ソニーストア下取サービスのオンライン買取サービス（ラクウル）を利用し、ミラーレス一眼カメラ、ソニーα7RⅣを売却することに。本記事ではその取引方法やメリット・デメリット等をレポートします。
ソニーストアの下取りサービスは複数の方法がありますが、本記事はソフマップの『ラクウル』を使用した場合がメインです。またカメラなど撮影機材が中心につき、PC・スマホやオーディオのトレードインについては全く参考にならないと思います・・・その際はスルーしてくださいね。
- 「ソニーストア下取サービス」でソフマップ『ラクウル』の取引方法
- そのメリット・デメリット
ソニーストア 下取りサービスの存在は知っていたけど・・・
その存在を知りつつも、なかなかご縁がなかった「ソニーストア下取りサービス」。
理由は、今までお世話になっていたカメラ専門店の下取りで十分満足していたのと、今更新たな方法を試すのも億劫だったんですよね。
ただ、最近ではApple Storeの下取りサービスの様に、メーカーが間接的に関わる形態も存在し、自身も利用する機会が増してました。そんな訳で今回のα7RⅣ売却を機に別な取引方法を試してみようかと思った訳なのです。
ソニーストア下取りサービスとは？
特徴 『オンライン買取サービス』と『直営店舗の持ち込み』の２つの異なる取引方法
一般的なカメラ店の下取り（買取）ではオンラインと店頭での取引方法に大きな違いはありません。勿論査定担当によって価格が変わったりはありますが、基本的なプロセスは同じことが多いです。
一方ソニーストアでは『オンライン買取サービス』と『直営店舗の持ち込み』の2つの方法があり、それぞれ手続きが異ります。
- オンライン買取サービス・・・ソフマップの『ラクウル』かデジタルリユースの『ソニー製品専門買取サービス』のどちらかを選択
- 直営店舗の持ち込み・・・ソニーストアに自分で下取り品を持ち込み
注意点としては、『直営店舗の持ち込み』は店舗で商品を購入する場合に利用出来、買取のみはNG。
私は地方在住につき、ソニーストアへ赴くことは残念ながら不可能（行きたいけど）・・・『オンライン買取サービス』の『ラクウル』を使用することに。
デジタルリユースの存在は後日気付いた・・・
実際の取引はソフマップが主で、PCパーツなどで普段お世話になることもあり、特に抵抗感も感じず取引へ進めました。
また『オンライン』と『直接店舗持ち込み』はかなりの違いがあるので、よく検討の上取引をお勧めします。
『ラクウル』での下取り方法
注意点
受け取りは「ソニーストアお買い物券」〜 査定金額に +5％
査定代金は現金振込ではなく「ソニーストアお買い物券」での受取で、査定額に5％が上乗せになります。
5％は結構大きよね。
次回ソニーストアでの購入予定がある場合は要検討ですな。
買取対象製品である必要ある
『ラクウル』自体は買取対象（ソニーストアが介在しない場合）はパソコン・家電・ブランド品など広範囲に及びますが、「ソニーストアお買い物券」での受け取りの場合、下記のように対象品目は限定されています。
- デジタルカメラ
- デジタルビデオカメラ
- パーソナルコンピューター
- スマートフォン・・・など詳細は公式ホームページで。
ラクウル（ソニーストア経由の場合）のテレビの買取はNGか。
液晶テレビはデジタルリユースのオンライン買取では受け付けてくれる模様
『ラクウル』と『My Sony ID』の登録が必要
この記事を読んで下さっている方の中には、『My Sony ID』を既にお持ちの方も多いかと思いますが、『ラクウル』での新規会員登録が必要です。
途中のカメラでの本人確認作業が結構大変でしたが、他はスムースに登録できた。
ビックカメラグループ IDでの新規登録やポイントカードの連携も可能なので、ビック愛用者であれば利用する価値は高そうです。
『My Sony ID』に関しては「ソニーストアお買い物券」の登録に必要になります。
ラクウル買取申込時に「クーポンコード」を必ず入力
『ラクウル』上の『買取クーポンをお持ちの方』ページで『ソニーストア オンライン買取（ラクウル）』ページに記載の「クーポンコード」を忘れずに入力します。
入力し忘れると増額にならないぞ！
取引方法
取引方法は以下の『ソニーストア オンライン買取（ラクウル）』ページの指示に従えば大丈夫です。
特色としては、査定申込〜査定はソニーストア内ではなく『ラクウル』のサイト上で行い、査定金額は『ラクウル』からのメールに記載された「ソニーストアお買い物券番号」として受領することになります。
「ラクウル」で手続きの流れ
- 梱包資材が手元に無くても発送可能
- ソニーストアのクーポンコードを必ず入力
次は『ラクウル』サイト上で査定の申込を行います。
『ラクウル』会員でない方は、事前に会員登録を済ませログインしておきましょう。
『買取クーポンをお持ちの方』（画像4/7）のページで「クーポンコード」を忘れず入力し、画面の指示に従えば問題ないはず。
これにて査定の申込は完了。
後は「アイテムの到着」➡︎「査定完了」➡︎「ソニーストアお買い物券番号のご案内」（査定を承認した場合）のメールが届くはずです。
査定結果を確認 ➡︎ 確定（もしくは返却）
査定完了のメール案内が届いたら、早速価格をチェックしましょう。
査定結果はラクウルの「取引履歴」から確認可能です。
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査定額は【ラクウル】ソニーストアお買い物券として172,000円でした。
この金額に5%加算されたものが「ソニーストアお買い物券」の金額になります。
査定額に納得出来れば下段の【確認画面へ】進み、取引【確定】にてひと段落。
もしも査定金額に承知できなければ【すべてを返却希望】から返却可能です。
後日メールで「ソニーストアお買い物券番号のご案内」が届く
こちらのメール案内ですが、買取申込完了から１０日間程度かかるとされています。
１０日は結構長く感じるかも！
だよね。でも今回は査定承認から2日後と意外と早く連絡がきたよ。
メールには下記の様に記載されています。
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【ソニーストアお買い物券番号】
N◯▲◯□◆◉▼BU（実際は英数字）
有効期間：2023/10/6 23:59まで 利用回数：1回
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この【ソニーストアお買い物券番号】をソニーストアの『My Sony ID』に登録により、買い物で使用可能になります。
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「ソニーストアお買い物券」は「ソフマップ下取」として表示され、金額は172,000円から5%UPの180,600円と表示されました。
まとめ
取引に要した期間
- 10月3日・・・・・・商品引き取り（クロネコ）
- 10月4日・・・・・・商品到着
- 10月5日夕方・・・・査定完了
- 10月7日夕方・・・・「お買い物券番号のご案内」がメールで届く
上記が今回の取引に要した期間です。「お買い物券番号のご案内」のメールが届くまで事前の案内では10日間とされていましたが、実際は2日後に届きました。
私は特に急ぎではなかったので問題なかったのですが、近々に新しい機材を使いたい予定がある場合、「お買い物券番号のご案内」のメールが届くまでの１０日間は長く感じてしまうかもしれませんね。
大都市圏にお住まいでお急ぎの場合、ソニーストア欲しい商品の在庫を確認の上『直接店舗持ち込み』サービスを使用した方が良いかもしれません。
『オンライン買取サービス』はお得か？
最後に重要なポイントですが、ソニーストアの『オンライン買取サービス』がお得だったか？こちらに触れておきたいと思います。
カメラや純正レンズの中古相場は割と安定しているので、他の家電製品での取引に当てはめることは出来ないと思いますが、今回の取引（カメラ）に関しては、最高値ではありませんが十分納得出来るものでした。
以下はα7RⅣ（初期型）を同時期に下取りに出した場合（現金ではなくポイントでの受取）の、カメラ販売店と『ラクウル』の比較です。
相場モノにつき、商品特性や各社の需給状態により価格は変化するので、あくまでも今回の取引事例としてご覧ください。
| α7RⅣ | 買取価格 （上限） | 下取りアップ※1 | ポイント受取※2 | 合計 |
|---|---|---|---|---|
| 某カメラ 販売店 | 165,000 | 4,950 | 16,500 | 186,450 |
| ラクウル （ソニー） | 172,000 | 8,600 | 180,600 |
※2 ポイント受取 現金受取りではなくポイントや下取り費用に充当した場合10%
某カメラ販売店の方が少し高めの下取り価格になりましたが、個人的には納得出来る範囲内でした。
勿論単純に見ればカメラ販売店の方がお得！ですが、ソニーストアでの購入する方は製品保証など価格以外の面でメリットを感じている方も多いと思うのでオンライン買取サービス（今回はラクウル）を使用する価値は十分ある様に感じました。
ソニーストアで定期的に発行される『クーポン』や『お買い物券』があるのだ。
これらを活用すると価格は意外と変わらなかったり！
メリット・デメリット〜ソニーストアでの下取りが向いているケースは？
『ソニーストアオンライン買取サービス』（ラクウルの場合）メリット・デメリット等をまとめて締めたいと思います。
- カメラ以外の商品が下取りに出せる（但しメーカー・商品が限られる場合も）
- 梱包資材が無くても自宅から簡単に発送可能
- ソフマップの安心感
- 「お買い物券番号のご案内」が届くまで時間を要する場合があるかも
- お買い物券は（基本的に）ソニー製品の購入にのみ利用可能
- カメラ販売店の様に他メーカーの商品・中古品の購入に充当できない
- 欲しい商品の在庫が無い場合がある
個人的にはソニー製品（ほぼ映像機器ですが）を下取り購入するなら、『ソニーストア 下取サービス』を最優先でお世話になろうかと思った次第です。
ただし、いつも利用している業者さんでも自分が思い描いた価値と下取り価格が乖離する場合が有るのは、下取りアルアル話。ダメな時は他を当たる柔軟性も必要だと思います。
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