Leofoto(レオフォト)LCH-2 ノートPC用トレイのレビューです。いわゆる三脚テーブルの一種ですが、アルカスイス互換やダボ内蔵で、フォト・ビデオグラファーにとても使いやすいプレートになっています。勿論撮影だけでなく、キャンプやプロジェクタースタンド・音楽制作など用途は様々です。
私はテザー撮影時のPCスタンドとして本製品を使用しているのでが、省スペースでてとても重宝しています。手元に置いておくと何かと便利なPC用トレイなのです。
Leofoto LCH-2の特徴
まずアルカスイス互換は一番の特徴ですが、内蔵ダボにより、三脚・ライトスタンドへの素早い取付が可能になっています。
- アルカスイス互換
- 内蔵ダボで三脚・ライトスタンドの両方に対応
- PC台として適した丁寧な作り
- サイズ:390mm×280mm×70mm
- 重さ:737g
アルカスイス互換で楽々脱着
三脚テーブル用トレイは様々なタイプのものが販売されてますが、撮影機材メーカーのLeofotoさんらしく、フォトグラファー・ビデオグラファーに寄り添った製品になっています。
1番の特徴がアルカスイス (ARCA SWISS)互換のクイックリリースプレート (プレートとは言い辛い形状ですが)が備わっていること。これによりアルカスイス互換雲台のクランプに挟み込むだけのイージー仕様です。
一度使うとやめられないアルカスイス式
しっかり噛み合わされているか要チェックですぞ!
注意点としては、クランプがしっかりと噛み合っていないと、機材脱落の可能性が!これ以外とやってしまうんですよね・・・怖い怖い。
スピゴット(ダボ)対応〜ライトスタンドに取り付け可能
更にスピゴットにも対応しており、ライトスタンドのオスダボに直接取り付け可能です。
ダボを取ると、そのままライトスタンドのオスダボに差し込むことが可能。付け方は以下の『取り付け例』の項目をご覧ください。
剛性を感じる丁寧な作り
⬆︎ 総じて丁寧な作りで、バリも無く安心して使用できます。排熱性を考慮されたトレイは剛性感も十分で、16インチ MacBook Proを載せても不安は感じません。
⬆︎ 背面のベルクロでPC固定ベルトの位置を調整可能。
⬆︎ 16インチ MacBook Proを載てると、結構ベストマッチだった。
他にも多くの種類の三脚テーブルが存在します。
取り付け例
アルカスイス互換雲台
取り付けはプレートに挟むだけで手間要らず且つスピーディです。但し、接続をしっかり確認してから使用しましょう。『はめたようで、実は外れてた』なんて、うっかりミスが偶にあるんですよね。
三脚に直付け
ダボを介して三脚に直接取り付け可能です。三脚は3/8″ネジタイプなので、今回はこちらのネジ穴で取り付けします。
⬆︎ ①ダボを三脚ベースに取り付け。
⬆︎ ②あとはトレイを取り付けロックするだけ。
トレイの角度は変えられませんが、一番安定感の高い取り付け方法です。
ライトスタンドに取り付け
⬆︎ ①ライトスタンドのオスダボ
⬆︎ ②ダボは取り外しトレイをセットする。
ライトスタンドにも直接取り付け可能です。ライトスタンドは日本タイプ(メスダボ)には直接取り付けることは出来ないので注意が必要です。
撮影用三脚より安定性が劣るライトスタンドなので、タイピングが多い場合は正直向かないです。こんな感じにテーブル代わりに使うのもよいかもしれません。
アクセサリーアームとクランプ
アクセサリーアームにスーパークランプを介しトレイを取り付けました。片側にカメラを取り付けることも可能です。定点撮影時には便利な使い方ですが、移動が伴う撮影には向きません。
まとめ
タイピングは快適か?
タイピングの快適度は、やはり三脚直付けが一番。勿論快適性は三脚の強度に大きく左右されるので、長時間使う場合は出来るだけ頑丈な三脚を準備した方がベター。
雲台を介せば角度を自在に調節出来るのがメリット。正直タイピング時の揺れは若干感じます。個人的には折りたたみPCスタンドを使用している感じですね。
三脚の有効活用に有ると便利な一枚
土地の有効活用ではありませんが、使わない時間が多い三脚を役立てる上でも本製品は有り難い存在です。取り付け部分は大きく持ち運びに不便な面はありますが、ダボ内蔵とアルカスイス互換の三脚トレイは珍しい存在です。写真・映像制作がメインの方に特におすすめの三脚トレイです。
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