自動車保険をドライブレコーダ特約型で更新しました。
実は、ドラレコ型での契約は今回初めて。
更新して初めて分かることも色々とあったので、本記事では以下の気になったポイントを中心に書いていきます。
今回更新した自動車保険は、あいおいニッセイ同和損害保険の『タフ・見守るクルマの保険プラス(ドラレコ型)』です。
- ドラレコ型で更新した理由
- 気になるコストは?
- 取り付け方法(簡易的な取り付け方法)
- 使っつてみた感想
ドラレコ型で更新した理由
- 車の買い替え時期が近い
- 最大等級(20等級)のため、今後の割引が見込めない
- 事故緊急自動サービスが受けられる
車の買い替え時期が近い
我が家にとって出費の多い2月〜4月のこの季節、カミさんの車の自動車保険の更新もその一つなのですが、今回はドライブレコーダー特約型(以下ドラレコ型と記載)で更新してみました。
実はカミさんの車(軽自動車タント)は昨年4回目の車検を通し、そろそろ買い替えも視野に入る時期。
大きなトラブルもなく普段の足としては満足しているので、できれば長く乗りたいのですが、新たに機器を取り付ける気にもならないんですよね。
最近の交通事情を考えれるとドラレコも必要だなと思いつつも、二の足を踏んでいたのですが、更新時の案内でドラレコ型を勧められたので試してみることにしました。
最高等級(20等級)のため、今後の割引が見込めない
現在保険は20等級。
最高等級につき今後の割引は見込めません。
保険料は車を使用する上での必要経費なのでギリギリ切り詰めようとは思っていないのですが、安全運転スコアを元に運転特性割引が適用されるとあって、これはこれで面白いかと思い今回のおすすめプランに乗っかってみることに。
運転特性割引は最大8%で次回継続時の保険料に適用されるのだが、一部特約には適用されないものもあるらしくその点注意が必要です。
あくまでも安全運転へのモチベーション程度に考えておいた方が良いかもしれませんね。
事故緊急自動サービスが受けられる
車が衝撃を検知すると自動的に安否確認デスクへ通報してくれる機能。
自走不可能の大事故の際、「手元に携帯が無い・見つからない!」場合など、自力で通報出来ない場合のバックアップとしての安心感があります。
電波が届かない場所ではこの恩恵を享受できませんが、無くて困るものでもないですよね。
但し常に自動通報してくれる訳ではないので注意が必要。
大きな衝撃検知⇨ドラレコが自動通報
中程度の衝撃検知⇨ドラレコで手動通報
衝撃が検知されない⇨自分の電話でサポートセンターに連絡
事故発生時、ドラレコが衝撃を感知しなければ自分の電話からサポセンに電話を掛ける必要が。
全ての事故に対してドラレコが自動通報してくれる訳ではない点に注意が必要です。
最近は高級車以外でも『事故自動緊急通報機能』が装備されているクルマも有るので、両者を比較しながら導入検討するのも良いと思います。
我が家のクルマは衝突安全防止装置すら装備されていないので、比較検討することなく取り付けしました。
気になるコストは?
フロントカメラ用は約10,000円〜1,5000円
保険契約で気になるのがコストですよね。
届いたドラレコはケンウッド製通信型ドライブレコーダーSTZ -DR100、フロントカメラのみのタイプ。
リアカメラが必要な場合は、別途自分で購入しなくてはなりませんが、特にこだわりのない自分にとっては十分なスペック。
市販のドラレコは種類も多く、どの機種と比較が適切か?その判断は自分には難しいですが、フロントカメラのみのドラレコの場合、約10,000円〜1,5000円の価格帯が相場になっています。
保険料はそれなりにUP
以下に契約前と契約後の金額を記載しました。
契約内容は等級や保証によって全く異なるのであくまでも私の場合の例としてご覧ください。
更新前 | 更新後(ドラレコ型) | 差額 |
52,500円 | 59,980円 | 7,480円 |
ドラレコ型の更新で保険料は約7,500円UP。
新車購入した場合の車の買い替え時期は約7〜8年と言われてますが、8年分だとすると7,500×8年=60,000円の保険料をドラレコレンタル代としての支出に。
この60,000円という金額だけ見ると、市販のドラレコを購入した方が安上がりです。
但しドラレコ型保険では、安全運転を心掛ければ運転特性割引8%。
もしこれが適用になれば翌年の保険料は約55,200円(更新前と比較2,700円)に。
一年目には7,500円支払い、2年目以降は毎年2,700円のお支払いで、8年継続すれば約26,400円のコストに。(但し割引は保険料全額に適用される訳ではないので、あくまでも参考金額である旨を承知ください。)
取り付け費用を含めても市販品より割高ですが、通信機能付きで自動通報サービスや安全支援アラート機能が搭載されていると考えれば、納得出来る保険料なのではないでしょうか。
取り付け方法
ドラレコ本体付属の取り付け説明書に沿って一人で取り付け可能ですので、大まかな取り付け方法を載せておきます。
ゆうパックで自宅にドラレコ本体が送られてきました。
わざわざお店に行かなくても良いので便利ですね。
取り付けに必要なものは全部含まれています。
- ドラレコ本体
- アダプター
- 取り付けブラケット
- マイクロSDカード8GB(アダプター付き)
- ケーブルクリップ
- クリーナー
画面が映っている状態で、位置決め
一番悩むのが取り付け位置ですかね。
レンズは対角約149°の広角タイプ。
広範囲が映るので、フロントラスに取り付け出来る範囲はかなり広いです。
私の場合、出来ればガラス上部中央に取り付けたかったのですが、その際ETCアンテナや車検シールがカメラの視界に入ってしまう恐れが・・・
そんな訳で画面が見える状態までセットアップをスキップし、取り付け位置を仮決めしました。
ブラケット取り付け
上記の様に位置決めした後、ブラケットを取り付。両面テープなので簡単に取り付け可能。
配線方法
ケーブルクリップを使用しない簡単な方法で配線してみます。
フロントガラスと天井の隙間にコードを指で押し込みます。
車のDIYの経験が無いと最初は不安ですが、基本的に自動車のパーツはパカパカ外せる様になっているので、押せばケーブル程度は入れられる様になっています。
一応取り付け前に確認しておいてください。
Aピラーの部分も指で押し込みました。
Aピラーとドアの部分は、ゴムパッキンを少しめくりながらコードを入れていきます。
ドア付近部分もめくりながらコードを入れて行きます。ゴムが硬い場合は工具を使用すると便利です。
私は『内装はがし』を使用しました。
ドア付近にコードを隠しました。下の方は露出してしまいました、私は特に気にならず。
後はフロアマットの下にコードを忍ばせ取り付け完了。
実際に使用して感じたこと
メリット
安全運転スコアは次の運転を運転する際に前回の運転評価がドラレコから発表されます。なのでドライバーが変わった場合は、前のドライバーの運転スコアを聞くことになります。
気になる評価については交通の流れに沿って普通に運転していれば悪い判定にはならない様子。
私も家内もA〜Cの3区分のうちほぼA区分で推移しています。ただ時に納得のいかない判定が出ることもあり、最近一度だけCを通告されたことも(苦笑)。
またゆるいカーブが連続した道で「ふらつき」と判断されたりしますが、機械的な判定なので、その辺はあまり深く考えない方が良いと思います。
取り付けも簡単ですし、ドラレコとしての機能は総じて満足です。また何らかの形で見られている意識が有ると安全運転に対するモチベーションも高まります。
注意点
市販品のドラレコはフロント・リアカメラのセットが一般的なのに対し、本タイプはフロントのみ。
専用リアカメラは別途購入する必要があります。
単にドラレコが必要だったり、4K高画質等を求める方は市販品を検討した方が良いと言えます。
また運転診断レポート等を利用するにはスマホアプリや専用サイトでの利用者登録が必要になります。
やはり通信機能による事故緊急自動サービスに魅力を感じるか、このポイントが大きな判断材料ですね。
我が家の場合、大黒柱!?のカミさんのことを考えると、この機能があった方が安心というのが私の結論です。
まとめ
企業では社員のデータによる運転安全管理は一般的になっていますし、それが個人でも必要な時代なんだなとつくづく実感ささられました。
万が一の事故に対する備えは勿論のこと、事故を未然に防ぐ取り組みとして、運転診断を併用した保険を活用する価値はあると感じます。
以上ドラレコ型自動車保険についてでした。あくまでも私の家庭でのケースですが参考になれば幸いです。
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