JBL のワイヤレスイヤホン CLUB PRO+ TWS コストコで購入してみたので簡にですがレビューしていきます。
今回購入したのは、私ではなくカミさん。
たまたま期間限定セールで安くなっていたのを発見、思わず手にしてしまった次第です。
2022年、ついに私も完全ワイヤレス化!
そしてまさかのJBL!
どんな音が出るか、楽しみだね♪
コストコ店内では Apple AirPods Pro も同じ島で大量陳列されており、どちらを選ぶか迷ってしまうんですよね。
私は AirPods Proユーザーなのですが、CLUB PRO+ TWSのサウンドは新鮮でかなり好印象!両者の大まかな違いもシェア出来ればと思います。
※特にヘッドホンフリークという訳ではなく、あくまでも一般ユーザーの感想になります。検討する際の参考になれば嬉しいです。
JBL CLUB PRO+ TWSの概要
販売終了モデル〜でもまだまだ現役
メーカーでは既に販売終了になっていますが、発売は2020年11月のモデルなのでまだまだ新しいんですよね。
最近のワイヤレスイヤホンとして必要な機能は十分備わっています。
以下にCLUB PRO+ TWSの機能を、個人的なおすすめ順に上げておきます。
- 完全ワイヤレス
- ノイズキャンセリング機能
- 長時間使用可能〜約6時間
- 迫力の高音質
- アプリでイコライジング可能
- USB Type-C とワイヤレス充電対応
- IPX4防汗・防沫仕様
- 左右それぞれのイヤホンが単体使用可能
- ボイスアシスタント対応
以下に簡単なインプレを記載していきますね。
完全ワイヤレスの装着感
最近は有線イヤホンは使用しなくなってしまいました。
音質は有線タイプに一日の長があるのですが、日常使いとしてはやはりワイヤレスの方が断然便利。
でも誤って落としてしまわないか・・・心配ですよね。
CLUB PRO+ TWSは外耳道にしっかりとフィットする印象、日常動作であれば外れにくい作りになっています(ちなみにイヤーピースの重さは左右合計13.7g)。
アプリでフィット感のチェックを!
フィット感チェックはアプリで可能です。
フィットしていないと音の聴こえ方もかなり変わってくるので、是非チェックしておきましょう。
(但しチェック音量は相当大きいので、無理してまでは行わない方が良いでしょう。)
フィットしていない場合はイヤーピースを変更することで改善します。
チェックの結果左側がフィットしていないことが判明
イヤーピースを一つ大きなタイプに付け替えたら改善したよ。
私は購入時の状態でフィットしていた!
但しチェックの際、かなりの大音量に耐えなくてはならないのが辛い・・・
- 装着感はAirPods Proの方が圧迫感が少なく軽く感じる
- AirPods Proの方が左右合計約11 gで若干軽量(CLUB PRO+ TWSは13.7g)
- 勿論AirPods Proもフィット感のチェックがiOS上で可能
ノイズキャンセリング機能
トータルで十分な静粛性を得られる
実際に装着してみてみるとイヤホン自体の遮音性が結構優れている様に感じました。
ノイキャン機能の性能は、以前使用していたBOSE QuietControl 30 ほどの強力な効き目を実感できませんでしたが、トータルで十分静かな環境を体感することができます。
機内での効果は、最近飛行機に乗ったことがないので割愛させてください。
またアンビエントアウェア機能は、外部音も取り込む状態になるので、周囲の声を認識することも可能です。
- 外部音取り込みモードへの切り替えはAirPods Proの方が簡単で、外部音も聞き取りやすい。
長時間使用可能
イヤホン単体で約6時間使用可能
カタログスペック上では、イヤホン本体で約6時間の使用が可能とされています。
充電ケースには約18時間分の電力をチャージ可能、イヤホン本体と充電ケースの合計で24時間再生可能です。
また充電ケースで10分間の充電で約1時間の再生が可能です。
- 最大4.5時間の再生時間
- 24時間以上の再生時間
- MagSafe充電ケース5分間の充電で約1時間再生可能
普段使うのは、最長で映画1本分程度の時間なので、6時間も使えれば十分!
私も、電車などで2時間程度使えれば十分なんだよね!
我々夫婦の様なライトユーザーにとって十分なバッテリーライフと言えそうです。
我々夫婦の様なライトユーザーにとって十分なバッテリーライフと言えそうです。
迫力の高音質
※音質の好みは個人差が大きいので、参考までに読んで頂ければ助かります。
憧れのJBLサウンド〜イヤホンでは如何に?
『元気でパンチのあるJBLサウンド』
これが私のJBLの音のイメージ。
JBL製スピーカーを所有したことはないのですが、友人やジャズ喫茶での記憶はやはりその音色。
余裕が出来たらいつか使用してみたい憧れのブランドなんですよね。
そのまま聴いたら意外と普通だった
JBLサウンドを期待しながら、iPhoneでミュージックスタート!すると・・・
音質は意外と普通(フラット)に感じたよ。
悪くはないけど中低音の迫力が感じられませんでした。
『普通に感じた』というのは決して音質が悪いという意味でありません。
実はAirPods Proより数段レベルアップした音を勝手に妄想しており・・・
勝手に期待値、上げ過ぎ〜
しかしこれから奇跡の大逆転が・・・
アプリのイコライジングで音質激変!
実は最初に聴いた音は、iPhone と CLUB PRO+ TWS をBluetooth接続しただけの状態。
アプリ『My JBL Headphones』のイコライザー機能でカスタマイズすると、音の印象が劇的に変化しました。
とりあえず中低音域を持ち上げた状態。
音を聴きながら微調整し、マイEQとしてプリセット登録可能です。
好みの音を求めて彷徨う可能性も・・・
イコライザーをいじれば音が変化するのは当然なのですが、無理なく化ける感じで、イヤホン自体の素性の良さを感じた瞬間でした。
低音と中音域を立ち上げてみたら劇的な変化が!
VOCAL・JAZZなど好みのプリセットも選べるよ
- My JBL Headphonesアプリは直感的にカスタマイズ可能で使いやすい
- CLUB PRO+ TWSの方が音の厚みが大きく感じた
- 個人的にはCLUB PRO+ TWSの音質の方が好み
左右それぞれのイヤホンが単体使用可能 その他
デュアルコネクト機能で左右のどちらのイヤホンの使用が可能です。
充電器からどちらかを取り出すだけで、片耳での使用が可能。
仕事で使う場合にも重宝しますね。
また充電はUSB Type-Cとワイヤレス充電に対応しており、前モデルですが機能で不足している点はありません。
- CLUB PRO+ TWSは汎用性のあるUSB Type-C 採用(AirPods ProはLightning端子)
まとめ
JBL CLUB PRO+ TWS と アップル AirPods Pro どっちを選ぶか?
今回の購入価格はコストコ特価で10,800円!。
前モデルだとしても、CLUB PRO+ TWSのコスパの良さが光ります(ちなみにAirPods Proの価格は約30,000円)。
もちろん販売価格だけで製品の良し悪しを判断することは出来ませんが、CLUB PRO+ TWSも発売当初は20,000円を超えていた製品。
なりお得なプライスですよね。
◯ グッドポイント
- 高コスパ
- 迫力のあるサウンド
- 専用アプリのイコライジングで好みの音に設定可能
- グーグルアシスタント・アマゾンアレクサに対応
▲ イマイチな部分
- 本体ボタンコマンドの操作性がイマイチ
- マルチポイント非対応
- カラーバリエーションはブラックのみ
- セールスポイントのDJのEQプリセットが一つしか無い!
- ドルビーアトモス(空間オーディオ)非対応
音楽重視なら元気サウンドのCLUB PRO+ TWSがおすすめ
CLUB PRO+ TWSでの一番気に入ったのはやはり音質です。
勿論往年のJBLブランドに対するリスペクトもあるのかもしれませんが、純粋に音楽を楽しむならCLUB PRO+ TWSを選択したいです。
またイコライジングで音が化けるというか、音質面で懐が深いののもこちらのアイテムのメリットに感じます。
一方AirPods Proのサウンドは良くも悪くもプレーンな味付け。
でも映画鑑賞などではこのクセの無さが良かったり、音楽でも聴き疲れしないサウンドと言えます。
またコンテンツが対応していれば空間オーディオでの没入感も得られるのも魅力です。
CLUB PRO+ TWSのノイキャン性能は十分満足出来るレベル
CLUB PRO+ TWSはイヤーピース自体の遮音性も高く、また音楽の楽しさを損ねることなく周囲の騒音を低減しているのはすごいと感じました。
一方外音取り込みモードに関してはAirPods Proの方が使いやすかったです。相手に失礼に当たる場合もありますが、付けっぱなしで生活するならAirPods Proの方がストレスが少なく感じます。
全体的な操作性・装着感はAirPods Proの方が上
CLUB PRO+ TWSで一番気になったのは本体ボタンコマンドの操作性です。
例えば再生開始・停止コントロールでは本体をタップするのですが、その際の振動が鼓膜に伝わる感じが・・・。
多分慣れると思いますが、最初はびっくりしました。
また CLUB PRO+ TWS の装着感は決して悪く無いのですが、AirPods Proと比較してしまうと、やはり劣る印象。
AirPods Pro は不思議な位に圧迫感が無く、長時間装着するならこちらに分があります。
ジョギングやスポーツの際も AirPods Proの方が外れる不安も少なく使用出来ると思いました。
まとめの「まとめ」!
音楽を楽しむなら JBL CLUB PRO+ TWS がおすすめ
音質重視であれば CLUB PRO+ TWSをおすすめします。
勿論音質には好みがありますが、マニアックなレベルまで追及しなければ十分満足出来るサウンドクォリティーです。
CLUB PRO+ TWS、正直私にとって十分すぎる音質で満足してるよ。
音楽聴くときには貸してね!
勿論、商品価値に対するお金の使い方は人それぞれで良いと思いますが、普通の感覚であれば現在(2022年6月時点)のCLUB PRO+ TWSの流通価格(14,000円ほど)でもとても高価なイヤホンですよね。
ちなみに後継モデルはTOUR PRO+ TWSになります。
毎日ヘビーに使う、快適性を最重視するならAirPods Proを
サウンド以外の性能に関してはAirPods Proの方がストレスなく使える印象です。
音楽を聴く以外の、通話の安定性、日常生活〜トレーニング中の安心感・装着感等に重きを置くなら、高くてもAirPods Proを選択した方が幸せになれるはず。
長時間装着して疲れないのはAirPods Proの方だね。
操作系も洗練されているよ。
やはり装着感と操作性の良さに関しては素晴らしいものがあるんですよね。
毎日多くの時間をイヤホンと共に過ごす方にはAirPods Proの方をおすすめしたいです。
またAirPods Proはマルチポイント対応。
iPhoneやiPadなど、複数デバイスで使う場合便利なんだよね。
特に第2世代ではノイキャンの効きが劇的に向上しています。
以上『コストコ店内で悩むなら』という仮定で、これら2つのアイテムを比較してみました。
2022年6月現在、両機の実売価格に差はありますが、どちらのイヤホンも魅力的です。
ご自身のライフスタイルに合った一台を選んでくださいね。
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