【初心者】カメラの標準レンズとは?分かりやすく解説

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カメラを始めると標準レンズとは一体何だろうと疑問に思うこともあると思います。
何を基準に『標準』なのかイマイチわかり辛かったり。

本記事では標準レンズについて簡単に解説していきます。

✳︎焦点距離・画角はフルサイズを基準に書いています。

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標準レンズは50㎜?

焦点距離が35㎜〜50㎜の範囲

標準レンズとは、一般的には焦点距離が50㎜付近のレンズを指します。
実際には35㎜を標準とする場合もありますが、まずは50㎜が標準と言われる所以についてお話しします。

人の日常の視野に近い自然な画角(約47°)を有している

標準レンズを50㎜とする理由には諸説あるのですが、一般的には、人間の日常の視野に近い自然な画角であると言うことです。

こちらの写真は50㎜で撮影。
広角でも望遠でもなく、自然に受けいられる写真になっていると思います。

画角とは?

『画角』と言う言葉が出てきたので、ここでちょっとだけ解説を。

使用するレンズによって映し出される範囲は異なります。
映る範囲を角度で表したのが『画角』です。

  • 24mm ➡︎ 84°
  • 35mm ➡︎ 62°
  • 50mm ➡︎ 46°

焦点距離が短ければ画角は広く(広角)、逆に長ければ画角は狭く(望遠)なります。

元々の理由は50㎜レンズは製造しやすかったから

(こちらは読み飛ばしてOKです)

50㎜が標準レンズとされた訳

135フィルムの対角(約43mm)に近いのが50㎜レンズだった為

これは昔の話なので知らなくても良いのですが、フィルムカメラ時代の標準レンズは50㎜/f1.4や50㎜/f1.8更に58㎜/f2など50㎜近辺のレンズが多く使用されていました。

フイルムの対角43㎜に近いのが50㎜レンズは製造しやすいので、各社標準レンズとして多くラインナップされていました。

受光面(フィルム)に対して光が真っ直ぐ入る方が設計しやすいと言えます。

私は元々PENTAXのカメラからスタートしたので、レンズはSuperTakumar 50mm f1.4(今でも手に入ります)が標準レンズとして常時カメラに付けっぱなしでした。

一方で構造が複雑になる広角の35㎜レンズは高価だったので、まず50㎜からスタートする写真愛好家が多かったのも事実です。

35㎜も標準?

標準という言葉が「自然に見える画角」とすれば35㎜も標準レンズとして捉えて良いと思います。

『思います・・・』と頼りない語尾になってしまった理由は、何ミリが標準という事にそれほど拘る必要もないと思うから。

世の中一般的に35㎜〜50㎜の焦点距離を標準として捉えていると理解してれいれば良いと言うのが個人的な見解です。

こちらの写真は35㎜と50㎜を比較してみました。

35㎜で見える範囲は結構広いですよね。

個人差はありますが、漠然と室内を眺めた時の光景が35㎜で映し出されている様に感じます。

標準レンズは退屈?

特に50㎜は退屈な画角とされることもあるのですが、この辺は自分で使用し確かめてみることをお勧めします。

求めやすい価格で販売されている単焦点レンズも50㎜です。

別名撒き餌レンズとも言われ、レンズ沼の入り口ともされています・・・とても怖いですね。

オールドレンズの味わいも楽しい

歴史が長い50㎜レンズ、オールドレンズには様々な選択があります。

優等生的な写りのものも有れば、フレアやゴーストが盛大に発生する玉も有ったりと、それぞれの個性を楽しむのも一興と言えます。

自分自身の標準レンズを見つけよう

個人的に50㎜はとても好きな距離。
しかしながら、常用するには使い辛く感じてしまうことも。

例えば家族やスナップ写真撮影時の50㎜はとても使いやすいのですが、一方食堂などでの食事の記録では35㎜の様に広角で寄れるレンズの方が重宝することも。

私の場合35㎜レンズでも広く感じてしまうので、40㎜レンズの画角が向いているみたいです。

また動画の16:9の画角で撮る場合、スチルよりも狭く感じるので50㎜よりも35㎜や40㎜のレンズの方の使用が多くなったりします。

アスペクト比が変わると空間の印象がかなり変わる

またポートレイト撮影では135㎜(若しくは85㎜)のレンズが定番です。
135㎜レンズは標準レンズとはされていませんが、こちらで撮影されたバストアップの写真はとても自然に見れるのではないかと思います。

この辺は被写体や好みによっても異なるので、50㎜に拘らずに自分の基準になる標準レンズを見つけては如何でしょうか。

まとめ

以上標準レンズについて書いてきました。

人間の視野角は両目で200°位と言われていますが、実際に情報として認識出来る有効視野は水平で30°〜20°程しかないらしく・・・実際数字で示されるとその狭さに驚いてしまいますよね。

日常の視界を通しカメラの画角を意識すると、更に撮影への理解が深まり写真が楽しくなるのではないかと思います。

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