【レビュー】SIGMA Art 17-40mm F1.8 DC〜6ヶ月間使用した感想

今回はSIGMA (シグマ) Art 17-40mm F1.8 DC(A025)の使用約6が月レビューです。作例を眺めなら印象を綴ります。

珍しく発売日にXマウントを予約購入し。早くも半年に到達しようとしています。本当はフジ純正XF16-55mmF2.8 R LM WR IIを予約注文していましたが、品薄状態につきキャンセルしA025を入手した次第です。

本音を言うと、最初は純正XF16-55mmF2.8 R LM WR IIが欲しかったです。しかし時が経つににつれ・・・

にっこりねこ
にっこりねこ

Art 17-40mm F1.8 DCで十分じゃね!

そんな結論に至りました(笑)

まあ、スナップメインにつき55mm(フルサイズ換算83mm)の活用頻度が少ないという理由もあったのですが。

現在ではXF16-55mmF2.8 R LM WR IIに対する物欲は完全に失せました。そして他の純正標準ズームレンズの出番も無くなりました・・・。

※本記事は広告およびアフィリエイトプログラムを利用しています。EC事業者等から購入実績などにより手数料を受領しています。

作例のレタッチは露出補正のみ、Lightroomでレンズ補正と任意のフィルムシミュレーションを適用しています。使用カメラはX-T5です。

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仕事人的レンズ

Film Simulation:ACROS

のっけから大絶賛しているような語り口でしたが、必ずしもそうではありません。なんと言うか、地道に仕事をこなしてくれる、良き相棒、そんな印象でしょうか。実際にレンズ1本のみで出かける際、必ず持ち出すのは本レンズ。サイズは72.9×118.2 mm(530g)につき、APS-Cレンズとして軽快とは言えませんが、日常の記録用としても欠かせない1本になっています。

Film Simulation:ASTIA

ARTラインに対しては(芸術的かどうかは別として)何か特別な写りを期待しがちです。でも大三元クラスの標準ズームの立ち位置は、息を呑むようなアーティスティックな描写よりも、ハイレベルかつ現実的なデータの確保を最優先で良いと思います。実際に、レンズ独特の味(みたいなもの)が抑制されている方がデータとして使いとも多いです。

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開放絞りF1.8

標準ズームレンズでありながら開放絞り値F1.8、ここが本レンズのキラーワード。

スナップ好きとしては、日が暮れてもシャッターチャンスが広がるし、高感度耐性に劣るAPS-C機(と言っても十分な性能)でのメリットも大きいです。

Film Simulation:ASTIA ƒ/1.8 39.2 mm SS1/55 ISO400

口径食はそれなりに発生し、レモン型のボケが見られます。個人的にはこんな感じの絵を撮ることは稀なので、さほど大きな問題でもなし。それよりもこの照度下、ISO400で楽に撮影させてくれるメリットの方が大きいです。

Film Simulation:ASTIA ƒ/1.8 40.0 mm SS1/1250 ISO125

そして気になるボケ感ですが、上例の様に意地悪な背景を選ぶと若干の五月蠅さと硬さは感じます。最短撮影距離(28cm)付近で撮影してみました。フォーカス部は少し柔らかめです。

Film Simulation:ASTIA ƒ/2.8 39.2 mm SS1/550 ISO125

近接撮影で使いやすいのはF2.8でしょうか。スッキリとしたボケ感はなかなか好印象です。背景によっては十分使えます。

Film Simulation:REALA ACE ƒ/1.8 17.0 mm SS15 ISO1600

星景写真はどうかと、試しに撮影してみました。自分の様に、たまに星空を撮影する程度の人間にとっては十分かもしれません。但しコマ収差は発生するので本格的な作品作りには不向きです。この世界は追求するとキリが無い世界なので、ほどほどに留めておきましょう(笑)。

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更に単焦点レンズが欲しくなるかも・・・

Film Simulation:NOSTALGICNEG ƒ/8.0 35.6 mm SS1/500 ISO250

フルサイズ換算28・35・50mmの単焦点3本分をカバーする本レンズ。さらに開放絞りF1.8と十分な解像度を得られるなら、不便なプライムレンズはお役御免になりそうです。

しかし、優等生過ぎる描写の反動が、単焦点レンズ沼という、渇くことのない欲望の世界へ誘いかもしれません。

にっこりブヒ
にっこりブヒ

時には一癖ある描写も味わいたくなるぞよ

にっこりねこ
にっこりねこ

それも怖いね

Film Simulation:ACROS ƒ/3.2 40.0 mm SS1/100 ISO640

広角17mmには意外と慣れた

Film Simulation:REALA ACE ƒ/8.0 17.0 mm SS1/340 ISO125

Film Simulation:VELVIA ƒ/8.0 17.0 mm SS1/300 ISO160

本レンズの入手当初はワイド側17mm(フルサイズ換算25.5mm)が中途半端に感じていましたが、次第に慣れました。日常風景を広めに切り取るには十分な画角と言えます。

望遠側の必要性が運命の分かれ目か!

Film Simulation:VELVIA ƒ/2.8 21.3 mm SS1/25 ISO1600

本レンズを購入検討する際の一番の懸案はテレ側40mm(フルサイズ換算60mm)の焦点距離でしょうか。元々フルサイズの35mmや50mmを主戦場にしていたなら60mmはボーナスに思えるかもしれません。

ポートレイトも視野に入れるなら、素直に純正XF16-55mmF2.8 R LM WR IIに逝ってください。4000万画素級のカメラならトリミングする手もありますが、精神衛生上宜しくないので素直に純正が吉かと。

まとめ〜結局沼の入り口かもしれない

Film Simulation:ASTIA ƒ/5.0 17.0 mm SS1/220 ISO125

標準ズームとして満足度が高い1本です!

にっこりねこ
にっこりねこ

スナップ前提なら更に使える焦点距離だ

フジXマウントの選択肢の中で、標準ズームレンズとしては手堅い1本と言えます。但し使用しているうちに、ないものねだり的な雑念が生じ、結局単焦点レンズに手をだす可能性を秘めています。Xマウントには魅力的な単焦点レンズが多いので、困ってしまいますね。