【レビュー】NEEWER Cスタンド〜屋内ライティングに必須スタンド

NEEWERのCスタンドのレビューです。

重くゴツいイメージのセンチュリースタンドですが、有るとライティングの幅が大きく広がり、趣味の撮影でも検討に値するライトスタンドにですよ。

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センチュリースタンドとは?

ライトスタンドは三脚タイプが一般的。折り畳めばコンパクトで可搬性に優れ、照明機材を揃えるならまずこちらがおすすめ。

一方のセンチュリースタンド、デカく、重く、一般住宅ではかなりの存在感。しかし実際に使用すると、ライトスタンドよりも使いやすいこともしばしば。実際の使い勝手については後ほど記載しますね。

呼び方は、Cスタンドと称されることもあります。センチュリースタンドとは、本来Matthews(マシューズ〜アメリカのスタジオ機材ブランド)の商品名だと思うのですが、この形状のスタンドの代名詞になっています。他のメーカーではAVENGER(アベンジャー)や今回紹介するNEEWER(ニューワー)などが存在します。

Cスタンドの特徴
  • 鋼製の丈夫な造り〜大きな照明機材の使用にも耐えられる構造
  • アームとグリップでライティングの自由度が高まる(ex.商品の上に照明をセット)
  • 組み立て式で意外とコンパクトに収納可能

メーカーによって違いはありますが、形状・用途はほぼ同じです。以下にNEEWER Cスタンドを例に紹介していきます。

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NEEWER Cスタンドの特徴

  • ステンレス鋼(シルバー色)のガッチリ構造
  • 高さ:146cm〜305cm
  • アームの長:108cm
  • 耐荷重:8kg(延長アーム)、20kg (センターコラム)

セッティング方法

組み立て方法はとても簡単。但し、大型かつ重量物につき周囲の状況に注意することと、ネジの締め忘れのない様に確実にセッティングを行います。

①スタンドを開く

②センターコラムをスタンドにしっかりと差し込む

③センターコラムにアームをにセット
グリップヘッドの締め付けがしっかりしていないと、ずれ落ちするので要注意です。写真はアームが斜めになっていますが初めは水平にセットした方がベター。

ベースの展開に若干力が必要

最初はベースの開き方に戸惑うかもしれません。初めは若干硬めなのと、力の入れ具合が分からないんですよね。折りたたみ式レフ板の収納方法と同様に、慣れるとスムースに展開が出来、女性でも問題なく展開できる様になります。

にっこりブヒ

若干の力は要します。

使用上の注意点

とても頑丈なCスタンドですが、アームに大型ライトやカメラを取り付けると転倒の可能性があります。常に転倒の可能性を考慮し、ベースの足の方向や、ウェイトを設置することは非常に重要です。

★ベースの方向に注意

機材の荷重が掛かる方向に、一番長い足を向ける。

★ウェイトを忘れずに

ウェイトはしっかりと設置しましょう。私はペットボトルに比重の大きいウェイト砂を入れています。

設置作業をしっかりと行うことで、Cスタンドは様々な用途に用いることが可能です。

使用例

被写体の真上からライトを照射

被写体の真上に照明をセット出来るのは、アームが備わるCスタンドならではの使用方法です。ここでは一番簡易的な証明としてディフューザー内蔵のLEDライト(NEEWER RGB168 LEDビデオライト)をアーム先端に取り付けました。

更にディフューザー(枠トレ)を追加

被写体によっては光が硬く感じる場合もあります。その際にディフューザー(天トレ)を追加することも可能。

天トレはAVENGERの「スーパークランプ付グリップヘッド D230」をCスタンドのポールに取り付け。本当は別のCスタンドで天トレをセットするのが理想的ですが、撮影スペースが限られている場合には、この方法でも何とか撮影可能です。

グリップヘッド D230は正直安くはないのですが、1台手元に有るとかなりのお役立ちアイテムです。オークションを狙うも良いかもしれませんね。

アーム先端の1/4″ 3/8″ネジに機材を取り付け

アーム先端にはそれぞれ1/4″ 3/8″(細ネジ・太ネジ)が切られているので、雲台やストロボ等の機材を取り付け可能です。

更に先端はスピゴット状で、照明機材の取り付けも可能です。

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まとめ:ライトスタンドに対するアドバンテージは?

特徴
  • ◯ 組み立ては意外と・・・簡単
  • ◯ 短距離の移動は意外と・・・苦にならない
  • ◯ 足の占有面積は意外と・・・小さい
  • ▲ もう少し高さの低いバリエーションが欲しい
  • ▲ 不整地対応ではない

「意外と・・・」の表現を連発しましたが、見た目の大きさ・ゴツさ以上に使いやすいのがCスタンドです。

勿論、使用感は各人の撮影スタイルにもよるのですが、屋内使用に限れば、Cスタンドの方がライトスタンドよりも使い勝手に優れたケースが多いです。実物は笑ってしまう位に大きく重いのですが、ポールのグリップを握っての移動はさほど苦になりません。

また脚の占有面積も小さく、省スペースで済むのもメリットです。

NEEWER製Cスタンドの注意点としては、「ちょっと高さ有り過ぎかな〜」と感じることも。勿論大は小を兼ねますし、運用上の大きな問題ではないのですが、個人的にはもう少し低い位置でセッティングしたい場合も有るんですよね。また足の部分が不整地対応していない点も注意が必要でが、一般的にはあまり問題にならないと思います。

しかし総合的にな使い勝手は優れていて、照明を使うときには三脚タイプのライトスタンドよりもCスタンドを用いることが圧倒的に多いです。屋内ライティングには是非1台は用意しておくことをおすすめしたいアイテムです。