レフ板を100円均素材で低コスト自作・・・さてその作り方と効果は?

今回は物撮り用レフ板(銀レフ)を自作してみたので、その作り方と使用感をレポートします。

よくある『100均で作る格安レフ板』的な記事なので、一例としてご覧頂ければ嬉しいです。

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レフ板を作成するキッカケ

カミさんが会社から持ってきた不用になったスチレンボード。部屋の片隅で活躍の場が与えられず、不憫な状態を何とかしてあげたくなったのが今回の作成理由です。

レフ板は消耗品的なところがあるので、ストックが有れば安心ですし。

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板の素材は何にする?

候補になる板は?
  • スチレンボード(発泡スチロール板)
  • 段ボール
  • 厚紙

スチレンボードは軽くてオススメ

今回は自宅に余っていたポップ用スチレンボードを使用しました。

Point
  • 厚みは5㎜以上だと安心感があり(パネルの成形方法による)
  • スチレンボードは『紙張り合わせ』や『接着剤付き』など種類がある
  • ぶつけると凹みやすい

個人的におすすめはスチレンボードです。

スチレンボードには種類があり、純白紙が貼り合わされたタイプ(今回私が使用したもの)や、最初からパネル面に接着剤がコーティングされたタイプが存在します。

接着剤付きはプラチナ万年筆の『ハレパネ』やHAKUBAの『ワンタッチパネルボード』など、メーカーにより呼称は異なります。

豊富なサイズも魅力で、A3より大きいパネルのレフ板を安価に入手したい場合、助かる存在です。

またそのままで白レフとして使用可能です。

段ボールならコシがあるものを

また自宅にある段ボールでもOK。

上手くいけば段ボール箱の折り目を活用することも可能で、この時点でコストがゼロなのも嬉しいポイント。

但し段ボールのコシ具合(強度)は要チェック。A4程度であれば通販の段ボールでも問題ないかもしれませんが、大判で作成する場合、強めの段ボールの方がたわみが抑えられます。

にっこりブヒ
にっこりブヒ

スーパーでみかん用段ボールを譲ってもらっても良いかも。

にっこりねこ
にっこりねこ

和歌山みかんを買う手もあるか!

また板段ボールも使いやすい素材です。

要は銀のシートが貼れば何でもOKだが・・・

要は銀(金・黒)シートが貼れれば良いのですが、固い素材(ポリカ板)よりは、凹んでも柔らかめの素材の方が良いと思います。硬いと背景紙を傷める恐れも有るので。

レフ板は消耗品的な面も有るので、ある程度の凹みは覚悟しておいた方が気が楽です。

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反射材はどうする?

さて肝心な反射材ですが、今回は銀色(シルバー)をメインに選んでいきます。

候補となる反射材
  • 銀の張り紙(今回使用:ダイソー 『貼れる布キラキラ』)
  • ガスコンロ用カバー(今回使用:ダイソー 『ガスコンロ用下敷き2面カバー』)
  • カッティングシート
  • 銀マット〜断熱用マット・キャンプ用マットなど

ダイソー『貼れる布キラキラ』は?

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結果として使って良かったのがダイソーの『貼れる布キラキラ』です。

サイズは345×450㎜でA3より大きく、A3ノビより寸足らず程度の絶妙なサイズ。

本当ならA3ノビと同寸だと良かったのですが、そこまで贅沢は言えないですね。

そして『貼れる布〜』の名前の通り、接着剤が塗布されているのが嬉しい!

貼れる布キラキラ345 × 450㎜
A4210 × 297㎜
A3297 × 420㎜
A3+329 × 483㎜
A2420 × 594㎜
にっこりブヒ
にっこりブヒ

わざわざ接着剤を買う必要ないのが良いね!

貼り方は簡単。裏面シールを剥がして貼るだけです。雑な作業で見苦しいですが、こんな感じに貼ることができました。

写真の板は約303×455㎜のイレギュラーなサイズなので参考程度にご覧下さい。

裏面は仕事で余ったマスキングテープで貼り合せ。

仕上がりはこんな感じ。趣味で独りで使うには問題ないのですが、誰かに見られたら正直恥ずかしい出来でした。

またこのシートの良い点は、表面が平滑ではなく梨地であること。

この後紹介する、平滑且つ光沢感のあるガスコンロカバーよりも、光の反射具合が適切で使いやすかったです。

ダイソー 『ガスコンロ用下敷き2面カバー』では?

次は同じくダイソーの『ガスコンロ用下敷き2面カバー』ですが、結果から言うとコスト面では最高ですが、仕上がりと使用感はイマイチでした。

大きさは十分。レフ板作りには使い出がありそう。

サイズは680×730㎜。A2より大きく、大型レフ板作成には打ってつけな感じです。

裏地に接着剤は付いていませんが、紙なので接着は難しくありません。今回のパネルは紙が貼っているタイプなので木工用ボンドで接着しました。

こんな感じで、かなりの大きさ。人物でも小さなお子さんの撮影程度でしたら十分使えそうです。

問題は光沢が強すぎなのと、折れ目が付いている点です。

こちらは余材で作った小さいレフ板。反射光が固く、折れ目の部分の影が写ってしまいました。

これは小物撮影では使わないかな・・・。

面倒ですが、折れ目はカットして貼り付けた方が良いかもしれません。

まとめ

ダイソー『貼れる布キラキラ』レフ板を使ってみる

最後にダイソー『貼れる布キラキラ』レフ板を使用した例です。

ダイソー『貼れる布キラキラ』レフ板を立てて撮影して見ました。光源は上からのLEDライト1灯のみです。

レフ板の有り・無しではユンボの印象が随分と変わって見えます。

ここではLEDライト一つだけのミニマムな状況の撮影です。出来上がりには問題がありますが、個人のフリマ出品程度であれば十分対応出来ると思います。

ちなみに使用したライトはNeewerの480LED。必要最低限のスペックですが小物撮影で有れば十分使えます。タイムセールで安くなっていたのでつい買ってしまいました。

レフ板は購入か自作か?

最後にレフ板は購入と自作のどちらがオススメかですが、A4〜A3程度の大きさであれば購入した方が楽だと思います。金額は1000円〜2000円程度なので、わざわざ百均に赴いて材料を購入し作成するよりも、時給換算すると完成品を買った方がお得かもしれません。

但し売られているのは、自作よりは出来が良いですが、それなりの品の場合が多いことを事前に認識していると気分的に楽です。

でも自分が使いたいモノを作るのが自作の楽しみでもあるので、この辺はお好みで。

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