ピークデザイン(Peak Design)エブリデイバックパック(Everyday Backpack)用アクセサリー、エブリディヒップベルト(EVERYDAY HIP BELT)のレビューです。
エブリデイバックパック30Lと同時に購入しました。カメラやPCなど、積載荷重が大きくなる際はとても重宝しており、まとめて購入しておいて正解でした。
逆に荷物が軽い場合は敢えて購入する必要はないと思ったり、実際に使用して感じたメリット・デメリットを使用感も併せてお伝えしていきます。
エブリディヒップベルト(EVERYDAY HIP BELT)の特徴
カメラ用バックパックでは貴重なヒップベルト
カメラ用バックパックでヒップベルトが標準装備モデルは少ないですが、エブリデイバックパックでは別売アクセサリーとして展開されています。
確かにデイパックでヒップベルト付きタイプは稀ですし、アウトドア用バックパックでも20L〜30Lクラスではヒップベルトは装備されていないモデルが大多数です。
しかし、カメラやPCなど重い機材を持ち歩く際に、ヒップベルトの必要性を感じることは結構あるんですよね。
そんな訳で、後付けでもアクセサリー対応されているのは、嬉しい限りなのです。
一部モデルのみ装着可能
待望の!?ヒップベルトですが、残念ながらピークデザイン製バッグの全てのモデルに装着可能な訳ではありません。
✳︎1 v2シリーズに装着可能(全モデルのv1シリーズには装着不可)
✳︎2 エブリデイバックパック Zipの15Lモデルには装着不可
装着可能なのは、新しい『V2シリーズのエブリデイバックパック』と『30Lトラベルバッグパック』ですが、『エブリデイバックパック Zip15L』のように取り付け出来ないモデルもあるので注意が必要です。
取り付け方法は簡単!
取り付け方法は至って簡単です。
バックパックの背面パッド部分の空間にヒップベルトを差し込みセットするだけ。
ベルクロでガッチリ固定されるので、今まで使用中にズレたことはありません。
キャプチャーの取り付けが可能
ヒップベルト右側にはキャプチャーの取り付け可能。
大きめの機材のセットは手にぶつかり難しいですが、P.O.V. KITを使用してGo Proやコンデジをセットするなど、小型機材を取り付けには有効です。
キャプチャーに関して詳しくは別のレビュー記事もご覧ください。
メリット・デメリット(イマイチに感じたポイント)
肩への負担は確実に軽減される
ヒップベルトの装着により、荷重が分散され、肩への負担は確実に軽減されます。
軽量機材メインの場合、ヒップベルトの必要性は全く感じません。
しかし、気合を入れた撮影では、どうしても機材は多くなりがち。
そんな時ヒップベルトを装着していれば、その有り難みを強く感じるはずです。
またハイキング等、長時間バックパックを背負う際にもヒップベルトの使用はおすすめです。
使用しない時は背面パネル裏に収納可能
ヒップベルトを締めずダラーんとした状態だと、見掛けはやはり良くないですよね。
外観を気にしなければ、まあそれで良いのですが、安全性の問題も生じます。
そんな際、バックパック背面パネル部分に収納が可能です。
若干背負い心地に影響は出ますが、意外となんとかなるレベル。
頻繁にバックパックを背負ったり、下ろしたりする必要がある場合は、結構有りなのではないでしょうか。
実際にはウェストベルトになる場合も
20LのエブリデイバックパックZIPでの場合ですが、私の身長は166cmと低いので、かろうじてヒップベルトとも言える状態です。但し一般の方にとってはウェストベルトになってしまうかもしれません。
出来ればしっかり腰にフィットさせたいところなんですけどね。
サイズは74cm〜132cm迄の対応です。
Gフックの脱着は少々慣れが必要
サイドリリースバックルに慣れている私にとって、G-Hook(Gフック)タイプの脱着は最初戸惑いました。
シンプルな構造のアルミ製G-Hookの使用はメリットもありそうですし、この辺は慣れていきたいと思いました。
右側の余ったベルトは収納出来ない
余ったベルトの収納部は右側にはありません(左側はスリーブに余ったベルトを収納可能)。
これが結構だらしない感じで困りものです。
この点はどのバッグでも起こり得ることなので、工夫して何とかするしかないですね。
まとめ
ヒップベルトがおすすめのユーザー
一方でそれほど重機材を持ち歩かない方は、無理に購入する必要はありません。
またバックパック背負う・下す頻度が高い方にとっては邪魔に感じる場合の方が多いでしょう。
肩こりが酷く感じている方は、ヒップベルトの購入前に、バックパックの背負い方を再確認してみるのも手だと思います。
やはり機材重量が重くなりがちの方には、ヒップベルトの使用は断然お勧めです。
20Lクラスのカメラ用バックパックで、脱着可能のヒップベルトが用意されているものは少ないので、ピークデザイン製バックパックを選択するポイントにもなりそうです。
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