今回の記事は物欲系で・・・。
現在ソニーαEマウントの広角ズームレンズを選定中でして、最終的に残ったのが以下の2本です。
- ソニー(SONY)・・・・FE PZ 16-35mm F4 G
- タムロン(TAMRON)・・17-28mm F/2.8 Di III RXD
Eマウントの広角レンズは豊富!
迷っちゃうよね。
最終的に2本まで絞ったぞよ。
それでは最終選考をスタート!まずは簡単に両レンズのスペックを比較したいと思います。
両機のスペックをチェック
SONY SELP1635G | TAMRON Model A046 | |
---|---|---|
ズーム方式 | パワーズーム (インナーズーム) | 手動 (インナーズーム) |
焦点距離 | 16-35 mm | 17-28 mm |
開放F値 | 4 | 2.8 |
レンズ構成 | 12群13枚 | 11群13枚 |
絞り羽根枚数 | 7 枚 | 9 枚 |
最短撮影距離 (Wワイド/Tテレ) | W 0.28m / T 0.24m | W 0.19m/T 0.26m |
最大撮影倍率 | 0.23 | W 1:5.2 / T 1:6 |
重量 | 353 g | 420 g |
フィルター径 | 72 mm | 67 mm |
それぞれ大きく異なるキャラの両レンズで悩む
写り・描写性能はどちらも満足できそうだね。
動画性能・パワーズームの有無で選ぶか?
それとも焦点距離・F値・最短撮影距離???
両方持っていても使い分けできそうだね。
今回のレンズ選びの悩みどころは、どのスペックに着目するかということになりそう。
量レンズの描写の違いはあれど、画質等の出力面のパフォーマンスについては全く心配していないんですよね。
以下にスペック面での悩みどころをチェックしながら、自問して行きたいと思います。
パワーズームは必要か?
SELP1635Gはパワーズーム搭載。
手動では難しいスムーズなズーミングを可能にしてくれ、動画撮影での強い味方になってくれるはず。
G〜GMレンズでパワーズームが搭載されるのは初めて(シネマレンズは除く)だと思うので、必要な方はSELP1635Gを選択するしかないですね。
ズームレバーで一定速度でのズーム、更に速度調整も可能
勿論ズームリンングも付いていて、手動でのズームも可能。
スチル撮影でもOK。
焦点距離の違いは悩みどころ
SELP1635Gの伝統的な焦点距離16-35mmに対して、Model A046は17-28mm。
両者とも動画では使いやすい焦点距離ですが、スチルも含めた普段使いレンズとして考えるとModel A046の17-28mmはテレ側が足りないかも。
日常使いも考慮すると35ミリは欲しいね。
また1ミリの差ですが、ワイド側17mmは物足りなく感じる方もいると思います。
広角域16〜17ミリまでは必要ない方も居ると思います。
過去の撮影データで使用頻度の高い焦点距離をチェックするのも良いかも。
F2.8 or F4 〜 絞り開放一段差は大きい
一番の悩みどころはここでしょうか。
Model A046の開放F値2.8はとても魅力的。
F4でも大体の撮影は賄えるのですが、室内ではF2.8の明るさが武器になるシチュエーションが多々あります。
また星景撮影でも活用したい方には、F2.8のModel A046の選択で幸せになれること間違い無し。
寄れるModel A046
Model A046のワイド側最短撮影距離は0.19m。
ムチャクチャよれますよね!
昔から寄れるレンズが多いタムロンのレンズ。
Eマウントの広角ズームの中でも接写番長なので、広角マクロ的な撮影を好む方ならModel A046一択ですね。
一方のSELP1635Gは決して寄れないレンズと言う訳ではなく、標準的なスペックと言えます。
軽さは正義か〜SELP1635G
SELP1635Gの重さ353gは激軽!
ワイド側も35mmまで使えることも相まり、普段使いレンズとしての必要要件を十分満たしてくれる重さです。
ソニーさんでも世界最軽量(諸条件あり)の触れ込みですが、これは驚異的数値!
前モデルのVario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSSの重量は518gでしたので、かなりの飛躍ですよね。
フィルター径
フィルター径67mmのレンズが多いのが、タムロンのかなり凄い特徴と言えます。
一見地味なポイントですが、システムを組む上でこれはかなり重要。
レンズの本数が増えてきて、フィルターサイズがバラバラだと、その出費は馬鹿にならないものが・・・
ステップアップリング一枚のフィルターを使い回すことも可能ですが、レンズフードが取り付けられなくなったりと弊害もあります。
まとめ
ソニー FE PZ 16-35mm F4 Gを購入決定!
かなり迷いましたが、今回はソニーSELP1635Gを導入することに決定。
- パワーズームは使いやすそう
- 動画レンズとしての機能が充実
- スチルでも十分使える性能
- 普段使いレンズとして、望遠側35mmの必要性
- 別に明るい広角レンズを所有している
動画のウェイトが高ければ、まずSELP1635Gの検討を
最新カメラ(α7ⅣやFX6)を所有していて、動画撮影機能を重視したい場合、ブリージング補正機能等が使えるソニーSELP1635Gを中心に検討した方が良いと思います。
ソニーSELP1635Gは動画だけでなく、静止画でも十分使えそうだ。
一方でタムロンのModel A046も決して悪い訳ではなく(むしろとても優れている)、手元に有れば使用頻度は高くなりそう。
タムロンはフィルター径67mmで統一出来る。それもF2.8で!
もしも、山や旅行用の広角レンズとして、迷わずModel A046を据えて、他の焦点距離のズームレンズを組み合わせたいところ。やはり明るい広角レンズが1本有ると被写体対応能力が格段にUPするんですよね。
そして、焦点距離17mm〜180mmを、ファイルター径67mmの大口径ズーム3本で構築出来る!!!更に開放絞り値F2.8で・・・これは凄すぎます。
今回はソニーSELP1635Gに決めましたが、別の日だったらModel A046を選んでいたかも・・・。
用途に応じて最適なレンズを選んでね。
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