カリマーのバックパック トリビュート40(karrimor tribute 40)のレビューです。本来旅行や出張に最適なリュックですが、最近は撮影旅行やハイキングに大活躍中。本記事ではカメラの収納例も合わせて紹介していきます。
カメラバッグでは得られない快適な背負い心地が魅力
重い機材も楽に運べるよ。
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tribute 40を使う理由
・トレッキング用バックパックの代用として
⬆︎トレッキング・ハイキング用として今まで愛用していたNikon×MILLET「アイガーグレッチャー33」ですが、残念ながらPCの収納力がイマイチ。私の場合、高地などのシビアコンディションでの撮影はしないですし、旅行や出張でも使いやすそうなバックパックとして行き着いたのが、tribute 40でした。
・トラベル用バックパックの代用として
⬆︎旅行・出張撮影の場合に最適なピークデザインのトラベルバックパック。カメラと他の荷物の収納性を両立しているのはさすがと言えます。しかし長時間背負うには重く、普段使いにはオーバースペック気味でした。体力が有る方には良いと思いますが、やはり普通に使う分にはtribute 40に分があります。
バッグの特徴
外観・機能性
- シンプル・クリーンな外観
- 背負い心地重視の軽量・柔らか目の設計
カテゴリーとしてはトラベル・出張用途のバックパックですが、チェストストラップ・ヒップベルト・ロードリフトストラップを備え、背負い心地に配慮された造りが特徴です。
嬉しいヒップベルト付きで、ハイキングや軽いトレッキングでも使っています。
フィット感が犠牲にされていないのが嬉しい!
チェストストラップはスライドすることで調整可能です。耐久性はまだ分かりませんが、取り外す必要が無いのは◎
ヒップベルトは普通のバックル式。やはりシンプルな構造が一番。
ヒップベルトは背後に収納可能です。小さめですがトラベル用としての役割は十分果たしてくれます。
コンプレッションで見た目すっきり
サイドコンプレッションで絞ると、ひとまわり小さなバッグに様変わりします。
コンプレッションベルトで見た目を細目にすることも可能です。
ベルトを締めた状態。サイドコンプレッションを掛けた状態でもメインコンパートメントにアクセス可能です。
収納例
ワンドポケット(サイドポケット)
サイドのワンドポケットの容量は十分。500㎖のペットボトルを入れた場合。
サーモスの500㎖を入れた。口は伸縮性が有り出し入れがし易い。
小型三脚であれば十分の容量ですね。
登山ではないので、好きな様に使えば良いと思います。
フロントポケット
⬆︎マップやガイドブックを入れるのに便利なフロントポケット。直ぐに取り出したいフィルターケースや折りたたみマットなどを入れています。
撮影機材置きとしても使えるマット。雪上のリュック置きにも使え、有ると何かと便利。
撮影には欠かせないフィルターケース。最大82㎜の円形フィルターが8枚収納です。
上部ポケット
筆記用具やメモ帳が収納できます。
こちらはサングラス入れですが、スマホを入れています。裏側のみフェルト地になっています。
ウォレットコードは短か目で、長さ約10cm
PC収納部
ファスナー付ポケットは手のひらがすっぽり入る位の大きさ。貴重品を入れるのに良さそう。
PCスリーブに13インチMacBook Airを入れたところ。16インチのMacBook Proも余裕です。
スリーブの内側はフェルト地ですが、何故か片面だけ!
メインコンパートメント〜撮影機材を収納
カメラのインナーケースを中心に収納しました。
- ロープロ ギアアップ クリエーターボックス XL II GRL
- (右)ダウンジャケット
- (下)シュラフ モンベル アルパイン バロウバッグ #7
バロウバッグ #7の収納サイズは∅14×28cm(3.8L)なので、着替えやアメニティー類などを詰めるのに十分なスペースです。
カメラバッグの様な硬めの生地ではなく、柔らか過ぎる点は少々我慢が必要です。
カメラインナーケースを開いた状態。大三元クラスのレンズを取り付けたまま収納可能です。
カメラはバッグ上部からもアクセス可能です。
⬆︎先にも紹介しましたがサイドに三脚もセット可能です。GITZO (ジッツオ) トラベラー三脚GT1545Tで、1型4段タイプのかなり小さめの三脚です。背負った時のバランスを考えるとこの程度のサイズが限界に感じます。
⬆︎ピークデザインのキャプチャーも取り付けできました。カメラバックとして、これ重要なのです。
その他機能
セパレートタイプのレインカバーも付属。
本来はレインカバー入れですが、サーモスボトルも入る。
背負い心地は?
ヒップ部のクッションは厚めで心地良い。全体的にソフトな背負い心地ですが、タウン向けなので本格的なベンチレーション機能は無し。
カメラと三脚積んでの1時間程度のトレッキング程度であれば疲れはかなり少なかったです。
身長165cmの小柄な人間(本人)が背負っても、大き過ぎという感じではありません。
一番肝心の背負い心地ですが、軽く柔らか目でコンフォート志向です。個人的にはとても気に入っています。但し汗をかくとそこそこ蒸れます。
まとめ
tribute 40が向いている人は?
- 旅先で多めの荷物を持ち歩く方
- 通勤・通学でPCや書籍、ドキュメントなどを持ち歩く必要がある
- 街からフィールドへと活動範囲が広い
- 外観より、あくまでも背負い心地重視
旅行や出張では欠かせないバックパックで、バックパッカーでも荷物が少なめなら本バッグパック1つで旅に出ることも可能です。私が購入したガンメタル色は、街中では野暮ったいですが気にしていません(笑)。外見より収納力と快適性を取るならtribute 40はおすすめです。
カメラバッグとしても使えるか?
結論としては、インナーケースを用いカメラバッグとしても使用可能です。
但し、機材の出し入れの容易さはカメラ専用より確実に劣るので、テンポも重要なモデル撮影や取材撮影には向きません。
やはり一番のメリットは登山用バックパック並に身体へフィットが可能なところです。重いカメラとレンズで肩こりに苦しんでいる方にとって、この上ない助けになるでしょう。
身体への負担を最優先するならtribute 40だ!
最近はインナーケースも豊富なので是非活用しましょう。
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