超広角レンズ FE12-24mmF4GとULTRA WIDE-HELIAR 12mm F5.6 Aspherical IIIどっちを選ぶ?

フォト造りTools

α Eマウントの超広角レンズではソニー FE 12-24mm F4 G SEL1224Gを愛用していましたが、今回コシナ フォクトレンダー ULTRA WIDE-HELIAR 12mm F5.6 Aspherical IIIも使用することに。今回はULTRA WIDE-HELIAR 12mm F5.6 Aspherical IIIのレビューをしつつ、これらの超広角レンズ2機種を簡単にではありますが比較していきます。

恐らくこの2機種で迷い検討する方はあまり居ないと思われますが、レアな方の参考になれば幸いです(笑)

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ULTRA WIDE-HELIAR 12mm F5.6 Aspherical IIIも使いたい理由

何故にFE 12-24mm F4 Gと焦点距離がかぶるULTRA WIDE-HELIAR 12mm F5.6 Aspherical IIIが欲しくなった理由と言うか言い訳を述べましょう!
まずは簡単なスペックの比較から。

スペック比較

ULTRA WIDE-HELIAR 12mm F5.6 Aspherical IIIFE 12-24mm F4 G SEL 1224 G
最短撮影距離0.3 m0.28 m
重量350 g565 g
サイズ 最大径×長さ67.4 x 68.3 mm87 x 117.4 mm
フィルター装着不可装着不可
AF×

ULTRA WIDE-HELIAR 12mm F5.6 Aspherical IIIはMFオンリー。両機ともフィルター装着は出来ません。フィルターを付けられれば更に良かったんですけど、この辺は仕方がないですね。

クラシカルな外観が◎

ソニー純正レンズとはまた異なる趣漂うフォクトレンダー。中でもHELIAR広角シリーズはカッコいいと言うのが勝手な個人的印象。ミラーレスαと不思議とマッチするのではとこれまた勝手に思っているのです。

レンズキャップは鋼製の被せ式。かなり立派な造りで無くしたら泣いてしまうかも。

直線で行こう!

ソニー FE 12-24mm F4 G はワイド側12mmレンズとしては重量565gとかなり小型・軽量化されています。さらに防塵防滴に配慮された設計で、E マウントで超広角レンズを検討する場合には欠かせないアイテムでしょう。筆者も撮影時に持ち出すことが多いレンズになっています。

一方のULTRA WIDE-HELIAR 12mm F5.6 Aspherical IIIは歪曲が極限まで押さえられた描写が1番の魅力。以下コシナの製品情報からの引用です。

ソニーEマウントセンサーに最適化しながら、一眼レフでは実現できないコンパクトさと高画質を両立した光学設計。歪曲を極限まで補正し、直線のモチーフを直線のまま表現するダイナミックな121°の画角が、写真表現の幅を拡大します。

コシナ

12mmの超広角で直線が紡がれる光景、ここに強く惹かれてしまいました。広大な大地を超広角で真っ直ぐに撮りたい(まだ行けていないんですけど)!そんな願望を叶えてくれる魔法のレンズ、それがULTRA WIDE-HELIAR 12mm F5.6 Aspherical IIIなのです。

ソニー FE 12-24mm F4 Gではテレ側12mmでしか使用していなかった。

FE 12-24mm F4 Gの写真をライトルームでチェックしながらふと気がついたことが・・・「あ、12mmしか使ってないや」。

FE 12-24mm F4 Gでは12mmを持ち出す時は、最初から超広角を使用する明確な目的がある場合が多いんですよね。撮影前から12mmで撮るぞモードが全開なので他の焦点距離の出番が全く無い状態だったのです。

また24mm域では広角マクロ撮影が好きなのですが、前玉が飛び出たFE 12-24mm F4 Gでは寄り過ぎてレンズの傷をつける恐れが。撮影に夢中になるとつい前玉をやってしまうんですよね。

ULTRA WIDE-HELIAR 12mm F5.6 Aspherical IIIで寄って撮影。個人的には寄せて迫って楽しい感覚にはなりません。

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プチ比較してみる

周辺の解像感

↑ ULTRA WIDE-HELIAR 12mm F5.6 III / f11

↑ FE 12-24mm F4 G / f11

上はULTRA WIDE-HELIAR 12mm F5.6 IIIで、下はFE 12-24mm F4 Gでそれぞれ絞りF11で撮影したものです。

12mmの世界はやはり広大ですね。
撮影時間に多少の差がありますがFE 12-24mm F4 Gのほうが若干アンダー目に写っています。

写真右上の赤枠の葉の部分をそれぞれ拡大してみます。
上はULTRA WIDE-HELIAR 12mm F5.6 IIIで、下はFE 12-24mm F4 Gです。

上のULTRA WIDE-HELIAR 12mm F5.6 IIIではフリンジが発生している一方で、下の写真FE 12-24mm F4 Gの方が線がスッキリと描かれています。

歪曲は如何に?

↑ ULTRA WIDE-HELIAR 12mm F5.6 III / f11

↑ FE 12-24mm F4 G / f11 Adobe Lightroomプロファイル補正無し

↑ FE 12-24mm F4 G / f11 Adobe Lightroomプロファイル補正有り

歪曲の少なさは流石ULTRA WIDE-HELIAR 12mm F5.6 IIIお見事です!

FE 12-24mm F4 Gはライトルーム でのプロファイル補正無しと有りの写真を載せてみました。個人的にはソフトでレンズ補正可能であればそれでOKなのですが、やはりULTRA WIDE-HELIAR 12mm F5.6 IIIの直線番長ぶりは半端ないです。

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ULTRA WIDE-HELIAR 12mm F5.6 III作例

小型のHELIAR 12mmは街を歩きながらのお気軽スナップの強い味方。でもこういう場面では水平に気をつけないと・・・ある意味では気軽とは言えませんね。

適当な写真ですみません。庭に咲いたユリの花の撮影です。狭い庶民の庭で12mmを使えば、悲しいかな家の軒が確実に入り込んでしまいます・・・。
光芒の出方も綺麗ですし、雲の立体感もなかなかのモノ。

とても地味ーな写真ですが、こういう光景を撮りたくなるレンズなのです。

広い屋内空間も12mmなら難なくクリアです。HELIARシリーズには超広角10mmのHELIAR-HYPER WIDE 10mm F5.6 Asphericalという悩ましい存在も。ただ日常的に使用するならば12mmの使用が吉かと。それにしても悩ましいです(苦笑)。

こちらも超広角だから切り取れる光景。

なんか暗めの写真ばかりでゴメンなさい。

まとめ

どちらも使っていて楽しいレンズです。どちらか1本を選べと言われても難しいのですが、敢えて言えば以下の様になります。

建物を撮るなら⇨ULTRA WIDE-HELIAR 12mm F5.6 III
風景撮影派なら⇨FE 12-24mm F4 G

自分は建物やスナップが多いのでULTRA WIDE-HELIAR 12mm F5.6 IIIの持ち出しが圧倒的に多くなっています。

あまり人気がなかったのか残念ながら既に生産中止の本レンズ。撮影用途に合えばハマる事間違い無しです。本レンズが気になった酔狂な方、是非お試しあれ。

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