CANONフルサイズ一眼レフカメラEOS5DmarkⅣからSONYミラーレス一眼α7Ⅲに変更しました。本記事では長年使用してきたキヤノン「EFマウント」からソニー「FEマウント」へマウント変更した理由について書いていきます。
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キャノン EOS EFマウント→ SONY αFEマウントへの変更
今までCANONのEOS5DmarkⅣを使用していましたが、A7Ⅲを中心としたSONY Eマウントへ変更することに。
浮気性だからか
それも否定できませんが、その他の大きな理由としては、ようやくメインで使用したいと思えるミラーレスカメラが出現したと思えたから。
これまでもミラーレスは使用してきましたが、あくまでもサブ機としての位置付け。それがα7Ⅲの登場で一変することになりました。
今回のマウント変更は、自分の撮影スタイルにα7Ⅲが合っていたというだけで、EOS5DmarkⅣが使い辛かったり不満があった訳ではありません。撮影状況が変化すれば再びEOSのレフ機を使うことも十分アリです。あくまでも私個人のケースであることをご理解いただければ助かります。
✳︎本記事はフルサイズフォーマットが前提の記事です。APS-Cやマイクロフォーサーズ機では趣旨が変わってくる点がありますので、そのことを初めにお断りしておきます。
レフ機からミラーレスにした理由は?
- 背面液晶画面でライブビュー撮影がしやすい
- 動体追従能力の向上
- バッテリー能力の大幅UP
- ボディの小型化によって携帯性が向上
メインの理由は上記の4点です。
以下にそれぞれの点について詳しく書いていきます。
背面液晶画面でのライブビュー撮影がしやすい
CANONデュアルピクセルCMOS搭載機はライブビュー撮影が十分可能です!
それでも変更する理由は、ほとんどの場面を背面液晶で撮影するスタイルだから。
ファインダーを使用するのは
- 重いレンズの使用時のホールドの必要性
- 背面液晶が見辛いとき
結局は液晶が見辛いか、ホールド性能が必要な場合だけなのです・・・
一番使用頻度の高いレンズがCANONのシフトレンズTS-E24mm F3.5L II。基本的には三脚使用ですが、手持ち使用時の液晶画面を見ながらのレンズ操作・・・これが案外使いやすかったりします。
それと相手と会話しながらの撮影がし易いこともライブビューのメリット。
ファインダーを凝視しながらの撮影は、相手に緊張感を与えてることも(勿論その緊張感が良い場合もありますが)。上手な方はサッとカメラを出して瞬時に相手の表情を逃さず撮影をするのでしょうが・・・自分にそんな芸当が出来ないのが悲しいです。
動体撮影性能も十分に
α7ⅢのAF追従性能はかなり満足できるレベルに進化しています。またAFエリアの広さも何気に便利なんですよね・・・・
「そんな隅の方でピント合わせしたって、解像しないじゃん?」
なんて言われそうですが。
確かにそうですね・・・。
ただレフ機を使用していて「もっとAFポイント!」と感じたことはありませんか?あと少しのAFポイント、これが結構助かること有るのです。
バッテリー能力の大幅UP
バッテリーのスペックを簡単に比較してみました。
メーカー | SONY | CANON | SONY |
使用機種 | α7Ⅲ | EOS5D markⅣ | α7Ⅱ |
使用電池 | NP-FZ100 | LP-E6N | NP-FW50 |
静止画 ファインダー撮影枚数 | 610枚 | 900枚 | 270枚 |
静止画 ライブビュー撮影枚数 | 710枚 | 300枚 | 350枚 |
電圧 | 7.2V | 7.2V | 7.2V |
容量 | 2,280mAh | 1865mAh | 1020mAh |
重量 | 83g | 80g | 42g |
本体内充電 | 可能 USB Type-C/マイクロUSB | 不可 | 不可 |
✳︎上の表はカタログスペックにつき、あくまでも参考としてご覧ください。
SONYのバッテリーNP-FZ100は以前のNP-FW50と比較し重量が約2倍増ですが、ミラーレスをストレス無く使用出来るレベルに達したと言えるでしょう。
以前使用していたα7Ⅱ+NP-FW50では、3本持以上の予備バッテリーが無いと一日を安心して撮影出来ませんでした。また旅先で複数のバッテリーを充電するのは正直面倒でした。
カタログスペックを比較すると下のような結果に。
- ファインダー撮影枚数はEOS5D markⅣのレフ機が圧勝
- ライブビュー撮影枚数はα7Ⅲを使用した方が幸せ
それを踏まえ実際に使用した印象は、
EOS5DmarkⅣはファインダー使用での静止画撮影なら1日1本のバッテリーで間に合っていました。
ファインダー撮影メインで動画撮影をしない方はEOS5D markⅣがオススメです。
一方EOS5DmarkⅣでライブビュー撮影枚数は約300枚で1日を乗り切るには心もとないスペックです。一方α7Ⅲの710枚で余裕があります。
実際に使用して、EOS5DmarkⅣでのライブビュー撮影は、みるみる内にバッテリーが消費され、気温やバッテリーの劣化度にもよりますが実際は250枚程が限界でした。ライブビューでの静止画撮影では1日2~3本の使用は必須でしょう。
一方でα7Ⅲの液晶ファインダー撮影枚数はカタログスペックでは610枚。本音ではもう一声欲しいところです。
さて電源供給面では、α7ⅢはUSB type-Cが搭載。PD急速充電対応ではありませんが、最近はかなり活用中。特にタイムラプス撮影時のモバイルバッテリーからの給電に重宝しています。
ボディの小型化で持ち運びが楽に
ミラーレス機への要望として、レフ機と比較して大幅な小型化があると思います。
確かにこのミラーボックスが無くなれば、簡単に小型軽量のカメラが出来るように思ってしまいます。
ただしミラーレスを快適に使用するとすればバッテリーも大型化しますし、フルサイズセンサーに対応レンズ自体が極端に小型化される訳でも無いんですよね。
もともとEOSはフィルム機時代からなだらかな形で収納し易かったのですが、今のSONYのフルサイズミラーレスシリーズの大きさは、持った感じとカバンへの収まりが丁度良いのです。
私が使用しているカメラバッグは今後ご紹介していきますね。
欲を言えば・・・ペンタ部分(上の三角山の部分)が無くなるともっと持ち運びが楽になるのですが・・・それは望みすぎですね(笑)
(2020.12.29追記)ペンタ部分が無くなったα7Cが発売になりました!魅力的な機種なのですが、残念ながらシングルスロット・・・導入には至っておりません。
小型化の弊害も勿論あり
勿論小型機の弊害もあります。
厳冬期のグローブを装着しての操作は難しいと言いますか、不可能なレベルです。
また各ボタン類の操作はし辛いので実際の使用感はEOS5DmarkⅣの方が比較に軍配が上がります。
まとめ
以上CANON EOS5DmarkⅣからSONY α7Ⅲに変更した主な理由でした。
購入以来α7Ⅲは常に持ち歩ける心強い相棒になっています。
大型のEOS5DmarkⅣでは出来ないことです。
心の常備薬と言いますか・・・ほとんど病気ですね(笑)
最近はCANON・NIKONそしてPanasonicなどのフルサイズのラインナップも充実してきました。
本音としては、もう少しマウントが統一されると良いのですが・・・。ちなみに自分はバッテリーのアップグレードがあればCANONのEOS Rを使いたいと思ったりしています。
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