モンベルダウン寝袋をNIKWAX ダウンウォッシュダイレクトで洗濯

foto la vida

長い間使い続けたモンベルのダウンの寝袋・・・ようやくセルフクリーニングしましたのでレポしたいと思います。

洗剤はNIKWAX(ニクワックス)のBE1K1 ダウンウォッシュダイレクトを使用しました。

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毎日使う寝袋だが、洗濯していなかった・・・

※ここは重要ではないので急ぎの方は読み飛ばしてください。

実は私、かなりの寝袋ヘビーユーザー。
一年間の殆はキャンプパッドの上にダウンシュラフを敷いて寝ています。

キャンプ、登山などアウトドアライフをエンジョイしているわけではなく、自宅や外出先で日常的に使用しているのですが、ここにはやはり問題が・・・

キャンプパッドは汗を吸収してくれない・・・

特に下にフォームパッドしか敷けない時はなかなか不快でして、ダウンシュラフに与える影響は考えると恐ろしいものがあります。

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プロのクリーニング店にお願いするのが一番楽なのですが、クリーニング中は使えなくなってしまうので今回自分で洗濯することにしました。

困りねこ
困りねこ

近所のクリーニング店に出すと、布団などは生地にタグが直接ホチキス留めされたり、リスクもかなり高いんだよね。

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今回はモンベルのダウンの寝袋+αを洗濯

今回洗濯したダウンはコチラ

montbell ダウンハガー#2

数年前に購入したもので、最近のモデルとは形状が異なっているかもしれません。ダウンの性能は把握していません (多分650フィルパワーかな?)。

ついでに他のダウン衣類も一緒に洗濯しました。

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洗剤はニクワックス(NIKWAX)BE1K1 ダウンウォッシュダイレクトを使用

普通の中性洗剤でも良いのかもしれませんが、今回は念のためダウン専用洗剤を使用することに。

今回初めて知ったのですが、ニクワックスは英国のメーカー、多くのスポーツウェアブランドでも推奨されているんですね。

参考までに本国のサイトのリンクを貼っておきます(英語)。

Welcome to Nikwax | Outdoor Innovation
Since 1977, Nikwax has been the global leader in environmentally safe aftercare and waterproofing solutions that extend the life and performance of technical fo...

今回は洗濯だけなのでダウンウォッシュダイレクトのみの使用ですが、撥水加工が必要な場合には別売の撥水剤を併用する必要があります。

モンベルではダウン専用洗剤が販売されているので、モンベル製ダウンの場合はこちらが安心かもしれません。

では早速お洗濯お洗濯!

ダウンジャケットの洗濯方法は、ニクワックス日本代理店の動画がとても参考になります。

洗濯開始

メーカーの説明によると「寝袋や大きなジャケットはバスでの手洗い後、洗濯機での脱水がベスト」とのことなので、自宅のバスタブを使用しました。

一方でダウンの服に関しては、1〜2着で有れば洗濯機での洗濯も可能とされています。

バスタブにぬるま湯を約50ℓ

ダウンシュラフを自分で洗濯するのは初めてだったので、水を張る前に入れてみた。

水を2ℓペットボトルでせっせと水を湯船に投入。50ℓ位で良さそうな感じでした。(勿論メージャーで容積測ってもよかったのですが)。

自宅の洗濯機は満水で55ℓなので、まあこんな感じでしょうか。

寝袋を洗濯できる状況にする

洗濯前の準備をしておきます。

  • ジッパーを閉じる(ジッパーでダウンを痛めないように)
  • ダウン以外の部分は外しておく

汚れが酷い部分には直接洗剤をつけておく

頭皮や首が当たる部分など、汚れが酷い場所には直接洗剤をつけて洗っておきます。

ダウンウォッシュダイレクトを投入

キャップ一杯で 約50

次はバスタブに洗剤を投入します。

洗剤の使用目安

ダウンジャケット(厚手)1着・・・水量 24ml に対して、洗剤 150ml(キャップ3杯分)

今回はバスタブに 約50ℓのぬるま湯なので、洗剤は 300㎖(つまり全量)投入しました。

ボトルををよく振ってから洗剤を投入しますが、蓋のロックを開ける前に振った方が良いかも。

私はキャップの開封防止を外した状態で振ったところ、液漏れで出はベトベトになってしまいました。

困りねこ
困りねこ

一度開封するとキャップの閉まり具合がよくないんだよね・・・

ダウンを浴槽に入れ足で押し洗い

ダウンをバスタブに入れます。

当然ですが殆どがプカプカ浮かんでちょっと異様な光景に。

今回は寝袋の他に、以下の洗濯物もついでに投入しました。

  • ダウンジャケット(薄手)
  • ダウンパンツ
  • ダウンブランケット

しかしこれは大失敗。

パニクリねこ
パニクリねこ

洗濯から乾燥までの全工程を行うのは結構大変!

大物を洗う場合は一つだけにしておいた方が良いと思ったよ。

優しくダウンに洗剤が染み込むように足で押し洗い。

洗剤はかなりヌルヌルなので、転ばない様、手すりがあれば掴みながら洗ってください。

洗い終わったら5〜10分浸け置きします。

暫く洗い続けると結構な汚れが!

水が透明になるまですすぐ

水が透明になるまですすぎを繰り返します。

すすぎ作業は結構大変で、10回ほどでようやく透明に。うまくやれば回数は減らせると思います。

洗濯機で脱水

水分を含んだダウンはかなり重いので、バスタブのフチにかけ予備脱水しておくと若干水が抜けて軽くなります。

水がかなり滴るので桶の中に入れたり、バスタオルで包んで洗濯機まで運びます。

寝袋をドーナツ状にし洗濯槽の中にセットします。適当に入れて脱水しようとしたら、洗濯機はエラーで動きませんでした。

5分間脱水しました。

後はバスケットに入れてコインランドリーにGO!

コインランドリーで乾燥作業

私はドラム式洗濯乾燥機は持っていないので、近所のコインランドリーを使用することに。

乾燥機の温度切替は低温にします。

乾燥機に寝袋をセット。他の洗濯物とは別に乾燥させました。

乾燥の途中でダウンの状態を確認します。

ダウンが濡れて塊になっている場合が有るので、その場合はほぐしながら乾燥を繰り返します。

私はワンコイン毎にチェックを繰り返しました。

寝袋は 40分 ほどで乾燥しました。

ダウンの乾燥具合には要注意

ダウンの乾燥具合には一番注意を払う必要があります。

モンベルのダウン寝袋はダウンが固まることもなく順調に乾燥することが出来ました。

一方、ダウンパンツに関してはダウンが隅に寄って玉になってしまい、乾燥作業はかなり大変でした。

モンベルのインストラクションでは「洗濯乾燥後の1週間は風通しの良い場所で保管せよ」とのことです。

保管用バッグに入れて収納

コンプレッションバッグでの長期保管はNG

完全に乾燥が完了したら保管用のバッグに入れて保存して置きます。

携帯用コンプレッションバッグやコンテナボックスに入れての保管はNG。

モンベルのダウン寝袋には保管用バッグが付属しているものもあり、これは保存以外で持ち運び時にもなかなか便利です。

保管用バッグはモンベル以外のメーカーからも発売されています。

まとめ

大事なアイテムの状態を知るにはセルフクリーニングはおすすめ!

以上ダウンスリーピングバッグのセルフ洗濯方法でした。

実際洗ってみて、思ったほど難しくはありませんでしたが、乾燥まで時間を要するのは覚悟しておいた方が良いでしょう。

洗った後のダウンはやはり気持ちが良いですし、アイテムの状態を知るという上ではセルフ洗濯はかなりおすすめ。時間がある方は是非試してみてくださいね。

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