NEEWERとAVENGER(アベンジャー)のCスタンド(センチュリースタンド)の比較です。私は両方使用していますが、初めて選ぶ際、先発メーカーのAVENGERも気になるところですよね。今回はセット品のアベンジャー A2033LKITとを比較し、それぞれのメリット・デメリットについても触れていきます。
今回はキット品で比較
スペック上の違い
初めてのCスタンド購入なら、グリップヘッドとエクステンションアームのセットが手っ取り早いですよね。両社から買って直ぐに使えるキット品が販売されていますので、今回はこれらで比較を行います。
NEEWER Cスタンドと直接比較対象になるのは、AVENGERではA2033LKIT になります。
AVENGER製品は日本向け仕様のJタイプも有るので、購入時には注意してね。
NEEWER Cスタンドについては別記事もご参照ください。
小さな画像だと、両製品の違いはわからないですよね(笑)
NEEWER製には、ポールにハンドグリップが付いている点くらいしょうか。
NEEWER Cスタンド | AVENGER A2033LKIT | |
---|---|---|
参考価格 | ¥18,949 | ¥34,415 |
最低高さ | 146 cm | 134 cm |
全伸高 | 320 cm | 328 cm |
耐荷重 | 8kg | 10 kg |
ポール径 | 35, 30, 25 mm※1 | 35, 30, 25 mm |
延長アーム | 128 cm | 102 cm |
スライド脚 | なし | あり |
それぞれ高さが320cm以上あり、趣味レベルでは十分過ぎるスペック。大は小を兼ねるのですが、NEEWER製の最低高さ146cmは自宅での撮影で少々高く感じてしまうことも。
AVENGER A2033LKITは、スタンド本体 A2033L にグリップヘッドD200とエクステンションアームD520 のセット品。スペック的に大きな差異はありませんが、使い勝手に関しては、以下の様な違いもあります。
使い勝手の違い
AVENGERの良い点でまず挙げられるのが、グリップヘッドD200の使いやすさで、その動きはとても滑らか。固定力に関しては、『自動車品質のディスクブレーキ』とメーカーが謳う通り確実なロックが可能です。
一方のNEEERはギアの噛み合わせで固定するタイプ。
慣れの問題ですが、機材セットや動作及びロックはAVENGER D200の方が上です。
勿論NEEWER製もしっかりと機材を固定してくれるので、操作に慣れてくれば問題ナシ。やはり求めやすい価格は魅力です。
- 機材の微調整が多い→AVENGER D200
- 一旦セットしたら固定で使う→NEEWER
選ぶ目安としてはこんな感じでしょうか。
⬛︎ NEEWER Cスタンド エクステンションアーム先端
エクステンションアームはNEEWERが素晴らしいです。
- 端部がダボネジ加工が施されている
- 両端は3/8(太ネジ) 1/4ネジ(細ネジ)
これによりストロボやLED照明が直付け出来、かなりのお役立ち度と言えます。
欲を言えば、長さがもう少し短くても良かったのですが・・・
最後に本体ポールとタートルベースの違いを。
NEEWERのハンドグリップは個人的には不要(クランプを挟む際に邪魔)ですが、移動時には有ると便利です。
またタートルベースに関しては、AVENGERは撓みが少なく堅牢製を感じますが、NEEWERでも十分な強度に感じます。あくまでも体感の話ですが。
不整地対応なら脚が調整出来るAVENGERの方がよいですね。
まとめ
以上簡単ですが両者の違いを述べてきました。
NEEWERとAVNGERのどっちを選ぶか、やはり迷います。
あくまでも趣味レベルでの結論としては、製品の大きさが許容出来れば、NEEWER製で十分撮影可能ですし、導入コストも抑えられおすすめです。
勿論、予算が有ればAVENGERを手に入れるのは素晴らしいことです。但しAVENGERはサイズバリエーションやオプションが豊富なので、今回紹介したキット品では無く、カスタマイズしながらの購入もオススメです。
照明機材の沼も深くて、実際使用しながら自分の必要なセッティングや機能が見えたりします。まずは予算をかけずにスタートし、必要に応じてグリップヘッドなどを交換していくのもアリだと思います。
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