Joby フレキシブル三脚 ゴリラポッド リグ 5kg レビュー

フォト造りTools

最近Jobyのフレキシブル三脚 Gorrillapod ゴリラポッド リグ 5kを愛用しています。
もはや説明不要のゴリラポッドですが、触手の様なアームを備え、三脚本体にLEDライトやストロボを同時セットするとが可能に! 動画やVlogなど、セルフ撮影には持って来いの三脚なのです。

私が購入したのはスタンド・雲台・アームの3点が初めからセットされているタイプ(JB01522-BWW)です。

今回は本製品の特徴や使い勝手をレビューしていきたいと思います。

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ゴリラポッド リグ 5k JB01522-BWWの特徴

主な特徴は以下の様になります。

  • リグアップグレードがセット:LEDライトやフラッシュ・GoProの取付が可能
  • 耐荷重5kg:ミラーレスや本格的なDSLRもセット可能
  • ボールヘッド:アルカスイス式自由雲台がセット

リグアップグレードがセット

1番の特徴はアームがセットになってること。アームを使用して三脚に直接LEDライトやGoProなどの機材が取付可能に。セルフ撮影やVlog制作の強い味方になってくれます。
勿論リグアップグレードとして単体販売もされています。

耐荷重5k

カメラはOLYMPUS OM-D E-M1 mark3を取り付け
5Kタイプなのでかなりの安定感です。

ゴリラポッドスタンドは耐荷重により1k・3k・5kの3タイプが有りますが本製品は5kの耐荷重を備えたタイプ。筆者が使用しているミラーレス一眼(α7Ⅲ)クラスであれば耐荷重3kもあれば十分なのですが、リグへのLEDライト等を装備を考え余裕のある5kタイプをチョイス。

アルカスイス式ボールヘッド雲台

アルカスイスタイプのボールヘッド(自由雲台)

このボールヘッドの良いところはクランプがアルカスイスタイプであること。機材と雲台をガッチリと固定してくれます。雲台自体の作りも結構良くて中型の一眼カメラクラスも保持可能なレベル。但しフリクション機能は備わっていません。

雲台取付部は通常の1/4インチネジなので一般的な雲台が取付可能。雲台が無い方は本セットを検討しても良いでしょう。
自分は小型の雲台(ボールヘッド)は持っていなかったのでこちらセットを選びました。

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使用感レビュー

ゴリラに手が付いた!

アームを取り付けた姿はユニークというか独特な存在感が。普通は無機質に感じる三脚に不思議と親近感を感じられます。

使い方は基本自由なのですが、アーム取付用のフラッシュシュー(コールドシュー)が2個とGoPro用マウントが1個付属しています。

フラッシュ用シュー(コールドシュー×2
GoPro用マウント×1

ちょっと特殊な形のソニー・マルチインターフェースシュータイプのフラッシュを取付けもOKでした。

フラッシュGodox TT350sを取付

アームの緩みに要注意!

アームのオスネジの長さがちょっと短い。まあ標準的な長さなので締めれば固定されるのですが、出来れば長くして裏から固定出来れば外れる心配も減って安心んなんですけどね。

オスネジがもう少し長いと良かった

アームを調整したりすると確実に緩んで来るので時々チェックしないとキケンなのです。
最悪はロックタイト等の強力接着剤で固定しちゃおうかな・・・

付属コールドシューの取付をより強硬にしたい場合はこんな物を使用しても良いかも。

Bitly
アーム右:アクセサリーシューを取り付けた状態

ボールヘッド:アルカスイス式はやっぱり便利

雲台のクランプはアルカスイス式。このタイプを一度使用すると他は使えなくなってしまうんですよね。撮影機材側に専用のプレートを取り付けていれば固定力は最強です。

Bitly

スチル派であればシンプルなこのL型プレートが便利。加工の精度も高くて筆者は常時装着しています。

カメラ専用プレートでガッチリとロック

動画系の方にはSmallrig製は拡張性が高くて便利ですぞ。

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本製品のプレートは独特なX型の形状になっています。確かに格好は良いのですが個人的には長方形で良いので機材との設置面積を大きくしてくれた方が嬉しいかな。

プレート表面
プレート背面

撮影機材によってはネジのメス部がオフセットされていることが有るので、変則的な形状のプレートだとしっかりと固定出来ない場合があるんですよね。

機材によっては三脚穴の位置がオフセットされていることも

セットにはある程度力が必要

耐荷重5kを謳っているだけに足の関節はかなり硬め。一般的なゴリラポッドの様に簡単にグネグネと曲げる様にはいきません。曲げる時には手首を使うというよりは、腕の力で曲げた方が手首を痛めなくて良いでしょう。

重量は約900g 重いか軽いか?

重量は参考まで!

全てをセットした状態で家庭用秤で軽量すると重量は901gでした。小型トラベル三脚と同じ位の重さにはなりますが耐荷重5kを考えれば納得の重量。

付属ベルトの使い道

元箱では木にくくり付けたり、撮影機材を装着した状態でショルダーストラップとして使用している写真が載っています。ガッチリ機材がセットされていれば問題ないのでしょうが、カメラ装着しストラップとして使うには若干勇気がいりそうです。

ベルトの脱着は結構カンタン。押せば外れるフック式です。

自分の場合ベルトは三脚から取り外し、下の写真の様に使いました。アームは取り外しています。

足だけの固定ではどうしても不安だったので、安全の為ベルトを巻き付け。固定用スリングベルトの代役として役に立ちました。

ベルト自体にはロックが付いているので意外ときっちり止めることが可能です。

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まとめ

撮影機材  ボディ SONY α7Ⅲ レンズ Planar T* FE 50mm F1.4 ZA
LEDライト Godox LED Video Light model LED 36
ストロボ  Godox TT350s

ゴリラポッド最強!?の5kタイプ、やはりかなりの筋肉質でがっしりした作りでした。上の画像の様にフルサイズ一眼に大口径レンズを装着した場合でもかなりの安定感です。更にアームにLEDライト・フラッシュの取付を想定すれば5kタイプは正解と言えるでしょう。

スマホや小型カメラ用ゴリラポッドの様に気軽に持ち運べるサイズと重量ではありませんが、ゴリラポッド5kタイプは他の製品では換えの効かない、本気の撮影で使用出来るオンリーワンな製品なのです!

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