α7Ⅳ・α7RⅤレンズ交換時に電源OFFでシャッター幕を下ろす設定方法

フォト造りTools

ソニーのミラーレス一眼カメラα7Ⅳ・α7RⅤなどで、レンズ交換時(電源OFF時)にシャッター幕を下りた状態にする設定方法について記します。購入時の設定ではシャッター幕が降りないのがデフォルトにつき、簡単な設定変更が必要です。

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そもそもシャッター幕を閉じる必要は有る?

シャッターが閉じた状態でのレンズ交換は一見安心そうだが・・・

ミラーレスカメラのレンズ交換時にイメージセンサーが露出していると、ごみや埃の侵入リスクが生じます。「何か保護するものが欲しい!」。そんな要望に応えてか?最近のモデルには電源を切るとシャッター幕が閉じ、ホコリ・ゴミの侵入を防止してくれる機能が搭載されています。

センサー汚れの悩みから解放され喜ばしい機能!。しかし、私の場合ですが、結局使わなくなってしまいました。シャツター幕を閉じても汚れは生じますし、以前よりも汚れ具合が改善しているかと言われても、そうとも言えないんですよね。

よく見るとイメージセンサー上にホコリがウヨウヨ付着しています・・・

付け加えて、シャッター幕が高価なパーツであることはレフ機時代から認識しており、こちらを露出させておくのもあまり気分が良いものではありません。また、レンズの後玉にゴミが不弱していたとしたら、いくらシャッターが閉じていても意味がないんですよね。そんな訳で、レンズ交換は従前通りシャッター幕を開けた状態で行っています。

本機能を使うか否かは撮影者の考え方で、どちらが正解とは言えないと思います。センサーが剥き出しの姿は、確かに不安を掻き立てるので、シャッターが閉じていると安心なのも事実。そんな訳で電源オフ時にシャッターを閉じる設定方法を以下に備忘録的に記載しておきます。

にっこりブヒ
にっこりブヒ

センサー専用保護スクリーンが有れば良いのにね。

にっこりねこ
にっこりねこ

部品点数も多くなってしまうしね。

極限まで小型軽量を目指すソニー機なので、保護スクリーンの様な余計な機構を装着する可能性は低いかもしれませんね(勝手な想像です)。

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設定方法

設定方法は簡単。以下の流れをご参照ください。

①【MENU】→【セットアップ】
②【セットアップオプション】→【アンチダスト機能】を選択
【セットアップオプション】を選択し右側のカラムから【アンチダスト機能】を選択
③【電源OFF時のシャッター】→【入】に設定変更する
デフォルトで【電源OFF時のシャッター】は【切】になっているので、以下の様に【入】に設定
最後に【確認】を選択し設定完了

】で設定すると、カメラの電源をオフにした時にシャッター幕が閉じます。

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シャッターが閉じていない場合、その理由は?

上記設定をしたのにも関わらず、電源オフ時にシャッターが閉じていない場合もあるかもしれません。

注意 

  • 電源OFFからシャッター幕が閉じるまで時間差がある場合があります。
にっこりブヒ
にっこりブヒ

電源オフから3秒後程度でコトッと小さな音を立てシャッターが閉じます。

にっこりねこ
にっこりねこ

電源オフ直後にレンズ交換しようとすると、
シャッター幕が閉じていない場合が有るので要注意。

その他注意事項

注意 

  • 省電力モードやバッテリー切れではシャッターが閉じず。再度電源ONから電源OFFでシャッター幕が閉じます。
  • シャッター幕をブロアーで吹いたり触ったりはNG
  • 太陽や月などセンサーを強い光に当てない。

イメージセンサー同様シャッター幕もデリケートな存在です。ダメージを与えない様要注意です。

まとめ

以上カメラの電源オフ時にシャッター幕を閉じる方法でした。

レンズ交換時にシャッター幕が閉じていると確かに安心感はあります。その反面、シャッター幕に対する配慮も必要になります。私はもう本設定は行なっていませんが、正解は無い話なので、ご自身が安心な方法で設定すれば良いでしょう。

にっこりブヒ
にっこりブヒ

まずは安全・素早いレンズ交換を修得すべし。

ちなみにイメージセンサーの汚れが目立ってきたらソニーのサービスに送るか、間に合わない時はセルフでセンサークリーニングを行なっています。

センサークリーニング用品にはフルサイズとAPS-C用とサイズが異なります。またクリーニング後は背面液晶やレンズフィルターの清掃などにも使用しているのですが、汚れを落とす能力は強いですよ。

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