最近11インチiPadProの使用頻度が高くなっています。
デスクトップやノート機には出来ない使い方が有るので、手放せません。
タブレットとは思えないパワフルさで、大量のファイル処理でなければ高画素機のRAWファイルも扱えます。
このブログも、殆どがiPadProで更新されています。
さて、ブログ更新で必須なのが文字入力機能ですが、キーボードの選択は迷うところですよね。
入力のし易さのみを重視すれば、答えはすぐに出ていました。
しかし、携帯性や保護能力さらにデザイン面も考えると、単なるキーボード選びも混迷を極めてしまうのです。
正直こんな事で迷うのは時間の無駄です!
無駄が大事な時も有りますが、やはりiPadProのキーボードで深く考えるのは良くないと今回反省しました。(苦笑)
今回検討したのは以下の5点(4点+α)です。
検討したキーボード4点+α
- Apple Smart keyboard folio JIS配列(アップル スマートキーボード フォリオ)
- Apple Magic Keyboard JIS配列(アップル マジックキーボード)
- Anker ウルトラスリム Bluetooth ワイヤレスキーボード
- iClever 折りたたみ式Bluetoothキーボード IC-BK03
- キーボードを使用しない
エッ、5番目は選択支ではないでしょ!
ごもっともです。
つとに思うのは、iPadはキーボードを使用せず、ほぼ全ての作業をApple Pencilで行えるのが理想的なのではないかと・・・
かと言ってキーボードの使用を否定する訳ではありません。現にキーボードが有れば作業が捗りますよ!
そして、検討の結果は・・・
いきなり結論です!
一番のオススメキーボードは?
Apple純正Smart Keyboard Folio です。
それでは独断ですがPros and Consいってみたいと思います。
Pros 良い点
- JIS配列が選択可能
- 充電不要
- 見た目よりも入力しやすい・音も静か
- スマートな外観
- コーヒーをこぼしても大丈夫そう・・・
Cons イマイチな点
- 側面の保護能力が無い
- 汚れが目立ち、落とし辛い
- 画面角の自由度が低い(2段階のみ)
- 重さ
- 使い易さ(キーストローク・膝の上で使用できるか)
- 価格
結構イマイチな事項が出しまいました。
オススメしておきながら何ですが、Smart keybord folioは手放しで喜べるベストプロダクトではなく、現時点で最良の選択という位置付けなのです。
しかし、使用するにつれ、購入初期に感じた多くの違和感は無くなっていきました。
Pros 良い点の考察
一番のポイントはJIS配列が選択可能であること。
iOSはUS配列入力がデフォルトなんですね・・・恥ずかしながらキーボードの購入を検討するまで知りませんでした(汗)
Macは昔からUSキーボードを選択出来て、外観がシンプルなので一度は使いたいと思っていたました。
しかしキー配列が大分異なるので、生産性を考えJIS配列を使用したかったのです。
本体との一体感はさすが純正、最高です。
充電不要
充電が不要、この点はSmart Keynoard Folioの特権ですよね。
サードパーティーではこの接続方式まだ使用できないのでしょうか?その辺の磁場は自身全く知りません。
この点は大きな問題にはならないと感じています。最近の製品はUSB充電式で稼働時間が十分に確保されています。
ただ、自分は充電するのが面倒なので、充電不要はメリットです。
見た目よりも入力し易い
この手のキーボードは入力し難い場合が多いですが、慣れるとスムーズに作業できます。
傾斜が無く、キーストロークは少ないですが、ノートPCをメインで使用されている方には違和感は少ないと思います。
ただパコパコとしたタイピング音は意外と気になる場合があるので、キーを強く叩く傾向の方は一度タイピンングして確認されると良いと思います。
スマートな外観
新しい11インチiPadProの特徴の一つに本体側面部のデザイン処理が挙げられると思うのですが、このSmart Keyboard Folioは、その辺を巧~く魅せてくれるのです。
ただし、後にも述べますが側面の保護能力のは全くありません。
コーヒーをこぼしても大丈夫そう・・・
ここは需要ですよね。
ご覧下さい、この弾き具合を!
コーヒー漬けの私にも特に重要事項です(笑)
油断は出来ませんが、撥水性は高そうなので直ぐに拭き取れば問題なさそうです。
Con イマイチ点の考察
側面の保護能力が無い
当然デザイン性と表裏一体ですが、側面の保護能力は全くありません。
11インチiPadProを手して最初に感じたこと、もちろん自分の感覚ですが、剛性感の低さでした。故に、ガッチリと側面プロテクト出来るものならば保護したかったのです。
本当はこちらにキーボードを取り付けたかったです。
- 11インチiPad Pro用 OtterBox Symmetry Series 360 Case
こちらはApple Store限定なのですが、カバンにそのまま放り投げるには最適そうです。Apple Pencilが装着可能なのもGOOD!。
ただし、ケースを装着したままキーボードが装着できないのが難点でした。
汚れが目立ち、落とし辛い
Smart Keyboard Folioの表面素材は、かなり柔らかめのビニール系素材と言いますか、正直汚れが付着しやすいです。
さらに、付着してしまった汚れは落とし辛いです。
それと、もし接着力の強いステッカーを貼ったら、剥がす時はご注意を!
こんな悲劇が訪れるかもしれません(苦笑)
カラーバリエーションはグレー系の一色のみ。
他の色もラインナップして欲しいところですが、無いものは仕方ないですよね。
余計な調達コストはかけずに、次機種のキーボードがまた変更になりそうな・・・そんな予感がします。
ちなみに自分はこんな風にリメークしてみました。別記事にしていますので気になる方はご覧ください。
制作ミス等、少し残念な点も有りますが概ね満足しています。
画面角度の自由度が低い
画面角度の調整は2段階のみです。以前のSmart Keyboardであったスタンドモードはありません。
自分の場合ですが、実際入力時の使用に耐えうるのは角度が浅めの一段階のみです。
特に違和感は感じないのですが、この辺は好みがあるので実機を確認した方が良いでしょう。
重さ
この点は正直なとこと良い点若しくはその逆か・・・微妙なところです。ただしモバイルモノは軽いことには越したことが無いのでこちらで記載しています。
重量は296gで持つと少し重力感を感じます。
マグネット入りというのも効いているのでしょうか?
iPadPro11本体とキーボードを合わせた重量は、764g
iPadPro11本体(468g)+Smart keyboard folio(296g)= 764g
この重量をどう考えるか?
近い大きさのディバイスと比較すると
12インチのMacBookが920g
13インチMacBookAirが1250g
この746gという重さは、自分としては超軽量という訳ではないが、十分許容出来る重さです。
MacとiPadは別物なのだから・・・そもそも重さを比較すべきものではない!と自分に言い聞かせています(笑)
使い易さ
前にも述べましたが、小型軽量キーボードとしては使いやすいです。何にも万能な物は無いので、敢えて挙げたのが下記の点です。
- 膝の上では使い辛い・・・そもそも薄く小さいので膝の上では安定しないです。それと画面角が膝上だと厳しいかも。
- タイピング音は静かだけど気になることも・・・パコパコとした音は特徴的です。外出先で聴いたことがある打鍵音と思ったら、やはりsmart keyboardでした(笑)
価格
そしてsmart keybord folio価格ですが、これは正直、高いと思います。
では「買わなければ良い」という意見も勿論ですが、もう少し子供達や学生さんにも手が届きやすいと方が良いのでは・・・
他の選択肢は?
以下が他に検討したキーボードです。
- Apple Magic Keyboard JIS配列(アップル マジックキーボード)
- Anker ウルトラスリム Bluetooth ワイヤレスキーボード
- iClever 折りたたみ式Bluetoothキーボード IC-BK03
使い易さではApple Magic Keyboardがダントツ!
私は肩掛け式のカメラバッグに撮影機材と11インチiPadPro一緒に持ち歩くので、収納性を重視した選択をしていますが、収納容量に余裕があるのならこちらもオススメです。
私はデスクで使用しているiMac用でMagic Keyboardを最初使用していました。
本体との一体感を考慮しなければ、入力生産性ではこちらが最強です!
重量はどうでしょうか?
11インチiPadPro本体(468g)+Magic Keyboard(231g)= 699gです。
Smart Keyboard Folio の764gと比較して若干軽量です。
但しiPadProに別途保護ケースを装着すると、その分の重量は増えてしまいます。
使用感は最高!
オフィスや家で使用するにはMagic Keyboardがベストです。
iPad側のスタンドに角度調整の自由度が有れば、Smart Keyboard Folioのように角度固定を強いられることもありません。
それとタイピング途中でiPadをさっと取り、Apple Pencilで校正する事も可能です。
これだと、作業はかなりスムーズになりますよね。
バッグの中身に余裕が有ればMagic Keyboardを持ち出すのも十分アリです。
Anker ウルトラスリム Bluetooth ワイヤレスキーボード
Anker のキーボードは実際に使用したことがありません。なので今回は使用感や感想をお伝えすることは出来ません。
見た目はMagic Keyboardとよく似ています。
ネットで検索した限りは、サイズ・重量共に十分選択肢に入りそうです。
但し、キーの配置がUSタイプのみなので、この点が選択の大きな分かれ目になりそそうです。価格が安価なのも良いですね。
最後に折りたたみ式のご紹介です。
折畳みタイプ iClever IC-BK03
こちらもキー配置はUSタイプになります。
重量は185gとかなり軽量!この軽さは使用したくなります。
現在ちょっと使ってみたい入力デバイスです。
まとめ
いかがでしたか?
自分なりの結論ですが、JIS配置キーボード入力がメインであれば
- 外出先での使用が多いのなら Smart Keyboard Folio
- オフィスや自宅作業がメインなら Magic Keyboard
US配置キーボードに慣れている方はSmart Keybord Folio(US入力)の他に、様々な選択肢があるのではないでしょうか。
以上iPadPro 2018のキーボード選びについてでした。
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