正油味で楽しめます。一番気に入ったのは南蛮味噌を付けた食べ方。自宅でも油揚はよく食べるのですが、この食べ方は盲点でした。

にっこりブヒ
にっこりブヒ

あぶらげは軽くて美味しかった。

▲ デザートとして「豆乳ソフト」も追加。すっきり系で豆乳の風味もしっかり感じられ、最近食べたソフトクリームの中でもかなりのお気に入りにランクイン。冬は食べられないのが残念です。 

本当はお土産に買って帰りたいところですが、この日は持ち運びの問題も有り断念。実は新潟帰りに必ず立ち寄る五泉市のスーパー「エスマート」で南蛮味噌と一緒に買って帰る予定なのです。

にっこりブヒ
にっこりブヒ

エスマートで豆撰さんの「あぶらげ」が売られているのを知っていたのだ。

にっこりねこ
にっこりねこ

長岡名物黒いおいなりさんも必ず買うのだ!

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余談〜食欲衰えることを知らず

散策はここで終了の予定でしたが、ちょっとだけ続きを。

▲ 来た道を戻らず別ルートを行くと・・・「佐藤豆腐店」さんに遭遇!こちらは「道の駅 R290とちお」に出店されている豆腐屋さんで、ネギとかつ節の組み合わせが絶品ですよね(本店では普通の油揚のみ提供)。駐車場も有り、車で来ても大丈夫ですね。

▲ 気づくとカミさん買ってますね・・・

以上栃尾の街歩きでした。まだまだ歩いて回りたいところは沢山有りますが、次回訪れる予定の来春の楽しみにしたいと思います。

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