今回レビューするの撮影機材はGodox(ゴドックス)のスモールLEDビデオライト LED 36です。
持ち運びがしやすい小型軽量の撮影用ライト、結構活躍する機会が多く重宝しているんですよね。VLOGやスチルでのマクロ撮影・ストロボ補助光として中々の使い勝手の良いライトなのです。以下に詳しくご紹介していきたいと思います。
Godox LED 36 Overview 製品概要
テクニカルデータ
バッテリー | 単3電池 2本 |
パワー | <1.3W |
使用時間 | 約1.5時間 ( アルカリ電池使用時 ) |
色温度 | 5500-6500K |
照度 | >260LUX(0.5m) |
照度調整 | 無段階 |
LED数 | 36個 |
使用可能温度 | -10〜40℃ |
サイズ | 70-89-38mm |
重量 | 80g(電池無しの場合) |
(備考) 防滴・防水機能無し
製品内容
製品は至ってシンプルです。
- 本体
- ロック用パーツ
- 取扱い説明書
- 保証書
使い方
もはや使い方は説明不要ですよね。
- 単3乾電池2本をセット
- パワーオン
- 照度コントローラーで照度調整
- 使い終わったらパワーオフ
強いて言えば乾電池を入れるコンパートメント部で(+)と(−)の端子の形状が全く同じなので電池の入れ間違いに注意するくらいでしょうか。
特徴
本体四方にコールドシューが〜マルチアレイにセッティング可能
本体4辺に設けられたコールドシューのお陰で、シューが付いているLEDライトであれば増設し、光量UPが可能。マイク等の取付も出来てしまいます。この辺はナイスアイデアですね。
自分的はライトを増設することは無いですが、別角度からは照らしたいので後もう一台あっても良いかなという感じです。
ロック用パーツ 1/4インチネジ有り
ロック用パーツは片面がコールドシューのみ/もう一方がコールドシューに1/4インチネジが切られています。撮影機材の汎用的なネジなので三脚に取り付けすることが可能。
↑ こんな感じにミニ三脚に取り付けたり
↑ もちろんゴリラポッドにも!なんだか可愛い(笑)
軽い!136g
エネループを入れた状態で136g
単3電池 2本で稼働 電源確保で困ることは少なく◎
この手のLEDライトは専用リチウム充電池タイプのものも存在していますが、本製品LED36は単3電池2本で稼働するタイプ。安定したパワーが見込める専用充電池か手軽な乾電池かは意見が分かれるところ。自分の場合このクラスのライトであれば乾電池の方が使いですね。万が一の際、単3乾電池であれば入手に困ることもないですし、エネループも使いたいですし。
エネループで使ってみた
取説には絶対アルカリ乾電池使用とは謳われてはいませんが、多分アルカリ乾電池が基準なんでしょね。
テクニカルデータではアルカリ乾電池の使用での発光時間は約1.5時間と記載されています。
自分は照明機材でエネループを常用しているので、今回満充電のエネループでどれくらい使用可能か試してみました。。
結果は最大照度で6時間程光っていました。充電池の場合LEDの性能が最大限発揮されないでしょうが、十分使用に耐え得る明るさに感じます。(照度計持っていなくて主観ですが・・・)
但し4時間程発光させた時点で照度のコントロールが出来なくなってしまいました(汗)電池を入れ直しても改善せず、フレッシュな電池に入れ替えたところ改善。やはり確実に使うにはメーカー様が仰せの通りアルカリ乾電池使用で約1.5時間が目安になるのかもしれませんね。
この辺は自己責任でお願いいたします。
被写体に光を当ててみた
残念ながらモデルさんなど居るはずもないので自宅の人形で試してみます。
↑ LEDライトから50cm離れた場所に人形を設置
光の強さを最弱・中間・最大の3パターンで比較してみました。
被写体から50cmでこの位の明るさなので、VLOGで暗い場所で自撮りする程度であれば何とかいけそうですね。ただし明るい場所でガッチリ照らそうと思えば1灯では足りないかも。
この被写体の場合、別な角度からもう1灯欲しいところです。2台使ってマクロ撮影も良さそうです。
まとめ
以上Godox(ゴドックス) LED36のレビューでした。
小型軽量でバッグの隅に常に入れておきたくなります。ストロボを持たない時でもこのライトは是非常備しておきたいですね。
敢えて足りない部分をあげれば色温度調整が出来ない点ですが、コスパに優れた本製品、とても求めやすい価格なのでこの辺は致し方ないところ。
VLOG・マクロ撮影・ターゲットライト等に、活用範囲がとても広いお勧めLEDライトです。
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