富士フィルムのAPS-Cデジタルカメラ Xマウントを追加することになりました。本記事では今回Xシステムの導入に至った理由・動機、更に注意点についてまとめています。
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結局、フジの色が気になるんでしょ
![にっこりねこ](https://life-with-photo.com/wp-content/uploads/2021/12/ネコ_ニッコリ.jpg)
その通〜り!
結論から申すと、フジのフィルムシミュレーションが気に入ったのが一番の理由ですが、他のポイントも予めまとめておきます。
- フィルムシミュレーションが秀逸
- APS-Cのカメラが欲しかった
- 使用したいレンズの存在
今回はマウント替えではなく追加。ほぼ自分の気持ちを整理しているだけの内容ですが、フジXシステムを検討している方の参考になれば幸いです。
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フィルムシミュレーションの良さを再認識
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現在のメインシステムはSONY Eマウント、そしてソニーの静止画カラープロファイル(α7RⅤのクリエイティブスタイル)はなかなかの気に入り。
そんな中、最近のサブ機GFX50S IIの、色彩の良さにノックアウトされたのが一番の理由。
実は以前はXマウント(2012年頃のX -Pro1など)ユーザー、でも当時のフィルムシミュレーションがどうもしっくり来なかったのです。今思えば、当時はまだフィルムがメイン、それもKodakのネガメインで撮っていたので、その色合いとデジタル画像とのギャップを埋めることが出来なかっただけなんですよね。
それが、最近GFXによって、今までの既成概念が覆されたのです!
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フィルムシミュレーション、イイね!
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ニコン機にも欲しいな
Lightroomでプロファイルを作成し近づけることも可能かもしれませんが、それは面倒。何よりも撮って出しで使える率が増えて大助かり。
どれを選んでも楽しいですが、中でもETERNA/シネマの存在が大きいかな。
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ドラマチックな光景ではないけど、何だか日々の記録を記憶として残してくれる描写はとても好印象。逆にVelviaはまだ使いこなせていません。まあこの辺は好みですよね。
フィルムシミュレーションのお陰で、レタッチに費やす時間が大幅に削減され大助かりなのです。
APS-Cの必要性
現在はフルフレーム機の運用がメイン。
でもAPS-Cの方が被写深度が深く撮りやすい場面も多く、フォーサズシステムを手放してしまった今、もう少し小さなセンサーのカメラが欲しかったんですよね。
それとラージフォーマットのGFXを補完する存在としても相性は抜群ですし。広角〜標準域はGFXで、超広角と望遠域はXシステムで賄う予定です。持ち込み機材に制限がある場合は、Xシステムだけでも良いかと考えています。
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Xマウントだけでも十分満足出来るシステムが組めるよ
勿論上述のフィルムシミュレーションが気に入ったのが前提ですが。
使用したいレンズの存在
マウント選択の判断材料として重視するのが、使いたいレンズが有るかどうか。
魅力的なレンズが多い(特に単焦点)Xシステムですが、今回気になっていたのがXF8mmF3.5 R WR。フルフレーム換算12mmの超広角AF対応レンズはなかなか無いんですよね。
大好きなFE 12-24mm F2.8 GMがどうしても持ち出せない時、気軽に超広角が使えるのは嬉しい限り。
ねじ込み式のフィルターが装着出来るのもメリットですね。
他にもXF35mmF1.4 Rなど、欲望はキリがないですね(笑)。
ちょっと気になった点
メーカによって良し悪しが有るのは当然ですが、最後に富士フィルムのXシステムを選ぶ際、気になった点を3つあげておきます。どれも個人的には大きな問題では無いのですが。
- 納期が長い場合がある
- 必ずしも機材は小型軽量ではない場合も
- 更新が遅めのレンズも
納期の問題
これは経済状況、購入タイミング、製造・在庫管理にもよるので何とも言えませんが、最近だと他のメーカーよりも納期は長めの印象。
現在X-H2を注文中ですが、やはり納期は3〜4ヶ月。一緒に頼んだレンズだけ在庫が確保されている状態です(苦笑)。自分はマウント追加なので問題はありませんが、急ぎで使う予定がある方にとっては厳しいですよね。
海外のストア在庫はしっかりみたいですが、最近の為替レートでは買う気はしないですし。
必ずしも小型軽量ではない場合も(一部レンズ)
APS-Cの割に大柄に感じるレンズも確かに有り、特に大三元ズームではそう感じるかもしれません。
作品撮り用としてなら、写り重視で多少の大きさは気にしないのですが、普段使いなら、やはりサイズは大事ですよね。
ここは小型化軽量化が進む他社製と比較すると、どうしてもそう感じてしまう部分。但しフジのレンズは、絞りリングの装備や防水処理も割としっかりしている製品が多く、仕方がない面も有るかと。
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レンズの造りはいいよね
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APS-Cが必ずしも小型軽量と思わない方が良いかも
勿論、小型軽量のレンズもしっかりラインナップされているのでご心配なく。あくまでも自分が使いたいレンズの話です。
更新が遅めのレンズも存在
新レンズは続々発売されているのですが、大三元レンズに相当するXF16-55mmF2.8 R LM WR(2015年発売)の様に、そろそろ更新を期待する玉が有るのも事実。現行品でも性能・描写的に問題は無いのでしょうが、やはりもう一回りの小型軽量化、寄れて、撮影倍率の高くしたアップデートを望んでしまいます。まあ欲張りは良くないのですが。
まとめ
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少し愚痴も入りましたが、やはりフジのXシステムは魅力的。万人におすすめとは言えませんが、独特のカラーサイエンスやクラシカルな佇まいが魅力の機材など、他のマウントとは異なる世界が有るのも事実。気になったら検討する価値はある様に感じます。
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