スバル アウトバック ラゲッジルーム下のデッドニングで静音化なるか?

foto la vida

スバル レガシィ アウトバックBT型のスペアタイヤスペースのデッドニング施工してみたのでレポします。デッドニング箇所の優先順位は別として、ラゲッジルーム下の予備タイヤ格納場所は、素人でも簡単・お手軽に静音化が可能です。感じ方には個人差が有るので、本記事はあくまでも自己満足の世界と言うことでご覧頂ければ助かります。

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デッドニングをしようと思った訳

アウトバック自体静音性に優れており、デッドニングせずとも十分快適。ただカミさんがレンタカーで乗ったRAV-4の静粛性が気に入ったらしく、今回施工司令が出た次第。どうやらハイブリッド走行時の走行音を基準としているみたいで、比較すること自体おかしいのですが・・・。とりあえず一番手間のかからない荷質下スペアタイアスペースの防音処理を行うことにしました。

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準備するもの

制振シート

制振材と言えば日東電工のレジェットレックスが定番ですが、今回はZHUBANGの製品を購入。選んだ理由はなんとなく!?なのですが、最近は国内外様々なメーカーから防音素材が発売されているので、気に入ったものを選んでください。

基本的はブチルゴムとアルミ表皮の構成で、ZHUBANGの場合、黒色タイプは銀よりもブチルゴムの品質が高い模様。私は安価な銀色タイプを購入しました。またメーカーにより厚みが異なるので注意が必要です。今回のアウトバックでは、最終的にラゲッジパネルが少々浮いてしまいました(後述)。

使用量は100mm×100mm×2mm 60枚を丁度使い切った感じです。

防音シート

防音材の種類も様々ですが、迷ったら日東電工のエプトシーラーということでこちらを選択。私は10㎜圧のタイプを使用しました。高周波帯に効果が有り、制振シートと合わせて使用します。耐熱性にも優れ総合的に安心な素材です。

ローラー

制振シートの接着に使用します。ベタベタしたブチルゴムは手で押しだけでも接着感がありますが、密着が大事なのでローラーを使用した方がベターです。下のリンクはあくまでも一例。こちらも様々な種類が販売されているので使いやすそうなものを選択してください。

脱脂材・ウェス

いつもは自宅のアルコールで適当に脱脂作業なのですが、今回はしっかり脱脂材を使用しました。合わせて使い捨てのタオルは1ロールでも車に常備しておくと何かと重宝しますよ。

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施工方法

▲ 新型アウトバック(BT)のラゲッジルーム、結構広いです。

▲ パネルを外すとスチロール材の小物スペースが。タイヤパンク修理キットなどが入っています。取り外し方は簡単、上に引っ張り出すだけ。

▲ スチロール材を外すと、タイヤスペースが出現。最低限の制振材が貼られていますが、叩くと結構響きます(苦笑)。特に下面は無防備感が凄いです。ここは工場出荷時からフェルト貼りされていても良い様な気がするのですが・・・

▲ 真上から見た状態。矢印の水抜き用黒いフタをめくると・・・(下の画像参照)

▲ 当然ながら地面が丸見え。後に面倒なことになるので、タイヤを入れる方はデッドニングせずそのままにしておいた方が無難です。

▲ 脱脂作業 施工面前提にスプレーし、ウェスで拭き取りします。

▲ まず制振シートをローラーで密着させながら貼り付け。予めカットされていると貼り付けは楽ですが、ハサミやカッターナイフでもカット可能です。

▲ 工場出荷時から制振処理されている部分に制振シートを貼るか迷いますが、叩くと結構響くので・・・

▲ 結局全面に貼ることに。かなりセンスの無い貼り方ですが、ど素人の趣味として良しとしましょう。

▲ エプトシーラーを貼り付け。大きさは1000×1000㎜で丁度良いかと思い、上に被せてみた。やはりそのまま貼るのは自分の技術では難しそう。

▲ 適時カットしながら貼り付け。失敗した。材料が足りないので今回はこの状態でストップ。雑な仕事が恥ずかしい・・・

▲ 後は元に戻せば作業完了なのですが、ラゲッジのパネルが浮いてしまいました。気になる方は材料の貼り方や厚みを検討した方がよいでしょう。私は、この不陸は見なかったことにします。

▲ 幸いにもラゲッジカバーを付けていたので、見苦しい部分は隠せた。

デッドニングの効果は?

近所の国道を時速60km/hで走行し、デッドニング前後の最大dB(デシベル)を比較してみました。防音対策はフロント座席マット下の静音シートを装着した状態での測定になります。

  • 施工前:68.1dB
  • 施工後:65.4dB

実際運転してみると、確かに若干静かになった気がします。数値的にも施工前は58〜62dB程度だったのが、施工後は約57〜60dB程度と60dB以下で推移することが多くなりました。瞬間的な最大値の差は出ましたが、実際感じる騒音差はそれほど大きくないのが正直な印象です。但し今回の施工は技術力の無さと、材料が足らずの面も影響しているはずで、しっかり確実な施工により防音効果が高まる余地は有ると思います。

私は施工して良かったと思うのですが、全ての方におすすめかと言えば微妙で、結論としては過大な期待をせずに、暇が有れば施工すれば良いと思います。但し車両全体の静音化を検討するならスペアタイヤ部分は欠かせない箇所と言えるでしょう。

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