手頃な価格とスタイリッシュなデザインで人気のAnker（アンカー） ウルトラスリム Bluetooth キーボードのレビューです。
外出先に気軽に持ち出せるキーボードとして購入してみたのですが、普段メインで使用しているApple（アップル）Magic Keyboard（マジックキーボード）と比較しながらご紹介していきます。
ルックスはお値段以上！Anker ウルトラスリム Bluetooth ワイヤレスキーボード
実売価格 2,000円〜のキーボードには見えない
モバイルバッテリーも含めAnkerのデザインはシンプルで好感が持てるものが多いですよね。
Anker ウルトラスリム Bluetooth キーボード（長いので以下『Anker製』と記載します）も然りで、俯瞰で見ると、とても実売2,000円〜（価格は参考）のキーボードとは思えません。
一方背面は普通のプラスチック製。
電源スイッチが有り、単四乾電池２本を入れる仕様です。
ペアリング方法はとてもカンタン
PCとの接続方法はとてもカンタン。
私の場合”ポン”と短めに同時押しすることによりペアリングモードに入りました。
- 背面のスイッチで電源ON
- 【Fn】と【Z】（Bluetooth)キーを同時押しするとペアリングモードになる。
（キーボードのLEDランプが青く点滅状態に） - システム環境設定 ➡︎ Bluetooth
キーボード名が正しく表示されていない状態 
少し経過するとAnker A7726と表示された
３. 次にキーボード設定アシスタントが表示されるので、画面の指示に従えばOK。
「キーボードを認識できません」と表示される 
左Shiftキーの右隅のキー（Zキーを押す
iPad・iPhone・MacなどApple製品と親和性が高そう
USタイプのキー配列に注意
一番の注意点はキー配列がUSキーなので、日本でメインのJIS配列ではないこと。
勿論ローマ字入力は可能ですが、使用頻度の高い【Return】キーの形状や、【＠】等の位置が異なるので、慣れないと戸惑うことが有ると思います。
またAnker製のファンクションキーは小さ目になっていますが、この辺はあまり問題ないですかね。
キーに表示された文字はMacユーザー向けキーボードの様子
Anker製のキーの表記はMacのそれとほぼ同じです。
多くの製品はWindowsと併用出来る様になっているのですが、本製品はかなり潔い仕様になっています。
両機をカンタンに比較してみる
重さはAnkerの方が若干軽量
Anker 216g 
Apple 231g
家庭用計りでの重量測定ですが本製品の216gに対してMagic Keyboardは231g。
僅か15gの違いなので、差はほぼ無いと言えます。
大きさ（幅と長さ）はMagic Keyboardが小さい
- Anker・・・28.4 x 12.2 cm（長さ×幅）
- Apple・・・27.9 x 11.49 cm（長さ×幅）
斜めアングルから撮影
大きさはMagic Keyboardが一回り小さい感じですね。この辺の違いも個人的にはそれほど気にならないレベルです。
Ankerの方が傾斜がある
違いが顕著なのがキーボードの高さです。
- Anker・・・1.85 cm（高さ）
- Apple・・・1.09 cm（高さ）
Magic Keyboardの傾斜はかなり緩いので、本製品の方が馴染みやすい場合があるかもしれません。
キータッチの違いは？
さて一番肝心のキータッチですが、家や職場で短時間の使用には大きな問題無し。
Magic Keyboardの浅くしっとり目の打鍵感と異なり、本製品はストロークが少し深めで、タイプ時の反発が若干強い印象。
Magic Keyboardの打鍵感自体、割と特徴的で好き嫌いが分かれるところがあるので、この辺は好みかもしれませんね。
わたしはMagic Keyboardの浅いストロークの方が好きなんですけどね。
本製品はカチャカチャとした安っぽい音が発生するので、外出先で使用には気を使います。
またAnker製は割とたわむ感じが有るので、長時間のタイピングしているとどうしても疲れを感じてしまいます。
この辺は価格差が一番表れている面ですが、2,000円の製品としてはかなりの質感。
まとめ
使用用途によって評価は異なる
- 文字入力が少ない場合、Anker製で十分事足りる
- 長時間の文字入力にはApple Magic Keyboardの方が快適
- 外出先では薄く打鍵音が少ないApple Magic Keyboardが向いている
画像編集ではショートカットや数値入力がメインなのでAnker製で十分事足ります。
一方で長時間の文字入力や、外出先での使用はApple Magic Keyboardの方が静かでストレス無くタイピング出来ると思います。
外に持ち出す場合、厚みがある本製品は嵩張って邪魔になることも。運搬や外出先での使用状況にもよるのですが、私はApple Magic Keyboardを外出用として使用しています。
以上Anker ウルトラスリム Bluetooth ワイヤレスキーボードについてでした。
余裕が有ればApple Magic Keyboardを使用するメリットは大ですが、ほぼ1/5の金額のAnker製のコストパフォーマンスも光ります。用途に応じて選択していただければと思います。
コメント